皆様より寄せらせた 栄光の体験記。役にたつお話・・・
2005年版(3)
■21 27名引率登山
富士山チャレンジレポート ◆今回の日程 8月8日(月) 12時 須走登山口出発 18時 八合目 下江戸屋 宿泊 8月9日(火) 4時半 起床 御来光 6時 出発 9時 頂上到着 休憩 11時 下山開始 16時 五合目帰着 の予定でした。 ◆今回の参加メンバー 成人男性 6名 成人女性 2名 高校生 2名 中学生 11名 小学生 6名 合計27名 ◆さいたま市内から登山口まで 45人乗りの中型バスをチャーターし、 8月8日(月)5時45分に北浦和駅西口を出発。 平日の朝のため、首都高が結構混んでおり、東名高速に入ったのは8時だった。 途中、海老名SAで休憩して、御殿場ICに9時40分到着。 国道138号を山中湖方面へ向かうはずが、何を間違えたのか、運転手さん、富士宮口方面へバスを向ける。早めに気づいて方向を修正したので大きなロスにはならなかったが、これで30分ほど到着が遅れた。 富士五湖道路に入る手前で、須走口方面へ曲がると、徐々に傾斜が急になってくる。中型バスともなると、かなり登りは苦しいようだ。 2合目の標識を過ぎたあたりから激しい雨が降ってきた。うっ、やばい。 しかし、五合目に近づくと雨もやんだので、一安心。 須走口五合目駐車場到着11:00 (結局、当初の計画通りなのだが、人数が多いのでほんとはもっと早く着きたかった。 どうしてくれるんだよ〜、バスの運ちゃん。) ◆登山口〜八合目 我々だけでは心もとなかったので、宿泊予定の山小屋に、現地の登山ガイドさんをお願いしてあった。そのガイドさんと合流。 3班に分けて、各班の班長とガイドさんにトランシーバーを渡し、情報の交換ができるようにする。 古御岳神社で、全員の登頂成功を祈り、いよいよ登山開始。およそ12時。 樹林帯を出たり入ったり、何回か抜けながら六合目「長田山荘」に到着。 たったここまでくるのに、14時。(小学生の足ではこんなにもかかるのか・・・) それでも、もう450mも登っている。 再び、樹林帯を登りはじめ、約1時間で、本六合目「瀬戸館」に着く。 ここにきて雨がぱらつき始めたので、雨の仕度をするが、しばらく登ると晴れてきたので、カッパの上だけは脱ぎ、下ははいたまま登ることにする。 ペースは遅いものの、まだまだ途中の草花に興味を持てる心の余裕はある。 そのうち緑がまばらになって、岩だらけの道になる。 傾斜も急になり、曲がり角ごとに小休止しながら進む。 空気の薄さが少し気になり始める。 なんとか七合目「太陽館」に到着。16時ころだったかノ。 ここからが大変だった。 小学生グループは極端にペースが遅くなり、小休止のたびに座り込む。 水を補給し、苦しいものには酸素ボンベを使わせる。 準備のときにスポーツ店で見つけた『食べる酸素』を数粒ずつ、 班のメンバーに配るが、効果があったかどうかは疑問(笑) 小学生たちは、体力的にかなり苦しい時間帯になった。 ひとりの成人女性は、あくびをするようになった。 歩く様子を見ているとフラフラしている。高山病だ。 登りながら少し意識が薄くなっていっているようで大変危険なので、 絶えず声をかけるようにして傍をついていく。 本七合「見晴館」を過ぎたあたりから少し冷えてきたので、 防寒対策をしてのぼる。 非常に歩きにくかったのは、最後の八合目「江戸屋」の直前。 元気な子たちを先に行かせて、遅れてくる子を待つ。 自分でイチ、ニ、イチ、ニと声をかけさせて、 10歩ごとに腹式呼吸で深呼吸させる。 そのリズムで登っていくように指示をして、また次の遅れている子を待つ。 その調子で最後の子が到着したのは8時手前だった。 ◆山小屋 一番早い組が到着してから、最後の組が到着するまでの時間差が2時間もあった。 先頭組の班長が、寝床を順次決めておいてくれて、私が到着するまで 寝床の段取りはほぼ終わっていた。 とりあえず準責任者の私が、山小屋に台帳記帳して宿泊条件などを確認する。 (総責任者の塾長は、七合目で脱落して、ひとり宿泊。朝早く登ってくるらしい。) 食事はすでに知っていたとおり、カレーライス。 食べ盛りの中学生には少なすぎる量だ。 「自腹でいいから追加で頼んでいいか?」の中学生の質問に。 「もちろん。」と答える。 みんな一生懸命に考えて、うどんやラーメンを追加注文する。 食べ終わって寝床に戻ると、もう早い人は眠りについていた。 私も娘2人の傍で横になる。なかなか寝付けない。 ちょっと余分に食べ過ぎたか、胃がもたれているようだ。 いや、普段よりぜんぜん少ないはずだ。 そうか、これも高山病なのかノとあらためて思う。 夜が更けて、山小屋内が消灯される。 あちこちで、うめき声が聞こえる。寝苦しいのだ。 たしか、高山病は寝てからくるとも、どこかのHPに書いてあった。 準リーダーの若いスタッフが私に耳打ちする。 「Rが高山病に罹って、小屋のひとから薬をもらいました。」 さらに悲鳴に似た声が小屋中に響く。 どこかが痛いと喚く小さな子供らしい声だ。 枕の硬さも加わって眠れない。 ようやく眠りにつきかけたころ。部屋のあかりがつく。 頂上ご来光を目指す人に、出発時刻を知らせるアナウンスが流れる。 またしばらく寝付けなくて、うとうとしはじめたころ、また明かりがつく。 そろそろご来光の時間ですよという合図だ。 娘2人を起こして、外へ出る準備をする。 みんなでご来光を待ち構える。 雲が光っている。あのへんだぞ、とみんなで注目する。 いよいよご来光時刻。 意外にも、注目していた雲の下のほうからオレンジ色のものが現れた。 初日の出を拝むのと同じように、両手を合わせて拝んでしまった。 ◆頂上へ向けて出発する前に 起きているものから順次朝ごはんにするが、 どうやら気分の悪いものが数名いる。 中学生3名、小学生3名が不調を訴える。 そのうち1名は私の次女だ。朝ごはんを吐き出してしまって、 誰の目にも明らかに調子悪い。 本人はあきらめられずに悔し泣きしている。 ガイドさんのアドバイスでは、 「高山病は下山しないと治らない」 決断を迫られる。 成人女性1名が、「私が連れて下山します。」と名乗り出てくれる。 (後から聞くと、この方、自分自身は最初から頂上へ行くつもりでなく、 調子の悪い子を連れて下山するつもりでついてきてくれたのだ。 この配慮をありがたく受け取り、回復気味の1名を除き、 中学生3名、小学生2名を彼女に委託して、他の子を引き連れて出発することにした。 小屋へ聞くと8時までに出発すれば休憩代はかからないという。 様子を見ながらそれまでに下山開始してもらうことにした。 4機あるうちの1機のトランシーバーを成人女性に渡す。 ◆八合目→本八合目 6時。先発隊から次々に出発させて、私は最後尾につく。 案の定、小学生が四苦八苦している。 昨日の疲れが残っているようで、歩みに元気が見られない。 曲がり角2つ行くごとにリュックを下ろして座り込む。 ガイドさんが見かねて、 「これではお昼になっても頂上につけないかもしれないです。 くだりはもっと時間がかかりますから、早めに決断することを薦めます。」という。 上に登れば登るほど、下山に時間がかかる。確かにその通りだ。 しかし、みんなは登りたがっている。 普通の人なら20分のはずの8合→本8合の工程を、すでに1時間かかっている。 苦渋の決断を下す。 心痛みながら、小学生4名に下山の命令をする。 小学生はこれで全滅してしまう。 4名のうちの1名のお父様もそばにいたので、「どうでしょう?」と 意見をうかがう。 「仕方ないでしょう。私自身もこれ以上は無理だと思うので、息子と一緒に下山します。」という答えが返ってくる。 申し訳なくてしょうがなかった。 トランシーバーで連絡をとると、8合目では、下山予定だったリタイヤ組がまだ出発前だったので、一緒におりてもらうことにして、ガイドさんとスタッフと高校生が、小学生を八合目まで連れて戻ってくれることになった。 ◆頂上へ 心の中で、小学生を全滅させた反省をしながら再び登りはじめる。 最後尾、一緒についていくのは、私の長女(中2)だけになった。 小学生を送って下りたガイドさん、スタッフと高校生があとから再び登ってくるまで、私たちが最後尾だ。 ゆっくりペースで登っていくと、途中で休憩している人たちに出会う。 「もういやだ、登りたくない。あたしここから帰る。」と仲間に喚きたてている若い女性がいた。天気がよくて頂上の鳥居も見えるから、 「あれが八合五勺、つまり8.5合目で、あの鳥居が九合目、その上の鳥居が頂上ですよ。 まずは8.5を目指しましょう。」とアドバイスしてあげる。 すると、機嫌がなおったようで、「じゃもう少しがんばる」と言ってくれた。 先発隊で遅れ気味の中学生グループ5人に追いつく。 長女に、自分のペースで先に登るように指示し、私は、この中学生グループにつき、励ましながら登る。少し先を進みながら、ちょっと待つ。 彼らも遅れはするが、私のいるポイントまで登ってきて、休息する。眺めがいい。 「ここからヘリスキーとかできそうだな。」と冗談を言う。 5人が、前へでたり、遅れたり入れ替わりながら登る。 そうしているうちに、小学生を連れて下ったガイドさんたちがどうやら追跡モードに切り替わったらしい連絡がはいる。 さらに、リタイヤ組のリーダー成人女性から、下山開始の連絡がはいる。 中学生5人の誰かがおくれても、最後尾のスタッフが連れてきてくれるので、私も安心して、5人のうちの比較的早いほうの2人組について登ることにする。 7時、塾長から頂上到達の連絡はいる。(塾長は5時すぎに八合目を出発している) 8時、第2隊到着の報もはいる。こちらは九合目鳥居の手前だ。 私自身は8時40分頂上鳥居に到着し、中学生を待つ。ほどなく中学生2人組到着。狛犬をバックに記念写真。 先に到達していたらしい長女が下りて来ていて、撮影をみていたが「記念写真なのに顔が笑ってな〜い。」とクレームをつけたので、笑った顔でと注文をつけて、再度記念写真。 頂上小屋のところで休憩していると、後ろの組がぞくぞく到着してきた。 最後尾が到着したのが9時少し手前。 やはり、事前にたてた計画は小学生には無理だったみたいだと、また反省。 ◆お鉢めぐり 先発隊はどうやらお鉢めぐりをしているらしい。 こちらも、残り全員が集結して、お鉢めぐりする組と、郵便局へ回る組に分かれる。 実は頂上で絵手紙を書いて山頂郵便局から投函するという企画があったためだ。 休憩中に絵手紙(山頂スケッチ&感想川柳をいれる)を書いて、出しにいく。 荷物は、そこでお昼ご飯を食べるという約束をしておくと「東京屋」に置かせてもらえる。 (ガイドさんがいると、こういうことも教えてもらえるので、これは助かった。) お鉢めぐりはいやだといっていた中学生も、「手ぶらならがんばる」という返事でほとんどの子がお鉢めぐりに回ることになった。 ということで郵便局で最終合流することで、出発。 景色や、万年雪、金明水の採取など、ガイドさんが細かく教えてくれる。 ほかのみんなには悪いが、ガイドさんのすぐそばにいて得した。 ◆いろいろな実験 予定していた実験の殆どをやれなかった。 小学生の全滅、頂上集合時間のズレ、そして忘却のため。 気圧の変化をさぐる実験 ポテトチップの袋がパンパンにふくれあがったのは、七合目ころだった。 それ以上は破裂するといけないので穴をあけて、実験を終了させた。 気圧の変化をさぐる実験 空気をあたためて、アドバルーンを揚げる実験をしようとしたが、 なんと頂上でライターに火がつかない。 平地では成功しているこの実験。 まさか火がつかないなんて。 ガイドさんに聞くと酸素が薄いとターボ式のライターではつかないそうだ。 100円ライターやZIPPOは平気だそうだ。 残念ながらこの実験、八合目に降りてきてからやったが、 ポリ袋アドバルーンはあがらなかった。 気圧の変化をさぐる実験 水の沸点は100度だが、気圧が低いと100度にならずに沸騰する。 実験であったように、ライターに火がつかないため、頂上での実験はできず、 八合目で実験したところ、89度で沸騰した。 よかったこれだけでも成功して・・・。 ◆実験のおまけ 家に帰り着いてから空になったPETボトルをみると、どれもへこんでいた。 これはさきほどの実験の逆パターンである。 気圧の低いところで飲み干されたボトルにフタをする。 平地へ戻ると、ボトルの中の気圧は低く、外は高い。 その気圧の差でPETボトルはへこんだのだ。 ◆下山開始 実験を終えて「東京屋」に戻ると、そこで寝ていたMさんがいない。 あれ?ねてるから、実験の間そっとしとこうと思ったのが裏目にでてしまった。 店の人に尋ねると、下山道を聞かれたらしいので、たぶん、目が覚めて誰もいないのにあわてて下山したに違いない。ガイドさんにMさんを発見してもらうべく急いで下山してもらってわれわれも後ろから下の様子を眺めながら、下山を開始する。 頂上から八合目までは、広い砂利道で下のほうまでよく見渡せる。下りながら上からそれらしき人影を捜す。もしかしたらアレではないか? 程なくガイドさんから「Mさんを見つけました。」という連絡がはいり、ほっと胸をなでおろす。 本八合目、八合目、七合目と順番に合流ポイントを決めて、各自で下りていく。 中学生たちは、おもしろがって走り下りている。 「おいおい今からはりきってたら、砂走りでバテるぞノ」と思いながらいつのまにか自分の足も速くなる。 あっというまに七合目「太陽館」に到着。 途中本八合で、実験の残りをやったからその分時間がかかったが、1時間半くらいだったろうか。 ◆高山病の逆パターンを経験する。 太陽館で少し休憩したあと、さあ出発しようかと準備していたら、 いきなり長女が「鼻血!」と叫んだ。 長女の鼻からボタボタと血が出ている。 急いでティッシュを取り出して、鼻に詰めるがドクドク出る。 ティッシュではまどろっこしいので、トイレットペーパーを使う。 とまる気配がないので、休憩所が空いているのを幸い、ベンチに仰向けにならせ、2〜3回ペーパーをとりかえるとピタリとやんだ。 気圧の低いところから一気におりてきたせいだ。 そうしているうちに、最後尾の塾長班に追いつかれた。 ◆一気に砂走り 先発隊は中学生もふくめてとっくに出発している。 私と長女は、だいぶ時間をロスしたので、ちょっと差をつめようと考える。 別に打ち合わせしたわけではないが、私のペースにあわせるように、長女はついてくる。 親娘2人だけの下山になった。 砂けむりを巻き上げながら、小走りに走るように滑り降りる。 スキーのパラレルをやっているような心境で、大きな石のところを小刻みに避けながら、上半身でバランスをとって走る。 砂走りが消えて、林に突入。それを無線で連絡すると、ガイドさんから、「もう一度あります。」と返事が来て「ゲゲッ」 小さな林を抜けて、たしかにもう一度砂走りだ。 でもおれは短いし、向うに休憩所らしいのが見えるから、 大きく手を振り、いままでにない大股で飛ぶように滑り降りる。 およそ30分で砂払い五合目に到着。 先頭グループがまだ休憩していた。 「顔を洗いなさい」と長女に100円わたす。 そう、ここは汚れた顔を洗うための水を使わせてもらえるのだ。 私もここでコーヒーを注文し、よくぞここまで一気に降りてきたなぁと自己満足に浸りつつ(笑)、砂だらけになった荷物や衣服の砂を払う。 売店のおじさんが、「ここから先はあと2kmです。30分ですよ。」と教えてくれる。 ◆林の中を抜けて最後の難関 最後の元気をふりしぼって、樹林帯に突入する。 涼しくて気持ちいいが、砂走りと違って今度は地面が硬いのでちょっと歩きにくい。 やがて段差の激しい階段道になる。 足に負担がかからないようにしながら歩く。 それでもガイドブックどおりに30分で古御岳神社に帰着。 参道を駐車場へ帰ってきて、「菊屋」前で先発隊に合流。 バスの運転手さんに、リタイヤ組の様子を聞く。 1時ごろに温泉に送っていって、そのままなのでまだ温泉で遊んでいるらしい。よかった、と胸をなでおろす。 最終組の到着を待って、ガイドさんにお礼をする。 いろいろ面倒をかけてしまったが、いてもらって本当に助かった。 ◆温泉でリタイヤ組と合流、帰路に。 遅くなってしまったが、バスで温泉に移動。 リタイヤ組はもうさすがに時間をもてあましているようだし、時間も押しているので我々の入浴時間はたったの15分できりあげて、いざさいたまへ。 このまま帰省する高校生を御殿場駅まで送った後、東名高速にのる。 横浜付近で、渋滞13kmの表示がでているが、我々が途中で食事をして通るころはきっと解消されているだろう。 海老名SAで45分の晩御飯休憩をとった。 その休憩のときに、リタイヤした小学生と話をして「ごめんな」と謝った。 21時50分ころ、北浦和に帰り着いた。 ◆お詫び 出迎えのお母様方ひとりひとりに挨拶する。 登頂組のお母さんには「がんばりましたよ!」 リタイヤ組のお母さんには、「すみません、登らせてあげられませんでした」と頭を下げる。そして高山病が理由だったのか、体力的な問題だったのか、説明する。 そして、彼らが中学を卒業するまでに、もう一度企画するから、そのときにはぜひリベンジしてほしいと話しましたと報告した。お母さまがたも、残念そうだった。高いお金を出して、装備品もそろえてもらったのにこのような結果になってしまい、とても私自身くやしい。 費用も高くならず、小学生でも登頂できるような計画で、ぜひこの次には実施したいと強く思った。 なお、登山ガイドさんのガイド料の件で、ちょっと嫌な思いをしましたので、 |
■22 不安だらけの富士登山・・ずぶの素人の富士登山
八月二日から四日まで!・・・二泊三日の富士登山 八月二日早朝家を出る。広島空港に向かう。富士登山は初めて不安がつのる。不安だらけ心臓が高鳴る。 私65歳 義弟55歳 の 子供 30歳と25歳の女性 私は62歳で定年これから山登りを始める。あとの三人は山登りはずぶの素人このメンバーがツアーに参加する。今年の正月に富士山に登ることを決める。 しかし三人は日頃富士登山の為のトレーニングはしていない。大丈夫か大丈夫か不安にかられた。富士登山説明会に参加し、講師の方からこまごまな指示注意を受けた。しかし安心していけるような状態ではなかった。 飛行機の中でミーティング開始 拘束される三日間は、ガイドさん添乗員さんの指示命令は、絶対服従すること そしてまず歩き方 腹式呼吸について実践をまじえにわか訓練こんな事をしている間に羽田空港着そして貸切バスに乗り込む五合目に向かいバスは走り出す。リラックスさせ睡眠をとらせる。 談合坂SAに到着トイレ等を済まさせ団欒し昼食場所へしゃれたレストランでトン肉ステーキを食べる。 次に富士登山成功を富士浅間神社に祈願し大木杉の前で各々記念写真を撮る。バスは五合目に向う。 添乗員さんから詳細な注意事項とバスの現在地一合目から四合目までのポイントが紹介され、高山病予防の注意事項が話されスカイラインの終点五合目に無事到着。 出発までに一時間半程度の時間がある。荷物の再点検見直しし預ける荷物に追加しリュックの量を減らし荷物を預ける。 全員富士山頂上浅間大社奥宮の碑の前で記念撮影 午後十二時半無事到着 気持を祈り元気な姿で出発点五合目に戻れた事は、ガイドさんの日頃の研鑽の成果の賜物と感謝と御礼を申しあげたい。帰途五合目バス発着見送りまで戴き有難う御座いました。 |
■23 今年は妻と次男とで富士登山(須走口)
昨年体験記25番に掲載させていただき河口湖口から長男と2人での登山記をご報告させていただいたものです。 今年は、昨年満を持して留守番していた妻と次男の二人で須走口から登りました。長男は留守番です。 日時 8月10日 11日 ルート 須走口 往復 メンバー 私(42) 妻(42) 次男(中1) 手段 東海道線 国府津〜御殿場線 御殿場〜富士急行バス 須走口新五合目 須走口新五合目 発 11:30 新六合(長田山荘) 13:15 六合目(瀬戸館) 13:55 七合目(太陽館) 着 泊 15:10 自宅が藤沢なので、電車とバスを乗り継いで須走口から登ることに決定。マイカーで、下山後の温泉も魅力的でしたが、ヘロヘロで運転したくなかったのであきらめました。 須走口を選んだのは前日まで私も妻も仕事なので、電車とバスを乗り継いでも比較的朝早起きしなくても登山口に11時前にできるし、一日目あまり無理をしたくなかった為です。 宿泊先の太陽館に、朝、御殿場でバスに乗る前、予約しました。直前まで太陽館にしようかもうひとつ上の見晴館にしようか迷ったのですが、朝の妻と次男の様子、体調をみて太陽館にしました。 起床・朝食 4:00 ご来光 4:55 太陽館出発 5:15 弁当を用意してもらい、暗いうちから出発する手もありますが、あまり無理をさせることもないなと思い直し、小屋でゆっくり朝食をいただいて、ご来光を拝んで、出発いたしました。耳栓はやはり効果ばつぐんでした。河口湖口ほど夜間往来はなく静かですが、それでも物音はしますので、よく眠れました。 見晴館 着 5:50 八合目(江戸屋) 着 6:20 本八合目(トモエ館) 着 6:45 八合五勺((ご来光館) 着 7:15 久須志神社(山頂) 着8:20 八合五勺までは、次々に山小屋も見えてきてそれをはげみに順調にのぼることができました。昨年は集めませんでしたが、今年は金剛杖を次男に買い、焼印をおしてもらうのを楽しみにさせて登らせました。きついのは八合五勺をこえたあたりからでしょうか。岩場が現れ、とくに子供には段差が大人以上に厳しかったみたいで、頂上についたころには、表情はこわばり東京屋さんの奥にへたり込んで、記念写真を撮る余裕もありませんでした。昨年は余分なものは、山小屋に預け、長男は杖一本で登ったのですが、今年は預けなかったことと、ずっと次男のペースと呼吸には注意していたんですが、この岩場では、私も結構いっぱいいっぱいで、十分には見てあげれなかったためだと思います。段差を登るとき超えるときいきんで一瞬息をとめて力を込めるようにすると思いますが、この繰り返しが強い頭痛を生んだ原因だと思います。息を吐きながら、呼吸に注意する重要性に気づかされました。 ともあれ、全員で山頂に着くことができました。久須志神社神社で「富士山頂」の印を刻印。 お鉢めぐり 9:00 出発
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■24 須走口から再度登山
2004年版No.31投稿者(42歳女)です。昨年は次男(11歳)と二人で登ってきました。 今年は8月10〜11日で、夫(45歳)と長男(15歳)も加わり、家族4人でチャレンジしました。 コースは昨年と同じ須走口。宿も同じ大陽館。(昨年も泊まったので宿代を1割値引きしてくれました。) 今回の最大の心配事は、膝の調子の悪い夫が無事登頂できるか、でした。 ゆっくりペースに心がけ、酸欠対策グッズも装備。 早朝の冷えは高山病になりやすいことを昨年痛感したので、今回は宿でご来光を拝み、朝食を済ませてから6時に宿を出発。 夫対策としてさらに次のことを実践しました。 |
昨年の体験記46で高山病経験を報告しました女性です。 49歳 昨年より1年分体力は無くなっていました。 仕事場で6月末に、「富士山登りたい」と言い出したとき、「僕も考えていました」と言ってくれた男性と昨年フラフラになりながら何とか登った、体力の無い49歳女性 元気だけど、山歩きは全く知らない30歳代男性 2人の面白いコンビで登ることになりました。 7月31日(日)〜8月1日(月) 須走り口から見晴館泊まりのみが決定事項で他はそのとき次第、 どこの山に行っても「あ〜よかった」と言う部分が必ずあるんですが、昨年の富士山では楽しいことが何も無く終わってしまいましたので、なんとしても富士山の楽しい思い出がほしくて計画しました。 7月31日日曜日am9:00 須走り口五合目駐車場到着 駐車場満車のため、下りへ誘導される 大体1km以上下った所で休憩 30分以上待っていましたが、なかなか下ってくる車がありませんでした。忘れ物、電話等のため一旦下のコンビニへ退却。 am10:00 再び駐車場到着、今度は下山した人達がいたらしく、何台分かの空きが有って、駐車場の良い位置に止められました。タイミングですね。 am10:40 登頂開始、少し歩き始めたらすぐ雨に降られ、雨具を着用、家族連れ何組かと 追い越され追いつき、 pm0:20〜長田山荘 雨が上がって、雨具脱いで、うどんで昼食。 pm1:35 瀬戸館 みかんのおやつ pm2:50 太陽館 pm4:00 見晴館到着、外で30分以上休憩してから中へ pm5:00 カレーライス、おしんこ、かぼちゃの煮物の夕食、相棒さんは麦酒を飲んでいました。麦酒は口に付けた時までは液体なんだけど、のどを通る時には泡しかなくなるそうです。 その後布団に案内されました、セミダブル位の広さに2人でしたので、寝返りのできる余裕がありました。リュックの置き場とかも十分で、山小屋としてはとてもOKと思いました。 しかしなかなか眠れません。相棒さんは、その後たくさんの家族、山の経験者、もろもろの方々と会話して勉強させてもらったそうです。 pm9:00 山中湖の花火が良く見えました。星も私は北斗七星ですと主張しているかのごとく、とーってもはっきり見えました。山小屋の方にお願いして、熱燗をちょーっとだけ飲んで、もう一度休みました。 8月1日月曜日am1:50 パン、バナナおやつ後登頂開始。 am3:00 トモエ館 相棒さんのみラーメン かなり寒い am3:35 御来光館 9合目過ぎて 頂上行けないうちに御来光でした。雲の間からオレンジで 昨年は頂上まで行ったのに見られなかったので、大満足でした。 am5:30 頂上 相棒さんラーメンライス後朝寝 私ラーメン 暑中見舞い ココア ラジオ体操(頂上では6:30〜ラジオ体操がスピーカーから流れました) am7:40 御鉢巡り時計反対周り 天気が良かったので大きな火口が良く見えました、想像以上でした。3776m行けました。みかんのおやつ 記念撮影 暑くなってきたので着替え 富士山では風が片方から冷たい風が、反対からは生ぬるい風が、面白い経験ができました。私が入った中では頂上のトイレが一番きれいでした。 am9:40 下山開始 am10:15 江戸屋、月曜日のせいか大小色々なブルドーザが荷揚げをしていました。 am11:10 太陽館 相棒さんタバコの後気持ち悪い・・・・。 休憩後砂走りへ、それまですべてがジグザグだったのが、まーっすぐに下ります。かなり足にきついです。急坂からゆるい坂になったとき、見た目ではまるで平らに見えて、ブレーキがきかなくなりそうでした. pm1:10 須走り口五合目到着 時間を見てもらえばわかるとおり、ゆーっくり私のペースで歩きましたので、高山病もチョット来たかなくらいでした。 御来光、御鉢巡り、他の登山者との会話、山小屋の方のお話、花火、星、砂走り、昨年やり残したことをすべて出来たと思いました。大満足でした。今度登る山はきっと他の所にします。 このHPを参考にさせていただいて、楽しいと思える富士登山ができました。ありがとうございました。 |
■26 初登山
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■27 8月3日から5日、親子(小学3年)で行ってきました。
私(父)37歳、子供小学3年生で8月3日(水)から5日(金)富士登山に挑戦。 夏休みの何かイベントはないかいろいろ考えた矢先、ふと見たテレビの富士山の映像を見て軽い気持ちで長男と一緒に富士登山をすること決意。 1 計画 西日本の地方都市に住む私たちは、天候が悪くても旅費と貴重な夏休みを使って富士登山をするしかないので、確実に頂上制覇し、またご来光も拝める計画を熟考。最初は、ツアーを考えましたが、子供連れの夜行登山は無理と判断、個人旅行で挑戦。 結果、2泊3日河口湖口から登山、(1泊目七合目トモエ館、2泊目八合目白雲荘宿泊)下山は須走口としました。(ご来光のチャンスを少しでも多くするため山小屋で2泊し、豪快な砂走りを体験するため下山は須走口に決定。) 2 装備、準備 装備は、セパレートタイプの雨具(1万円弱の高機能タイプ、子供も購入)と35Lのザックとヘッドランプ、速乾性Tシャツを通販で購入。 また、仕事場近くの専門ショップに相談しながら、私の登山用ハイカットシューズ(シリオ)、スパッツ(ロング)、ザックカバーを購入。 子供の分はなるべく経費を削減するため、登山シューズは、郊外の靴屋で390円で購入。(メーカー品ですが型落ちなのか激安でした。でもハイカットではありません。)、スパッツはおばあさん手作りで、おじいさんの作業靴下のつま先とかかとをカットして流用、ザックは既存の15Lぐらいのザックを使用しました。 チケット(飛行機、バス)はすべてインターネットで購入。宿は7月上旬に電話予約。 3 登山 新宿バスターミナル10:55発中央高速5合目直通バスで河口湖へ。予定より10分早く到着。寒いのですぐ長袖を取り出し、食事や杖の買い物、お参りしたりして1時間20分ぐらい体を慣らしてから、午後2時30分出発。 最初のうちは子供も元気、元気。ペースを押さえながら3時26分に6合目到着。霧がかかり非常に寒い。(気温は18度くらい) ここから7合目までは、歩きやすく順調に高度を上げていくも、7合目の山小屋が見えてくるあたりで、岩場になり子供も四苦八苦。 午後5時に七合目トモエ館では、焼印も宿泊者ということでサービスしてもらいラッキー。でもトイレは鼻が曲がるほどのにおいに、子供ともども驚きと山小屋に来たことを実感。(8合目以上はバイオトイレがかなり完備されていました。) 宿泊は、個室を申し込んでいたので非常に快適。子連れは是非個室を選ぶべき。部屋の中は暗いので購入したヘッドライトを使って、着替えしたり、持って行った携帯ラジオを聴いたりお菓子を食べたりしながらゴロゴロしていましたが、さすがにすることがないので、食堂でコーンポタージュ(400円)を飲みながら、宿泊者とおしゃべりしたり夕焼けを見たりとゆっくりすごし10時ぐらいには就寝。 翌朝は午前4時に起床。私は、夜行登山の方がうるさくて度々目を覚ますも、子供は朝まで爆睡。きれいなご来光拝む。昨日、暑くない早朝出発のアドバイスを頂いたため、6時出発を5時出発に変更。 出発して直ぐの岩場で子供が立ち往生。こんなに早朝に体を動かしたことはないし、朝食も取っていないのが原因か。休み休みのぼり7合目最後の東洋館にたどり着いたのは、午前6時15分。なんと1時間15分もかかってしまいました。 途中3000mの看板通過が6時45分。記念写真をとる元気もなくなり。無理やりあめ玉を食べさせ、休憩と深呼吸を繰り返しながら、国会の牛歩戦術のような歩きで進む。 今日宿泊する白雲荘に到着したのが午前8時20分。山小屋でここから大人で山頂まで約2時間、遅くとも2時間30分と聞き、お昼までに山頂を目指すことに。大休憩を取り、子供の荷物も全部預けたので子供も元気になる。 八合目トモエ館に到着は9時55分。このあたりになると空気も薄くなり、とにかくゆっくりゆっくり。御来光館に到着は10時26分。上を見ると山頂も見える。9合目の鳥居が11時24分。疲れのピークはこのあたり。私も徐々に頭が痛くなって、自分自身の疲れも手伝って、何歩か上って10分休憩するようになる。それでも登頂にたどり着いたのは12時24分。結局9合目からちょうど1時間かかって山頂にたどり着く。 子供が疲れているのでお鉢参りは断念し、食事や記念写真、お土産を買って14時25分から下山開始。下山は一転、子供が元気元気。50分足らずで白雲荘に到着。ここでも一人1050円の追加料金を払って、個室でゆっくり過ごす。私は山頂から始まった頭痛が治まらず食欲もなかったが、痛み止めと深呼吸を繰り返すことにより、すっかりよくなり朝まで熟睡。(女性の人は着替えも出来ず困っていました。個室はおすすめです。) 翌朝、2回目のすごくきれいご来光を拝み、6時30分から下山開始。須走口5合目に9時27分到着。そこから「天恵」という日帰り温泉入浴後、帰路につきました。 今回はじめての登山にしては、非常にうまくいきました。子供も自信がつき夏休みイベントとしては最高でした。これもこのサイトのおかげと考えております。ありがとうございました。 (参考) ◎必ず持っていったほうがいいもの ハイカット登山靴、セパレート雨具(防寒用兼)、スパッツ、速乾性Tシャツ、登山靴、飲むゼリー、金平糖、水(のどが渇くのでスポーツドリンクは不可、1Lぐらい)、杖、痛み止め、携帯ラジオ、耳栓 ◎ちょっとしたコツ ・山小屋の個室予約 ・休憩ごとの深呼吸 ・山小屋の朝食は不要(子供は疲れているし、冷たいごはんは食べない。) ・ご来光は山頂でなくても全く問題ない(夜行登山は危険) ・早朝出発(昼間は暑い、なるべく涼しい時間帯に距離を稼ぐ。ご来光を拝むと出発。かなり明るいので安全。) ・水と飲むゼリーは最低限に後は山小屋で買いましょう。 ・河口湖口は山小屋も多く、子供連れでも安心。焼印もたくさん集めることが出来る。 ・須走口の豪快な砂走は爽快。早いし楽しい。 ・平日明るい時間に登山しましょう。人はまばらで快適でした。 |
■28 新たなる挑戦・・・精進口を完全制覇!
本サイトの「皆様の登山記」2003年版16において、御殿場口に登ったADM(26歳・男)です。
これまですべての5合目からの登山を成し遂げ、色々な友人を連れて登るという自分の目標を成し遂げ、今度は「一合目より下、麓からの完全登山」を掲げ、新たなる一歩を踏み出しました。 今回のコースは「精進口」です。精進湖民宿村より東海自然歩道を経由し、青木が原樹海、富士山原始林を通り、河口湖口(スバルライン)五合目まで片道約16Km、山頂まで片道約23Km あります。ここ を、アルバイト先の後輩(格闘家)のSHINO(24歳・男)と共に挑みました。 ☆8/10 登山前日に東京を出発し、途中夕食をとり、山中湖長池の別荘に前泊する。 ☆8/11 4:28に別荘を出発し、5:00頃に精進湖民宿村へ着く。精進口登山道の登山口を探し、 出発をする。 5:15 精進湖民宿村、精進口登山口 出発 9:13 二合目到着。休憩 途中、小内院通過の際に霧のため、道を見失う。 |
■29 小6女児、小3男児、夫婦の4名、須走り口より大陽館泊
7/31(日)、8/1(月)に須走り口より大陽館泊で登ってきました。 小6女児、小3男児、夫婦の4名です。 長野県出発(6:10) 天気予報は降水確率70%。午後より雷雨。とりあえず5合目までは 行くことに。 須走口新5合目着(9:55) 運よく第3駐車場に駐車。富士山は全く見えず。風はあまり無いので 登山することに。 日焼け止め、防虫スプレー、ワセリン(靴擦れ防止)を塗って身支度をする。 登山開始(11:00) 古御岳神社で無事登山できることを祈願する。 噂どおりの森林地帯。下山してくる人は途切れないのに登山する人は前後に見えない。 雨が降り出す。登山開始後30分程でとうとう強い雨にここで雨具を着る。 ビニール袋で作ったリュックカバーを付けたり、子供に雨具を着せたりで時間が掛かる。 その間に今まで見えなかった登山者にどんどん抜かされ逆に安心する。 1時間程で雨がやむ。上の方の森林に鯉のぼりが見える。(季節はずれ?) 多分あれが6合目だと言って鯉のぼりを目指して頑張る。 雨のせいもあって予定より随分時間が掛かってしまった。これからが心配。
本6合目<瀬戸館>(14:00着、14:15発) 7合目<大陽館>(15:20着) 御来光(4:50) 7合目<大陽館>(5:25発) 本7合目<見晴館>(6:05着、6:10発) 9合目(8:30着、8:40発) 頂上(9:20着) お鉢巡り(10:10発、11:45着) 昼食<山口屋> 下山開始(12:45発) 7合目<大陽館>(13:25発、13:55着) 砂払5合目<吉野屋>(14:45着、14:50発) 須走口新5合目(15:15着) |
■30 富士登山!(ツアー参加)
8・13〜14のお盆真っ只中の土日に富士登山に行ってきました普段ほとんど登山をしない私は、このサイトを頼りに準備しました。無事登頂出来たのも、このサイトのおかげです。ありがとうございました。長くなりますが、これから登山する方の少しでもお役に立てれば幸いです。 ☆出発まで友達と8・15、16にお休みがとれたので、どこに行こうか相談し。当初は海外がいい!やっぱ沖縄でしょ!といってたものの、お盆中であまりに法外な値段なので安月給の私たちは泣く泣く断念・・・かわりに一生に一度は富士山に登りたい!と20代女2人で、半ばノリで富士登山を計画。会社ではイメージと違う!とかなり驚かれましたが個人では無理そうだったので、ツアーに申し込みました。普段あまりに運動不足の私は、ジムに通う!とか宣言したものの実行せず。。。友達と登山靴を買いに行くものの、あまりに高いのでちょっと登山用みたいな スニーカーを購入。しかも当日まで一回も履かず・・・しかし、会社に富士登山経験者がいたので、リュック、杖、雨具、手袋などなど登山用品一式をお借りして、当日を迎えました。 ☆五合目まで想像はしてたものの、やはり大渋滞で到着5:30予定が7:00頃到着。バスで12時間ほどゆられてました。でもこの間にバスで寝まくったのがよかったようです。到着前に添乗員さんから5合目は雷雨の模様ですと案内があり、かなりびびったのもの到着したら雨も雷もやんでました。 ☆5合目〜8合目山小屋登山ガイドさんがかなりゆっくりなペースで進んでくれて、しかも私がちょっとしんどいなぁと思ったころに休憩をとってくれたので、思ってた以上にいい感じで登れました。 さすがに上に行けば行くほど、空気が薄くなってる気がしましたが、大きく深呼吸することを心がけ、休憩のたびに錠剤の食べる酸素を食べて、酸素入りの水をちょっとずつこまめに飲むようにしました。体力の無い私が元気に登れたのは、深呼吸と水分補給を心がけたからだと思います。岩場のところでは、ちょっとおもしろいかも!と思うぐらい結構余裕がありました。 ☆山小屋〜山頂5合目出発が大幅に遅れたことと、富士山も大渋滞だった事で、山小屋の仮眠時間はたった1時間でした。うわさ通りせまかったですけど、どこでも寝れる私は深い眠りにつけました。山小屋を出ると、外は雨が降っていて雨具を着込んでの出発。ガイドさんの判断で、時間的余裕が無い事と大渋滞してる事を考慮して下山道を登る事になりました。あのまま進んでたら、山頂まではたどり着けなかったと思うので、ガイドさんの判断に感謝です。結構元気だった私も、このあたりはさすがにきつかった・・・すぐ息は切れるし、足は痛いし。。。でも雨がやんで、空を見上げると今だかつて見た事が無いほどの星空で感動!!あんなに近くで、かつ満天の星を見る事はなかなかないはず!元気をもらいました。そのうちにちょっとずつ空が明らんできて、その色も言葉では表せない美しい色でした。山頂でご来光を見たい!という思いで、山頂まで気合で登りました。山頂に着いたときは本当にうれしくてうれしくて、一気に疲れがふきとびました。 そして、言葉にすると陳腐になりますが、感動的なご来光!!!ガイドさんによると1年に2,3本の指に入るほどのきれいなご来光だったようです。 ☆山頂〜5合目時間がおしまくってた私たちはすぐに下山する事に。下山はしんどいよ〜と聞いてましたが想像以上につらかった。。。高山病にも全くかからず、思ってより元気に登りきった分下りは本当に耐えがたかったです。下っても下っても下っても道はまだまだ続くし、ずっと同じ景色だし、足はガクガクするし。なにより登りのときのような、山頂に行ってご来光を!という気合がないし。5合目に到着したときは、私の限界をとっくに超えてると思うぐらい疲れ果ててました。 |