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皆様より寄せらせた 栄光の体験記。役にたつお話・・・
 2005年版(1)

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■1 今年も登ります

30才 女性
 一昨年、同僚に誘われ初登山!仕事で毎日歩いており(普段は車がないので、移動はすべて徒歩かチャリンコ)、体力に自信もあったので特別に準備もせずに登りました。しかもとーっても無謀な、「深夜明け・チョッと仮眠後夜間登山」です。夜でもにぎやかな河口湖登山道。しかもはじめは下り坂。これで浮かれたバカな女2人組は、ハイペースで歩いていきました。結果は見事・・・高山病にて8合目で玉砕です。

 悔しかったので、去年9月に再チャレンジしました。一昨年の失敗から学んだこと。それは
 1.睡眠不足は大敵
 2.足腰の筋力は、普通に生活していれば特に鍛える必要はない
 3.必要なのは、心肺機能の強化
 4.脱水を起こさないよう、水分は少量ずつこまめに摂取 この4点です。

 歩くのが遅いので、去年は1人で登りました。息が上がらない位、ゆっくりしたペースで登りました(5合目から8合目までで3.5時間。10歩歩いて深呼吸といった感じ。筋肉痛もナシ!)、東洋館で1泊、朝食も食欲はありませんがおなかに少し入れておき、ご来光を見てから登山開始。とにかく余裕を持って行動です。4.5時間かかり頂上到着。しっかりお鉢めぐりもし、途中であった同じく1人登山の女の子と仲良く下山。
 
 この時も、頭痛や睡眠中嘔気で目覚めてしまうなど、高山病の症状が出ましたが、深呼吸で良くなりました。やはり心肺機能が重要ですね。また山小屋で出会った人が、「頭痛時にはバファリンを飲め!」というので、飲んでみました。これには山小屋のおっちゃん、「ホントは飲まないほうがいいんだよ」とぽそっと言ってました。飲んだ後に言わないでよー。←結局どっちがいいのかわかりません・・・。

 今年はにぎやかな7・8月に登ってみようと思います。

■2 登りました 東京都 40歳男 doraneco

昨年初めて富士山に登ったという友人に「今年は一緒に登ろう」と4月の終りに誘われ、はじめは乗り気じゃなかったが、毎週末奥多摩や秩父の山をハイキングして段々“その気”になってきて、7月3日の日曜日に初めての富士登山にチャレンジしてきました。

「後悔しない富士登山」のHPを隅から隅まで読みあさり、山小屋がたくさんある河口湖口からの登山に決めました。当初7月下旬から8月初旬に登る予定でしたが、今年は富士スバルラインが長期のマイカー規制と知り、7月4日にしました。

深夜0時に五合目駐車場到着。満天の星空を眺めながら2時間ほど休むつもりが、1時間の休息後【01:00】ちょうどに登山開始。

【02:30】七合目到着。月が新月に近い分空に星はいっぱい見えるが、月明かりがほとんど無いため頭に付けたヘッドライトの灯りだけが頼り。

【03:55】3100メートルの八合目到着。寒暖計が夏なのに6℃を指していた。

【04:15】八合目の二つ目の山小屋到着。ご主人の「もうすぐご来光が拝めるよ」の言葉に、ここで日の出を待つ事にした。

【04:30】雲海の中を真っ赤な太陽が昇って来た。神秘的な光景に思わず息をのんだ。
地平線や水平線の日の出のように、雲の一番奥から陽が昇ると思っていたら、雲海の真ん中から陽が昇ってきたので「太陽って一番奥に見えると思っていたけど違うんだな」などと独り言を言ってたら、横にいた外国人の女の子に「私もそう思ってた」と綺麗な日本語で返答があり、びっくり(笑)

この八合目辺りが一番キツクつらい。岩場で足場が悪く、しかも急斜面。
かなりスローペースになった。

【07:15】九合目の鳥居に到着。
八合目からこの鳥居はすぐそこに見えるけれど、なかなか到着しなかった(苦笑)
高山病と思われる人がこの辺りでだいぶヘバッていた。

ここから山頂も目と鼻の先に思えるが、急勾配でここもキツイ。
ちょっと歩いては休み、ちょっと歩いては休みの繰り返し。
やっと石の階段を登り、【07:55】富士山山頂到達。
【所要時間6時間55分】

しばし休憩し、天気がいいので時計回り(右回り)で最高地の「剣ヶ峰」まで行ってみる。
右回りだと最後に結構キツイ急勾配の斜面を登らなければならなかった。
休み休み進んで、【09:30】日本で一番高い3776メートルの頂点に立つ。
そのまま火口一周の「お鉢巡り【所要時間(かなりのんびりで)2時間】」をし、山小屋で昼食&休憩。

正午【12:00】に下山道から下山開始。
下山は霧がかかり視界が悪く、衣服も結露したみたいに露が付いてしまう。何の変哲も無く、視界も悪い砂れきの道は正直言って飽きる。20分歩いて5分休むの繰り返しでひたすら歩く。
【14:20】七合目のトイレに到着。
六合目を過ぎ、今度は上り坂を歩く。このたいしたことない坂が結構疲れる。
【15:30】五合目駐車場到着。【所要時間3時間30分】初の富士登山は無事成功。

山頂に着いた時は二度と来ることも無いだろうと思うくらい辛かったけれど、
一夜明けたらまた登ってみたいと思わせる魅力的な山でした。
皆さんも是非登って見てください。
天候と高山病の対策さえOKなら普通の人なら絶対登れるはずです。
なぜなら普段運動しない、近くのコンビニにも車で行く体重100キロの40歳の男でも、二ヶ月の週末だけのハイキング訓練で富士登山“初”で登頂達成できたのですから(^_^)v

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■3  富士山体験記『二度目の登頂』 河口湖口

 今年は、父(60代)と妹、私と友人2人(20代)の5人。7月2〜3日にかけて行って来ました。 


 13時前に5合目(吉田口)に到着。14時過ぎに、ゆっくりしたペースで登山開始。ツアー団体もひとつくらいしかなく、登山道はがらがら。6合目を過ぎる辺りから、空はきれいに晴れ。喉が渇いたり、お腹が空いたりと余裕のある登山でした。
 しかし、7合目辺りから父が高山病になり、8合目すぎて限界。心臓がはちきれそうだったそうです。登山が趣味の父にしては珍しいことでした。私も友人も、軽い高山病なのか、少し歩いただけで苦しくなってきました。
 19時すぎ。予約していた8合5尺の山小屋を止むを得ずキャンセル。目の前の蓬莱館でお世話になることにしました。この時期は、本当に空いていて布団は一人一枚(寝袋と布団好きなほうを選べました)。普通に眠れる状態でした。蓬莱館は、様々な面で良心的で親切な山小屋でした。またお世話になりたいです。
 1時すぎ。頂上目指して出発。登山道は少し列が出来ている状態でした。父も回復した様子。
 しかし、本8合目で妹が不調を訴え、父と妹は登頂を断念。富士山ホテルで休むことになりました。父も妹も(私も)殆ど寝付けなかったのです。
 私と友人の3人は、再出発。少し上で御来光を拝みました。頂上からとはまた違い、低くから眺めるためか少し近い気がしました。やはり御来光は有り難く、神々しいものでした。

 寝不足の私と友人の軽い高山病は続き、やっとの思いで7時半に登頂。かなりのゆっくりペースでの登頂。明け方晴れていた頂上も、霧の中でした。時間と体調の関係で、お鉢巡りは断念。
 下山もやはり果てしない道のりでしたが、新たに購入した2本のストックのお陰で、昨年よりは大分楽でした。

 やはり装備は万全に。何が起こるか解りませんので持って行って無駄なものは無いと思いました。また、水は薬局で売っている「酸素10倍水」というのがオススメです。それと、なによりも睡眠。これは本当に大切だと思いました。耳栓はやはり良かったです。
 それと、携帯ですがDocomoとauは大体使えました。DocomoはFOMAでも大丈夫でした。トイレは水洗のきれいなところが増えました。山小屋の料金も、変わらずでした。

 今、相変わらずまた登りたい気持ちで一杯です。
 父も「来年は準備(睡眠)をちゃんとして、登頂しよう」と息巻いています!!

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■4 7月7日の登山報告です。

富士登山の準備をする際に、ココのサイトは非常に役にたちました。
登山方法は人それぞれですので、自分が登ってきた一例をご報告します。
(ちなみに2004年の18の体験記の者です)

自分の日程は、7月6日夜発で夜行日帰りです。
スバルライン5合目の駐車場に16時30分ごろ到着、あたりには車が5〜6台ほど。
去年と大違いです。(去年は超満員でした)
今年はマイカー規制が早いので予定をかなり繰り上げました。

20:40、登山開始。外はやっぱり寒い。
夜登山している人が自分しかいませんでした。(平日で7月初旬ということもあり、まだシーズンとはいえないようです・・・)
22:20、7合目 通過
23:52、8合目 太子館
00:57、8合目 元祖室
01:31、8合目 富士山ホテル
03:40、頂上到着
今回は去年と違ってペースが全然あがりませんでした。ちょうど7時間ですね。

途中で登山者を抜きましたが、やはり少ないですね。ツアーで来ているかたも一組だけ?!でした。
去年の失敗をもとに入念に準備しましたが、あともう1枚余分に防寒着をもっていればよかったですね。
今回の天候は6日は曇り、翌7日は晴れ、月明かりがまったくなく風が強かったです。
さいわいにも頂上でのご来光は拝めました。
写真をとったあと、すぐに下山。
マイカーにもどったのは7時45分、約3時間でした。

是非、皆様もトライしてください!!

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■5 初めての富士登山 7合目で悪天候のため下山
7/9・10で須走口より富士山初登山してきました。
出発までに貴HPを参考にさせて頂き、準備万端で出発しましたので体験記を投稿させて頂きたくメールいたします。

43歳(男)7/9薄曇り
10:30 電車と登山バスを乗り継ぎ須走口新5合目到着ここで椎茸茶を頂きながら1時間程休憩・準備・ストレッチで身体を慣らす
11:30出発 普段早歩きの為に意識的にスローペースで歩きましたが、途中からは疲れて自動的に超スローペース(^^;)森を抜けて高山植物を見ながら歩き続け「6合目まであと10分ガンバレ」の看板を見たときは嬉しかったです(20分かかりました)
12:40新6合目到着 この辺から霧が濃くなってきました、20分休憩で出発
13:40本6合目到着 霧で洋服が濡れるので早めにレインウェアを装着(これが大正解でした)
間もなく雨が本降りになりました。横から身体にたたきつけられる大雨と下から聞こえる雷の音を聞きながら上も前も見る事が出来ずに足下を見ながら登山ロープを頼りに歩いていたら、いつのまにかロープの外側を歩いてしまい怖かったです。途中で頂上の方から雨水が大量に滝の様に流れ落ちていく場所があり、暫し見とれていました。
15:00 大陽館到着 シーズン初めでお客は少なかったハズでしたが、余りの大雨の為に緊急避難の方達が多く満員状態でした。
びしょびしょのレインウェアをビニール袋に入れて枕元に置きますが、適当に入れたのが大失敗!翌日内側まで濡れてしまいました。外では雨宿りする方達も居てタバコを吸うことも出来ないので、寝る以外にする事がないのが1番辛かったです。(雨宿りの方が居なくなっても外に出れる状態ではなかったです)スローペースと休憩&意識的な深い呼吸で心配していた高山病は皆無でした(^^)降りしきる大雨に翌日の登山と御来光を半ば諦めつつ午前4:00雨音の代わりに「ご〜」と言う凄い音がしているので外へ出てみると立っていられない程のもの凄い強風でしたが、少し明るくなっていて御来光の予感。
4:30強風と寒さの中で御来光を見ることが出来ました。
(諦めていただけに感動しました、山小屋の方の話しでは8合目以上では見られなかったとの事)

5:00朝食後 今後の予定を考える...
山小屋の方の話では山頂に傘雲が、かかっていて雨の予感&風は当分このまま行くか降りるかの葛藤がありましたが、強風・大雨の中登っても何も富士山に修行に来た訳じゃないし、ここまで来たことで自信もついたので、残念でしたが下山を決めました。(殆どの宿泊客は下山したみたいです)
6:00帰りの砂走り...強風の中バランスが取れずに怖かったです。途中4回程転びましたが1時間程で砂払5合目到着
8:00須走口新5合目に無事到着
正直な気持ちではゴールではなくて「振り出しに戻る」って感じで7合目にセーブポイントがあれば...次回そこからリスタート出来るのに...(^^;)新5合目でリベンジを誓いました!
バスの時間には3時間程ありましたが、山小屋の人に頼んでタクシーを呼んで貰い、他の方との相乗りも交渉して頂いたおかげでバスと同じ料金で御殿場駅まで帰れました(感謝)

携帯電話(Vodafone)は新5合目では洋式トイレ前でOKでした。新6合目・本6合目の山小屋敷地内ではOKですが7合目大陽館では圏外で使用出来ませんでした。下りでは途中全域圏外でした。
山頂まで行けなかったのは残念でしたが、下山判断は間違っていなかったと思いますので、スケジュール調整して何とか8月中に再挑戦したいと思ってお
ります。

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■6 初!!富士山(河口湖口)

7月9〜10日、20〜30代の女性3人でで富士山に登ってきました。
3人中、私を含め2人が登山経験は高尾山のみの初心者。
後の1名も初心者に近く、『後悔しない富士登山』がとても頼りになりました。

ツアーを決定するに当たり、登山用品を購入したお店の店員さんに、「初富士登山は、ガイドつきのツアーで行くより、自分たちのペースでゆっくり登ったほうがいいよ。」と聞き、ガイドさん無しで、7合目の山小屋に泊まるツアーにしました。
(実際、登山中他のツアーのグループを見ていて、体力がなく、すぐに休憩していた私には、ガイドさんつきのツアーは無理だと感じました。)

1日目は途中から雨になり、2日目の登頂とご来光は断念かと思われましたが、23時頃には雨が止み、山頂に向けて出発することができました。
2日目、夜の登山はきつく、山頂でのご来光には間に合いませんでしたが、4時35分頃9合目辺りで休憩していると、風が吹き雲の切れ間から、諦めかけていたご来光を見ることができました。
その後、5時50分頃、無事山頂にたどり着きくことができました。

山頂郵便局へ行きたかったのですが、あまり天候が良くなかった為、山頂のお店の人に相談し、天候不良と、私たちの体力を考えて断念。駄目もとで、お店の人に「山頂郵便局に行かなくても、山頂郵便局に投函する方法はありませんか?」と聞くと、そこのお店で買ったハガキで書いたものは代理で投函してくれるとのこと。私はハガキを準備していたので、それを伝えると、何かお土産を買ったら代理で投函してくれると、交渉成立!!
旅の恥はかき捨て?で、言ってみるものだなぁ♪と、大満足。ありがとうございました


6時45分下山開始。
コレが悪夢の始まり。私にとって、登山の何倍もきつかったです。
永遠に続く下り坂で、膝と、大腿が・・・
11時30分、半泣きで5合目に到着。

登頂、ご来光、山頂郵便局での投函、この3つが初登山で叶ったので挑戦して良かったです。
次の日。両足が歩くのも辛い筋肉痛になったことは言うまでもありませんが。

■7 大陽館での天体鑑賞

本格登山経験のない40歳男性が、その昔通った須走小学校訪問を兼ねて、ガールフレンドと二人で7月8日(金)?7月9日(土)に須走口から挑戦しました。

・品川駅(8:00)ー新幹線こだまー三島駅ー東海道線ー沼津駅ー御殿場線ー御殿場駅(10:00)※気温30度、曇り
・御殿場にてレンタカー借用ーふじあざみラインー須走口5合目(11:00)※気温20度、曇り
 ※200台のスペースに駐車台数は20台ほどでしょうか?余裕でした。
 ※案内所にて須走口登山マップゲット

・早めの昼食兼ねて体慣らして登山開始(12:00)
 ※垂れ込める雲で山の姿はまったく見えず。麓に溜まっている雪解け水が蒸発し終わるまでこの状況が続くとのことでした。
 ※樹林帯は景色に変化がなく、風がさえぎられるため、新6合目の長田山荘までが一番長く感じました。

・本6合目を過ぎたあたりから、軽い動悸や頭痛を自覚しつつ7合目大陽館到着(15:30)※気温10度、晴れ
 ※17:00の夕食まで余裕がありましたが、早めのチェックインで一番奥の静かな?寝床に案内してもらいました。
 ※定員の1/5程度の宿泊客でしたでしょうか?4人用ベッドに二人でゆったりとすごせましたが、ダブルベッドほどのスペースに4人分の掛け布団が重なてあるため、重くて眠れないという情けない目に遭いました。遠慮なく余分な布団は剥がしましょう!
 ※噂どおり充実の食事とオーナーの登山レクチャーで、皆の気持ちも盛り上がります。
 ※食事後は、まだ日も高い18時半ですが、深夜出発組が就寝を始めます。基本的にベッドでは終日物音を立てづらい状況でした。
 ※4時半のご来光に備え、21時就寝。夜空には地平線まで広がる満天の星空。人工衛星が星のように光り動くさまも観察でき感動しました。
 ※深夜1時30分、1/3ほどが頂上でのご来光を目指し出発。どうしても目が覚めてしまいます。

・起床、ご来光鑑賞、朝食後出発(6:00)
 ※蛇口はありません。バケツの水をシェアして使うので、歯磨きなどちょっと不自由します。

・頂上到達(8:40)※気温0度、晴れ、強風
 ※大陽館の指導が効きました。「始動はスロー」「一歩ずつ体重移動」「しっかり吐けば酸素は入ってくる」の3点に注意していたら、何の苦もなくイーブンペースで登頂できました。感謝感謝です。

・ビール、甘酒をあおり、お土産買った後は、あまりの寒さに滞在30分で下山開始
 ※下山全体を通して、快適と思える砂走りは少なかったですが、ひざや足首へのダメージが非常に少なかったと思えます。
 ※最後の5合目付近でブル道から登山道へ戻され30分下るのはなかなかしんどいものです。改善が望まれます。

・5合目到着(13:00)
・温泉センター「天恵」にて昼食、入浴(15:00)
・御殿場駅到着 レンタカー返却(16:00)
・品川駅到着(18:30)

総括:
・天候にも恵まれ、体調管理も上々の初登山でしたが、当HPで推奨コースを紹介いただいたおかげだと思います。感謝です。
・下界の景色(夜景)も堪能するなら、9月以降がいいようです。(山小屋談)
・交通費、宿泊費、食事代などで一人25000円程度でした。
・山小屋や登山道、駐車場の混雑を避けるため、平日を使うパターンを皆さんにもお奨めします。

■8 富士山登ってきました! KKさん

7月9・10日に吉田口から登ってきましたが、土曜日の昼頃登り初めて間もなく雨。。。
はじめはパラパラだったのに、だんだん雨あしが強くなってきて、渋々大奮発して購入した2万円の雨合羽が大活躍でした♪
8合目の山小屋まで4時間かかって、笑われました(^^;)
朝起きて、まだ雨が降っていたら山頂を目指すのをやめようと思いましたが、風は強かったけど雨はなんとか止んで、下の夜景もものすごくキレイに見えていたので、登る気になって出発したのに・・・日の出直前に霧が。。
私の高山病も生あくびしながらギリギリのところで頑張ってましたが、霧とともに気持ち悪いのもやってきて、御来光は霧の中で一瞬だけ見えました。。(山頂での御来光には間に合いませんでした・・)みんな、わ〜〜!!って喜ぶ中、私は気持ち悪すぎて、もうどうでもよかったですけど。。

長すぎる8合目にやられて、9合目手前で『下りたい。。。』と、口にしてしまいましたが、もう下山道から離れてしまったから、登るしかないよ〜と言われ、、、友達の旦那様にリュックを持ってもらい、なんとか山頂に行くことができました♪(>_<)
せっかく山頂に行ったのに、濃霧で何も見えませんでした。
帰りの最後の登り坂。。。トドメを刺されました。。。
歩いている最中、堀口さんのホームページに書いてあったとおりの現象が起きて、あ!これこれ。。書いてあったな。。なんて思いながら歩いてました。

私は2度目はないかな。。。おもしろかったと思えるのにはもう少し時間が必要みたいです。
富士山に登りながら、下りてくるまで1度も姿を見ることができず、全貌を見たのは帰りのお風呂屋さんからでした♪
私の初富士登山記録でした(^^)/~~~

■9 51歳男の初めて富士登山

以前から、いつかはしてみたいと思っていた富士山に登ってきました。実は半年前大阪より転勤で横浜勤務になり距離的に無理をしなくても何とか上れるのではないか?と考えたことが決心を後押ししてくれました。まずはと web検索ししたところ こちらのHPにあたりました。ざっと読ませていただき須走り口からのぼることにしました。まずは同行の師をと知人に声をかけたのですがだれも行きたがらず仕方なく一人で登ることにしました。関東近辺では富士登山の苦しさはかなり有名らしく、周りの人のかなりの人が登った経験者だと思っていた私には意外でした。実際に登山中 知り合いになった人は全員 関東圏以外のひとか、私のように転勤組でした。ただ たまたま関東圏の人と知り合いになれなかっただけかも知れませんが.....。
さて登山予定日を7/15より一泊2日に一旦決めたのですが15日どうしても会社を休めなくなり かなり混むであろう連休の7/16〜17に決めたのは7/3でした。山小屋予約はもう無理かもと思いつつ予約の電話したところ8合目江戸屋さんをゲットできやれやれ。天気予報の確認が毎朝の日課になり ほとんど雨に打たれながらの登山を覚悟しました。梅雨があがらないんだもの。前日の15日は仕事を驚異的速さでかたずけて20:00で退社。すぐ 近くのダイエーで非常食 他を購入し帰宅し、ザックの中身の最終チェックして23:00寝た。
 翌朝5:40家を出てJRで御殿場駅。バスで須走り口新5合目に着いたのが9:10。おいしいお茶をいただいた。金剛杖900円購入した。お店の人は観光地にありがちな雰囲気がなく素朴で好感がもてました。

 1時間は高所順応のつもりが 実際には9:30出発した。最初の30分の林中で早くもばて気味に・・・。ほんまに頂上にいけるんかいな。と思いつつだらだらと登ると急に林を出て須走りの端に出た。正面に富士山が全容を現した。思わずカメラを取り出す。わずかに煙っている。岩場と地道のような登山道を登っていった。ずーと登りで たまに2〜3mの平地に出くわすとほっとする。足を一歩ずつ持ち上げて行く動作が(坂だから当たり前)これだけしんどいとはおもわなんだ。気を抜くと足の上げ方が少なくなり、つまずいた感じになる。25分歩いて5分休憩を考えてたが1回目で やめじゃ になった。休みたいときに休むことにしたら、休み時間中の体力回復が早くなった感じで、我ながらペースアップした。犬2頭いる山小屋に着いた。名前は失念。しばし休憩。須走り口は人が少ないと聞いていたがこんなんで山小屋さんは採算が取れるんかいななど余計か事が気にかかる。休憩者4名だけ。だれもなにも買わない。小屋の従業員の方もひまそうで登山者の一人と犬談義していた。従業員によるとこのルートが一番登り易く景色に変化があり当人も好きとのこと。HPの内容と合致して私も密かに、にんまり。心配していた天気は曇っており、暑くはなく登るにはよかった。
 林はいつの間にかなくなり低木と岩場が続く。瀬戸館2700m着11:10。登山者多し どんどん登る。12:45太陽館着 名物の犬がいない。ひょっとして最初の山小屋の犬がそれだったのかも。パンフで3090mを確認。心配な高山病の兆候なし。このあたりは木が無い。草がまばらだ。このあたりのなると今日の泊り8合目江戸屋着が14:00迄には着きにそうなのがわかってきた。予定に余裕をもちすぎた。まあ天候がよかったからだ。
 13:50 8合目江戸屋着。しばらく前のベンチで休憩。意を決して中に入り予約者といい確認をもらう。多少時間がかかり不安になったが確認が取れ2食付き8000円支払い 宿帳記入後ベットに案内された。幸運にも端っこでかつ窓の横、ただし布団1枚に2名の割合。カーテンを開ければうまくすると ご来光が拝めるかも。うひひひ。私は夜中にご来光のためだけに頂上に行く気は毛頭無いのである。

 時間が有り余るので14:30出発頂上をめざす。14:50本8合目胸突き江戸屋着。ここからが長かった。が鳥居を2つくぐりあれっと思ったら頂上だった。  

 15:50着。念のため写真を撮ってる人に聞いたがやはり頂上間違いなし。富士山頂上浅間大社奥宮の石碑前で記念撮影。しかし寒い。はく息が白い かつ 風がある。宿にザックを置いてきたため着るものが無いからだ。なんと うかつな私。それでも1000円の牛丼と600円甘酒を飲み16:50頂上を後にした。
そこで大失敗。下山道路をぶらぶら下り 着いた と見ると見晴館だった。下りすぎたのである。高度差100m見上げると、はるか上に江戸屋が・・・。むなしい。宿について夕食のカレーを食べた (いくらなんでも少量だ)頂上で牛丼たべて正解。 お酒1合600円を飲みサンダルを宿でお借りして前でぶらぶらしていたら宿の裏で寝転んでる数人の男性と目が合った。と一人が立ち上がり私にいくらなんでのひどいと言う。話を聞くと一組の布団で二人寝らされるなんてどう思うか?とのこと。同行女性のために我々は場所を譲ったんだとのこと。外で寝る気なんだ。と たまげてしまった。標高3350mだと夜は零下だよ。テントも寝袋もなしで?雨でも降ったら死ぬよ。 私が、山小屋ではそれは仕方ないんだよ。 といったら彼は山小屋へ交渉のため?か入っていった。ちなみに私の場合真夏で平地であっても寝袋が無い場合は、夜寒くて寝ることができませんでした。後で見に行くと彼らはいませんでした。人ごとながら心配になったが交渉成立したんでしょうかねえ。することが無いので19:00宿寝した。耳栓のおかげと 疲れで気持ちよく寝れました。

6:00起床ただし途中なんども ご来光確認したが 曇っておりかつ時折激しく雨が降りご来光は見えませんでした。荷物の整理と行動計画を練り7:00より朝食。そのころになると私以外には3名の老人グループしかいませんでした。7:30再登り開始 天候曇り太陽は見えず。が下界の視界は良好

 8:35登頂。即左回りでお鉢回り。風がすごい。帽子のあご紐は必要な装備と痛感。雨具を着込みフードを被り帽子を守った。寒さもかなりで7〜8度位かも(息が白い)写真はバンバン撮った。しかし初めて見た景色でこれを荒涼たる風景というんだと納得。富士山測候所まできた。日本最高峰富士山剣ヶ峰石碑で記念撮影。目が合った外国人と撮りっこした。ゆっくりと一周完了

  

 11:10。即下山開始最初は慎重に、 しかし慣れてきたらどんどんはやくなった。須走りでは追い抜き時以外は小走りとなった。時々休憩し、結局ジャスト2時間で須走り新5合目まで降りてしまった。13:10着。お土産に溶岩糖を買った。13:45発の臨時バスに乗り御殿場駅へ。電車に乗りこむと眠気が・・・。家に着いたのは18:00ごろ。

●持って行ってよかった物

耳栓、ジェル状の飲み物、ソーセージ4本(非常食)結局、間食として食べた、チョコレート(休憩毎食べた)、スパッツ、ぶかぶかのズボン(通気性よく足が楽に動かせた)、
2Lのお茶、休憩時少しずつ飲んだ(次回は3Lもっていきます)、カメラ、タオル

●もって行ったが使わなかったもの

 毛糸のチョッキ、カメラ用予備バッテリー、懐中電灯、カロリーメイト(水が多くないと食べにくい。少し食べてやめた)
持って行けばよかったと悔やんだもの
気温計、ウイスキー小瓶、耳が隠れるつばつきの帽子(あご紐つき)
太字はお勧め品

●感じたこと

 富士山はなめてはだめ。準備や情報をよく仕入れてから登るべきだ。第三者に迷惑をかけたり、又 下手すると死ぬよ。
強靭な体力が無くても十分登れる。ただし気力(根性)は必要。小学生低学年の子供や優に70歳を超えた人、かなり太られていた方なども頂上付近でよく見かけた。
 マナーのよい人がほとんどで気持ちよかった。ほとんどゴミは落ちていなかった。中にはゴミを拾って袋に詰めて(さびだらけの空き缶など明らかに自分で出していないと思われるゴミを持って)下山している若者もみかけた。私も自分で出したゴミは家まで持って帰った。
 疲れをためない工夫をすること。体調に合わせ休憩時間や間食、水分を補給
 高山病にかかったらどうするか具体的に考えておく。

このHPをみてほんとによかった。たいへん参考になりました。

■10 ありがとう (62才女 単独行)

 このホームページを見て一人でとうとう富士山に登ってきました。京都のほうから河口湖5合目登山口に行き、アタック。62歳女。宿情報、バスの電話番号、所持品その他、お役立ち情報をしっかり読み、わくわく出発。太子館に2泊したので宿は特別に1室使わせてもらえ、余分なものは置いていけたのでゆったり快適でした。バスはのりつぎまで発車をまってくれ、河口湖駅から5合目まで待たずにいけとても幸運。
 帰りのバスは5合目から静岡までたった二人の乗客で、豪華バスなのに申し訳ないくらいでした。静岡富士急バスありがとう。ホームページありがとうございました。