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皆様より寄せらせた 栄光の体験記。役にたつお話・・・
 2005年版(4)

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31 家族で初めての富士登山

私は小学6年生です。 
8月14日の午前2時半に、須走口の駐車場に着きました。
はじめは、登れるかどうか心配でした。近くで見たらすごく高い所に明かりが見えたからです。
5時頃に、日の出を見ました。きれいでした。
6合目まできたら森をぬけました。
7合目まあできたらつかれてきたので、やすみました。
8合目に着いたら、少し息がつかれてきました。ここで、あきらめようとしたけれど絶対に頂上まで登りたかったのでがんばってまた登りました。
9合目まできて上を見たら、頂上の鳥居が見えました。あともう少しだ。がんばろう!と思いました。ここからは、岩がゴツゴツで急になったので、手をつかって登りました。
やっと頂上に着きました。もう、くたくたでした。
頂上に着いたのが、1時頃でした。登り始めてから、9時間ぐらいたちました。
久須志神社のとなりのお店で、トン汁をお昼ご飯に食べました。
そうしたら、頭が痛くなり、きもちが悪くなりました。
これが高山病なのかな。と思いました。
帰りは、砂走りから下りました。思ったより長くて、雷が鳴っていて、こわかったです。下に着いたら7時頃でした。下りは4時間ぐらいかかりました。足がガクガクでした。
山中湖のペンションに泊まって、次の日に帰りました。
とても参考になりました。ありがとうございました。

■32 メキシコ人(120Kg)と須走口登山

 8月9日、メキシコ人(男性、120kg位)、日本人女性(普段運動なし)と共に須走口から登山を開始しました。5合目に着いたのが10時頃(A.M)でしたが最初は駐車場まで入れなかったのですが10分くらい経つと次々と車が入っていったので付いて行くと無事、駐車場に入れました。第一も、第二も数台空いていたのでなぜ最初入れてくれなかったのか不明です。

11時ころから登山を開始しましたが昨年、富士宮口から登頂した私にとって須走の5合目〜6合目はとても長く感じ一番ツライところでした。順調に8合目まで行き、私と日本人の友人は余裕たっぷりでまだ上まで行きたい感じでしたがメキシコ人の友達がもう限界だというので予定通り、8合目”江戸屋”さんへ宿泊しました。彼は体重がかなりあるので登るのもかなり大変だったと思います。でも外人さんと一緒のためか、休憩をしていると他の外人さんが話しかけてきたり、思わぬところで国際交流が出来ました。昨年は土日に行ったためか、山小屋はかなりキツキツでうるさかったので私の山小屋のイメージはかなり悪いものでしたが今年の山小屋は布団も余裕をもって使えとても快適なものでした。山小屋のお兄さんも明るい人でお話もしてくれました。快適すぎて寝過ごしたほどです。起きたら明るかったのでびっくりしました。

10日は朝5:30頃山小屋を出て頂上を目指しました。やはり彼は相当ツライ様子でした。私の友達は日本語しかわからない、というのに英語で話しかけていました。きっと余裕もなかったのでしょう。2時間ほどでやっと頂上へ着きました。頂上に神社があるというのは外人さんには驚きのようです。結婚式が出来るんだよ、と言ったらびっくりしてました。彼が頂上から出したメキシコへの葉書は届くでしょうか?彼が頂上でやたら寒がっていたので(メキシコ人だからか?)お鉢めぐりはせずに下り始めました。私も砂走りは大の苦手で全くスピードが出せないし足が痛いしで大変ですが彼はやはりその体重を支える足限界になったらしく、下りは顔もマジになり本当に辛そうでした。でもなんとか、下ってこられました。須走の大変なところは・・砂走りの後、森林地帯を抜けて5合目ということです。足が笑ってるような状態での森林地帯は、行きは笑顔だったものが帰りは疲労困憊です。無事全員、5合目まで降りてきて感激もひとしおです。

今回心から思ったことには、富士登山に国籍も、体重も関係ありません。普段私は月に100キロほど泳いでいますがそれでも下山した後3日は足の痛みのため階段の上り下りが出来ないほどです。日ごろ運動しているからといって楽には行けません。頑張る、という気持ちが人を動かすと思います。登頂したときの充実感は何にも変えがたいものです。その事を彼から学びました。その日の夜、彼がスペイン語で言っていたのは本当に貴重な経験をした、と。日本人としてそう思ってくれて本当にうれしかったです。私と友人はこのHPを隅から隅まで読んでいましたので、よく”そういえばかいてあったよね”と言い合うことが多かった気がします。本当にありがとうございました。今年は本当に楽しい登山が出来たと思います。

静岡県在住 スイマーより

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■33 東京に住んでいる大学生です

昨日、初めて富士山に登りました。残念ながら曇りの影響でご来光は見ることができませんでしたが、日本一の富士山に登ることができて本当に満足しています。登山にあたり、こちらのサイトを参考にさせていただきました。本当に丁寧でわかりやすいサイトで、非常に役立ちました。こちらのサイトのおかげで高山病も防ぐことができました。本当にありがとうございました。これからも富士山の魅力を伝える、すばらしいサイト運営を続けてください。

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■34 下山道に注意

貴HPを参考にさせていただきながら、2度目の富士登山に行ってきました。
事後談として報告します。

日の出前の山頂はとても寒い。お勧めプランの中の記事の通りです。
吉田口の頂上の山小屋前は日の出前には小屋の売り込みの声でそうとうやかましいです。身動き取れないほどの混み方ではありませんでした。

山頂から下山道があるような話しを下山中に忠告されました。日の出とともに下山したので登山中の方と摩擦があったためです。

8合目からの下山道はやはり迷ってしまい、よくわかりませんでした。おそらく、8合目より高いところに分岐点があってそちらへ入ってしまったのでしょうか?江戸屋が見当たりませんでした。須走口の案内板に気づいたため事なきを得ました。

スバルライン5合目を午後6時発、山頂へ午前2時到着の富士登山でした。帰路は午前5時下山開始、5合目の佐藤小屋から吉田口を馬返しまで歩行下山しました。吉田浅間神社 午前10時着でした。下の登山道は歴史を感じさせ、本来ゆっくり歩けば情緒もあるかと思います。

次回は、おそらく来年、須走口から挑戦します。
山頂からの下山道についてお調べいただき、後続の方の一助になればと存じます。

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■35 息子(中1)とふたりで登りました。
8/9(火)〜8/10(水)の一泊二日。須走口、太陽館泊まりで登りました。

富士登山は二度目ですが、特に体力に自信がある訳でもなく、準備も完璧とは言えませんでしたが、
息子共々めちゃくちゃ楽しい経験でした。山の洗礼を受けた気分です。

しっかりした登山靴と、充分な水分、無理をしないペース、そしてこのHPを参考にすれば、誰でも楽しく登れると思います。
すっかり山にはまりました。次は秋の紅葉を楽しむ登山を計画中です。

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■36 筋肉痛にはストレッチ

2003年、2005年とこのホームページで勉強させていただき富士登山を楽しんできました。
2年前は経験者に連れられて、今年はその経験を生かして初心者に近い3人を連れて登りました。ともに須走口からです。
経験談はすでに皆さまが載せていることと同様なのですが、筋肉痛対策についてはあまり見かけないので体験談を少々。

以前は登山ではなく山歩きでも、その後4,5日は筋肉痛に悩まされました。
それが
登山後ストレッチをやることで9割方解消できるのです。

ベストは下山後温泉に行き、ゆっくりつかりながらストレッチをやるのです。
ふくらはぎ、すね、太ももの前と後ろ。
最低でもこれだけを伸ばせば筋肉痛にならないこと請け合いです。
(多少筋肉が張っている感じはありますが、痛くて階段が下りられない、と言う状況は回避できるはずです)

すぐ温泉に入れなくとも下山して軽くストレッチをし、帰宅後のお風呂の中でやっても効果はあります。
シャワーだけではだめのようです。是非お湯につかって下さい。

ストレッチのおかげで、ふだん登山をしない私でも富士登山の次の日に涼しい顔で出勤できました。
だまされたと思って、お試しあれ。

(編者注:ストレッチはお薦めです。ストレッチのやり方ですが、私の場合、両足を大きく開いて片方の膝を曲げ、もう片方のかかとをつけてつま先は上に上げます。ももの内側を伸ばします。勢いをつけたり無理をせず、足の筋を静かにのばして痛くなる手前のところで止め、そのまま40秒ほどじっとしています。右が終わったら、左も同じように。それから前後に足を広げてストレッチも左右ゆっくりやります。これで終わりです。5分とかかりません。これまで1度も筋肉痛になった事はありません。もう1つ、大事な事は、ゆっくり登りゆっくり下山する、下山時も慌てないで、時々休憩する事ですね。)

■37 行ってきました!

今年、No1番で掲載していただいたものです。8月17・18日に、3回目の富士登山に行ってきました。・今回の目標・1.河口湖口の山小屋の焼印を集める。2.山頂郵便局から手紙を出す。の2点にしました。

今年も一人登山。河口湖口から入りました。16時  5合目到着。神社に登山の無事を祈願し、食事。17時  登山開始。→夜間登山をする方は、すでに山小屋で休んでいるかもっと遅くなってから登り始めるので、自分のペース でゆっくりいけます。疲れたら、後ろを振り返ってみましょう。夕暮れが近づくと、空の色が刻々と変化する様子が楽しめます。「♪街の明かりが とても綺麗ね 横浜〜じゃない!河口湖〜」と、歌いたくなる気分です。21時  疲れたので東洋館で仮眠。→耳栓、効果大!去年宿泊したからという理由で消費税ナシのおまけつき!4時  登山再開 →嘔気で起きたのをきっかけに起床。少しご飯を食べてから、夜間登山に突入。ご来光を山頂で迎えたいという人はすでに出発しているので、自分のペースでゆっくり登れます。疲れたら今度は、星空を楽しんで!流れ星が見れるかも。山道でご来光・・・天気が悪く、見れなくて残念9時半 祝登頂  →かなり時間がかかりましたが、無事着きました。12時  御殿場口より下山→砂走りを満喫。満喫を通り越し、最後は飽きました。 去年と変えたことは、タブレットの酸素なるものを食べたことです。そういえば、嘔気はあったけれど、頭痛はなく登りきりました。 効果があったのかな?それほど高価なものでもないので、お試しあれ!

金剛杖に焼印を押してもらいながら登頂を目指すのは「頑張ろう」という気がおきてよいのですが、家に帰ってからの置き場所に困るので、今回はホームセンターで売っている板(6×45cm)を持参しました。何とか焼印全部入りきりました。幅が狭く、端が少し欠けてしまったのが残念。山小屋の方が「少し磨いて、ニスを塗ると綺麗だよ」と教えてくれました。今は部屋に飾って、眺めています。

嘔気が強く、今回は山頂の郵便局に行くことができませんでした。来年のお楽しみにしましょう。5合目にある郵便局と、何か違いはあるのでしょうか?

山頂は風が強く、あおられるのではないかと不安になりました。また、山頂は晴れているのに眼下では雷がなっていたりしました。まさに歌のとおり「雷様を下に見る」です。天気を甘くみてはいけません!下山時、「人も居らず・霧で視界も悪く・雷もなる」しで、チョッと不安になりました。「これで雷に打たれて死んじゃっても、数日しないと見つけてもらえないのかな〜」と本気で思いました。一人で行ったから特に強く感じたのかも知れませんが、これから行く人は気をつけて。

■ 38 須走単独徹夜初登山!(須走口)

事前に参考居させて頂いた貴HPの情報が凄く役に立ち、そして勇気を頂き長年の憧れだった富士山頂に遂に立つことが出来ました。お礼の意味を込めまして、また私の体験がこれから登頂を目指す方の参考に少しでもなればと思い体験記を投稿させて頂きます。

出発は8/12。当初同行を予定していた人が当日キャンセルした為、悩んだ末単独登山を決意し須走口へと向かいました。18:30頃駐車場に到着。家を出るときには雨が降り予報も良くなかったのですが、須走口駐車場はすでに雨雲の上だったのか山頂も夕焼けも綺麗に見えました。
 22:30の登山開始で5:10の日の出までに山頂に着く徹夜登山の予定。それまでの間、高所順応と体力確保のため駐車場にてしっかり夕食を取り3時間半ほど車で睡眠を取りました。
 起きてみると少し強めの風が吹き始め、また遙か遠くの空では雲間雷が頻繁に起こっていました。不安を覚えましたがいつの間にか駐車場は満車。寝ている間にかなりの人数が登っていったことが伺えます。準備している人も沢山いました。まあ最悪引き返せば...と決意を新たにとうとう登山道に入りました。しばらくは樹林帯が続きました。試しにライトを消してみると真っ暗闇。もしライトが壊れたら進むも引くも出来なくなりそうです。やはり予備の電池、簡単な物でもいいので予備のライトも必携だと感じました。

 高山病が怖かったのでとにかくゆっくりペースを心掛けました。初めての挑戦なので他の登山道の事は解りませんが、思った以上に須走口の道中はきつく長くやっとの思いで6合目までたどり着きました。山小屋の手前で樹木が低く伸びているのに気が付かず、幹にしこたま頭を強打してしまいました。あれは危ない。次に登るときはのこぎり持参で...と一人心の内で怒りながらの6合目到着となりました。同じ頃着いた若い人たちのグループの一人が靴擦れに参っている様子でしたので靴擦れ予防パットをあげました。

 麓で危惧したとおり山は強風!たまによろけそうになるほどです。気温もさがりプラス強風で休んでいるとかなり寒く感じられました。私の服装は上はスキーウエア、フリース、綿のシャツ、即乾Tシャツ。下は厚手のジャージでした。それでもかなり寒かったのでここでレインウェアを履きました。

その後も計画した時間とにらめっこしながらゆっくりゆっくり登り続けました。それぞれの山小屋の前で十分に休憩を取りながら本当にやっとの思いで本7合目に到着。しかも7合目を過ぎた当たりから雲の中の登山。深夜で雲の中。1m先も解らないほどでした。それまでは遠い夜景も本当に綺麗に見えていたのに。特に私の場合ヘッドライトは高輝度白色LEDだったので雲の水蒸気が真っ白に光ってしまいまいました。その上メガネはすぐ水滴で曇り本当に難儀しました。おかげで7合目〜8合目間で一度コースアウトしてしまい、いつの間にか下山道を歩いてしまいかなりのロスをしました。また途中ほんの十数メートルの登山道のロープの切れ目でルートを見失い、しばらく道を知っている人の到着を待つ羽目にもなりました。

 しかし8合目からは河口湖口からの登山道との合流のため急に登山者が増え始めその後はコースを見失う心配は無くなりました。ですが強風、暗闇、雲の中の三重苦に私の登山はただ登るだけの味気ない物になりました。必死の思いで本8合目に到着したときは既に3:40分。店の人にここから三丁目までの所要時間を尋ねると「普通の人で一時間」との返事。普通以下の私にはぎりぎりの数字でした。初めてここでは休みを取らず先を急ぎました。

 体重が重いせいか、運動不足の性なのか、疲れたからか、それとも酸素が薄いせいなのか、はたまた道が険しくなったからか、それとも全部か、ここからの登山は私にとっては苛烈を極めました。十数メートル歩くたびに息が上がり、その都度立ち止まり有圧呼吸法を実践しました。すると足が軽くなりまた少し先へ進めます。が、またすぐに息が上がるの繰り返しでした。
 登山道も山頂ご来光目当ての登山者たちで混み始めました。道ばたには座って休んでいる人が目立ち始めました。私はなんとか日の出に間に合いたい気持ちの一心で息が上がっても座ることなくゆっくり着実に歩を進めていきました。しかし辺りの様子が全く解らないので自分がどの辺を歩いているのかさっぱり解りません。これが良かったのか悪かったのか解りませんでしたが、なんとか心も折れることなく登り続けることが出来ました。辺りも徐々に明るくなり始め行く先にうっすらと建物が見えました。九合目が確認出来なかったのと、思考回路が鈍っていたのでその建物がなんなのか見当が付かないままそこにたどり着きました。時計を見ると5:09。とうとうたどり着けなかったと少し落ち込みました。しかし濃い雲のためご来光も望めそうもないので「仕方がない」と気持ちを切り替えさあ残りを頑張ろう!と思い立ち上がると座っていたすぐ横に石柱が見えました。読んでみるとなんと富士山頂浅間大社奥宮と書いてあります。自分の立っているその場所が山頂だったとわかると体の奥深くからどっと安堵感、達成感、喜びがあふれ最高の気分になった事を覚えています。あの充実感はなかなか味わえない最高の気分でした。

 ただ残念だったのは結局山頂も濃い雲が晴れず、ご来光も景色も見えずじまい。お鉢巡りも断念せざるを得なかったことです。そして山頂に自動販売機はいらないよな〜とも思いました。仕方がないので子供のためにお土産を買いそのまま下ることにしました。

 下りは砂走りの連続で一気に降りていけました。快調にとばし2時間半ほどで駐車場に着きました。下りで使う筋肉は普段自転車で鍛えた筋肉と同じだったのでほとんど苦もなく降りれました。

 下りてみるとあれだけ苦しかった登りの思い出もとても良い思い出となりまた来年登りたいと思うようになりました。会社の同僚、友達、家族に話すと参加希望者も続々居て、来年は大勢で素晴らしいあの喜びを共有することになりそうです。そして貴HPの情報のおかげで一切高山病にかからなかったこと。

 そして無謀にも前日トレッキングシューズを買いに行った私にじっくりと親切丁寧に素晴らしい履き心地の靴を選んでくれた南町田モンベルの店員さんに心からお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。

■39 やったー!登ったぞ〜♪

富士登山、初挑戦の私たちは8/19・20で富士山に行って来ました。御来光、雲海、日本一の富士山が見たくて関西からツアー参加で行って参りました。登山のことなど、まるでわからない素人私たち2人はこのサイトのおかげで元気に登頂成功!目的を果たすことが出来ました。頂上に辿り着いたときの喜び、あたりがだんだん明るくなっていき、夜から朝へ変わる瞬間の紺色とオレンジ色のグラデーションはこの世のものとは思えないほどの美しさでもう感激!!でした。登る前は不安でいっぱいでした。登っている途中も岩場など本当に怖かったです。でも現地ガイドさんのおかげで頂上まで行くことが出来たと本当に感謝しております。

『食べる酸素・飲む酸素』と『深呼吸』のおかげで一番心配だった高山病にもならず本当にラッキーでした。頂上でお土産を買って20日が最終だった郵便局へハガキを持っていってもらうことも出来て今はそのハガキが届くのが楽しみです。

下山途中は「今回無事に登頂出来たしもう一回でいいかな・・・」と友達に話していた私ですが翌日には今度は大砂走りを経験したいな!なんてまたまたこのサイトを拝見させていただいてます。。。人間て苦しいことはすぐ忘れてしまうんですよね!でも太股の痛みが下山の大変さを物語っていることは事実です!!富士登山成功の翌日、晴々とした清々しい気持ちで誕生日を迎えられたこと本当に幸せです。最後になりましたが、このサイトが大変役に立ちました。ありがとうございました(^O^)/~

■40  またチャレンジ

 須走口から20日〜21日でいってきました。数日前の天気予報で前線が南下するとのことで二の足を踏んでいたのですが19日の予報と天気も回復し2度目の富士山トライを決意!今回は一人でのチャレンジ。昨年の失敗から少しは自信をもって登れました。

 前回は山登り自体初体験に近かったので重装備すぎて失敗。夜間登山ということもあり頂上も寒いだろうと思い五合目から厚着で汗をかいてスタミナを消耗その後、風雨が強まり内側から汗びっしょり、外から雨で濡れ冷たい風で体が冷え切って動けなくなり非常に怖い思いをしたので今年は服装は5〜7合目、7〜8合目、8〜頂上と想定して準備。

 昨年は夜中の2時くらいに7合目の太陽館さんにビバーグ状態だったので今年は昼間にのぼり8合目の山小屋に泊まる模範的??計画でいきました。御殿場〜バスで須走口へ10時30分くらいに到着。すぐに登り始めたのがあだになったのか軽い頭痛。少し休憩して改善。山登りは競争じゃないのでスタート時間が同じくらいの人と比較せずマイペースが大切だなと改めて思い直す。自分のペースで快調に登り始め持ってきたおにぎりを6合目の長田山荘前で食事。ここまでが一番汗をかくかもしれないです。服装的には半袖がいいかなと個人的に思います。天気もよくこの分でいけば頂上も可能かとおもいました。その後もペースは安定して本六合目の瀬戸館をパス。
 自分の登るスタイルはちょっと息があがってきたら15秒か30秒下界の景色を眺めながらたったまま休憩を繰り返して登るのがあってるようでそのペースでのぼり続けました。
 快適に登りたいという願望が強かったのでその点は今回いくらかクリアできたかなと昼間の登山はやっぱり景色がすばらしく昼間登ってよかったなと改めて思いました。
 見晴館のある本7合目あたりから吹き降ろしの風が強くなり服装は長袖のシャツを羽織る。登山中仲良くなった先輩の男性2人組みとここでお別れ。体力が落ちてきて強い吹き降ろしの風と気温の低下にちょっとめげかけていたのでうらやましく思う。富士登山の楽しみは登っていく間に抜いたり抜かれたりしているあいだにお互いに励ましあっていろんな人と話したりできる楽しみが自分の中にあります。今回もいろんな人と話せたことは疲れをつかの間いやしてくれます。

 本7合目でそういった気象条件になってきたので頂上は無理と判断8合目の富士山ホテルに向かう。吹き降ろしの風に傾斜がさらにきつくなり気温も下がり体力も落ち結構厳しい状況で更に一枚ジャケットをきて登る。つばつきの帽子は風除け、砂塵よけに効果が絶大。ゴーグルがあればなおよかったかなと思う。17時に到着とっとと寝てしまう。太ももがつり気味サロンパスとかを持参するとよいかもしれません。土曜で満室状態であまり寝心地はよくないので早起きして頂上ご来光に予定を変更。しかし・・・情報どおり1時30分なのに8合目はすでにツアーのお客さんなどで登山道渋滞。想像した以上にすごくびっくり。
8合目下もお盆の高速道路の渋滞のように登山道がヘッドライトのネックレスのようにつながっていてすごかった。2時過ぎからかさ雲がかかり始め吹きおろしはきつく体感温度も下がる。このときはつばつきの帽子も一度吹き飛ばされたので帽子落下防止ようの器具をつけることをお勧めします。更に気温の低下から毛糸の帽子がいいかと思います。
4時15分に2度目の頂上制覇。しかし2度目も悪天候でお鉢めぐりはまたも断念。来年への課題かな。山は逃げないですからね。ご来光は10秒くらい雲が切れる瞬間があってそのときちょこっと見ましたが5時には下山開始。そのご天候はやや持ち直し気分よく8時には五合目須走口に到着。

 前回くだりでつま先を傷めたので今回は急なところは後ろ向きでおりたり工夫して成果はありました。意外にくだりで足を痛めたりするのでそのあたり注意したほうがよいかもしれません。来年もまたこの2年の経験をいかし頂上の天候がいい事を願いチャレンジしたいと思います。