皆様より寄せらせた 栄光の体験記。役にたつお話・・・
2004年版(4)
■31 須走口から母子で登頂しました。
私(41歳女性)と次男(10歳小5)で、8月1日(日)から2日(月)、大陽館に一泊して登頂を果たしました。天気は快晴。母子二人だったので、用心に用心を重ね、事故のないよう、無理をしないよう、このHPを熟読して登山に臨みました。 天気以外で一番心配したのが、『高山病』。5合目で1時間以上体を慣らし、登りは複式呼吸に努め、ゆっくりペースで歩くようにしました。1日目は、2人とも楽勝で7合目に到着。早い時間に着き過ぎ、息子は手持ち無沙汰気味。大陽館の犬が遊び相手になってくれました。夜空は満月に満天の星。山中湖の花火が下界に小さく見え、富士山の高さを感じました。 2日目は、お弁当を持って4時頃山小屋を出発したのですが、息子が昨日とは一転、「足に力が入らないよう」と言い、10m歩いてはしゃがみこんでしまう状態に。寝不足と寒さと冷たい風に、ついには「お母さん、僕は7合目が限界かも知れない・・・」と弱気になってしまいました。これぞ、まさしく心配していた高山病か?ここで、持ってきた酸素缶、酸素水、酸素タブレット登場!息子のリュックを持ってやり、休み休み、励ましながら何とか見晴館までたどり着きました。 ここから下山しようか迷いましたが、とりあえず大休止。見晴館の宿泊者の方の朝食が終わった頃、中に入らせてもらい、卵スープを頂くと息子はみるみる回復。 外へ出ると気温も上がって2日目も登山日和。幼稚園か小学校の低学年位の小さい子が登っているのが目に入りるやいなや、息子は「自分でリュックを持つ」と言い、元気を取り戻してまた歩き出してくれました。 後は、またゆっくりペースで山頂まで。日の丸が迎えてくれ、感動の涙・・・。下山の砂走りは子どもにとって楽チンらしく、動物のように飛び跳ねながら下りていました。私は筋肉痛が治るまで4日かかりましたが、息子は何ともないとのこと。子どもには筋肉痛がないのでしょうか。 見晴館のご主人もおっしゃってましたが、ゆっくり登れば小学生くらいの子どもの方が大人より強いようです。子連れの皆さん、子どもはたくましいです。天気が良く、準備と用心をすれば、楽しい富士登山ができることがわかりました。次回は、夫と長男も一緒に家族全員でチャレンジします。 |
■32 登ってきました (須走口、見晴館泊)
去る8月7日(土)、晴れ時々曇りの朝8時に、家内と我孫子の家を出て、お昼前後には五合目の須走口に着き、予約出来なかった太陽館に、紹介された本七合目の見晴館には、夕方着くだろうと、車を走らせました。 行くと、首都高速の箱崎での渋滞、東名に入ると、お盆休みに入ってる車の渋滞に遭い、五合目の須走口に二時半頃着きました。 須走口の、樹林帯を抜け、いよいよ石と岩と砂礫の登山道になり、高山病と、足のけいれんに、怯えながら、休憩しつつゆっくり登りました。 六合目過ぎより雲行きが怪しくなってきて、雨がぽつぽつ降ってきたり、やんだりして、レインスーツ着たり脱いだりしながら、暗くなりそのうち雷が鳴り出し本降りになりました。 やっと山小屋の明かりが見え、前を通ると数人の人が雨宿りしていて、小屋の人らしき人が、危ないから中に入って、招き入れ、聞くと「太陽館」で、15年ぶりの天候との事で、見晴館には、 9時半頃着き、7時間の行程でした。 翌朝4時30分ごろ起き、山小屋でご来光を拝み6時30分ごろ、出て山頂には9時40分ごろ無事登頂しました。計10時間ほどかかりました。 下山は1時20分、砂走りは、足に優しくいいなーと、思いましたが、その内に足全体に負担がかかり、ひざが、がくがくして力が入らなく、少し歩いては休憩しつつ、最後の樹林帯では、暗くならない内に、帰らなければと思い、はって歩き、古御岳神社5時30分過ぎ着いて、一安心しました。下山は4時間ほどです。 今回の登山で一番心配したのは、太ももの、けいれんで、良きご教授と、太もものサポートを持って行き又週2回のプール通いで、鍛えた甲斐があったのか、足のけいれんは、起きなかったが、 他の人はあまりひざが、がくがくしているようには見えず、いかせん年には勝てないと、痛感しました。 以上無事、富士山登頂経緯ご報告いたします。 日本一の高い山、日本一の美しい山、富士山! 長年の夢と希望の富士山に登頂でき、こんな嬉しい事は、ありません。本当に有難うございました。 |
■33 須走口から 日帰り登山
初心者2名での富士登山日記です。 8月2日 17:00頃 御殿場の宿に到着 → お風呂に入り、20時前に就寝。 22:30 起床 車に登山用品などを積みこむ。 8月3日 23:45 宿出発 ふじあざみラインは真っ暗でカーブも多く、ちょっと怖かった。 でも懸念していた渋滞はなく、スイスイ進む。 ここで狸と鹿を目撃! 24:30 須走口5合目到着 第二・第三駐車場共に結構駐車している車がいた。 (中に人のいる車より、いない車の方が多いような・・・) 空いてるスペースはどちらも10〜15台分位か? とりあえず第二駐車場に駐車。 そのときの服装は、登山用下着(ブラとロングショーツ)・ストレッチパンツ・ 速乾性長袖Tシャツ・登山用靴下を着用。 登山口を一度確認した後、車内で仮眠しようとしたがすごく寒い!(タオルケット忘れたので) バスタオルをかけて丸まって眠ったけど、入り込んでくる冷気で膝や腰が・・・(^^ゞ 2:30 起床 登山準備をして、朝食のおにぎりを1個食べる。 2人でヴァームウォーターを1本飲んで出発! 星がメチャメチャきれいに見えた!すごくキレイで嬉しい。 登山前にトイレに行く。ここのトイレはきれいでペーパーも有り。 4:00 須走口より登山開始 最初は樹林帯なので虫除けスプレーふりまくり、まだ暗いので日焼け止めは無しで進む。 売店は開きかけていた(完全開店ではなかったけど) 真っ暗な中、樹林地帯をわずかな電灯の灯りで登る。 すごく険しい階段や岩場で、この時点で既にストックの有難さがわかる。。 前後にほとんど人はいないのでとても暗い。ヘッドライトをつけてる人は結構離れても 灯りが見え隠れしていたので、やっぱり強力なんだなと思った。 まだオンタデが咲いている高さで少しづつ空が明るくなってきた。 何度も振り返って白んできた空を見ながら登った。(ここで撮影) 明るくなってきたので、この地点から日焼け止めを塗り始める。 (※ここから1時間毎に日焼け止めを塗り直す) 4:30頃 ご来光 日の出のタイミングを逃さないようにのぼり、途中の少し開けた場所で 無事ご来光を見ることができた。 (再び撮影) まだ高山病の心配はいらない高さだけど、念の為腹式呼吸を心がけながら登っていく。 水分を適宜補給。最初は「爽健美茶」 ここで透明のゴーグルからオーバーサングラスに付け替える。 5:00頃 6合目「林館」(2400m)到着 ちょびっと休憩。 確かここにはビーグル犬がいた。 この辺りから、同行者が足の付け根が痛いと言い出したので、様子を見ながら登る事に。 結構辛そうなので何度か意思を確認しましたが、本人曰く「体がしんどいのではないから登る」 下山するならいつでもちゃんと言うようにと決める。 この後それぞれのペースで登り(私が先)、ポイントポイントで休憩がてら待つ事にした。 6:00頃 本6合目「瀬戸館」(2700m)到着 閉まってて、誰もいなかったので、スルー 自分がすごくお腹が空いている事に驚くが、リュックからおにぎりを出すのは面倒なので ウエストポーチからゼリー飲料を出してエネルギー補給。最初はヴァームゼリー。 左の方で声がするので見ると、下山道を走って下りていく人たちがいた。 楽しそうにも、大変そうにも見える。 頂上でのご来光組か? 太陽が登り始めるものの、雲が多く風も結構あるので割りと快適。 7:00頃 7合目「大陽館」(2950m)到着 ここでも休憩 同行者を待つ。 ここがあの「大陽館」かぁ・・・と、少し感慨にふける。 そして、ここからが高山病とのホントの戦いだ!と、気を引き締める。 同行者は足の付け根が相変わらず痛そうだが、登るとの意思は変わらず、登山続行。 パラパラとしかいなかった他の登山客が、少しづつ増えてくる。 13:00頃 頂上到着 や・やったぁぁぁぁl! (予定より随分かかったけど) でも、嬉しいと言うよりは・・・「てこずらせやがって〜」という感じだったかも。。。 ここでもすごい風。 それを避けて座り込む。自衛隊の人たちもたくさんいたけど、 それ程疲れているように見えないのはさすがだ。。。 ここでもすごいことを目撃。 子供2人連れたお父さん、なんと小学生位の息子を 背負って登ってきた。 それよりもう少し大きい子は自分で登ってきたけど、 よくそれであの岩場を登ってきたなぁ・・・と、ただただ感心。 18:00頃 「砂払5合目」 到着 や・・・やっと着いた〜 (T▽T) しかし既に薄暗い。 売店はもちろん閉まっていて、ベンチに座っていたのも男の人2人だけ。 とりあえず座る。ここで少し体制を立て直しつつ休憩。サングラスを外して透明の ゴーグルに付け替える。 そうこうしていると、先にいた男の人2人が出発した。 18:30頃 私達がそろそろ行こうかと立った時におじさんが1人やってきた。どうやら同行者待ち。 正規の下山道以外に行くのに人目が会ってはまずいかな?と思いつつブル道へ行こうとすると 「下山道はこっちですよ」と、おじさんに声を掛けられた。 「ちょっと見たい物があるので・・・」と笑顔で答え、心の中で謝りつつそのまま行ブル道へ。 さて、この下山道。以前より掲示板で何度か話題になっていたので、楽しみにしていた所。 砂払い5合目より上の下山道に比べ、こちらの道のほうが若干楽ではあるが、掲示板で 書かれていたほどでもないような気がした。 しかし!私は正規の下山道(樹林帯)を下山した事が無いので、多分この道よりはるかに キツい道のりなのだろうと推測し、納得する事にした。 |
■34 初めての親子富士登山(須走口より)
2004年8月1日(日)から2日(月)にかけて須走口より長男と親子して登頂して参りました。 息子は中一の12歳、私はちょうど1日が誕生日でもあり46歳となりました。私は今年で5回目の富士登山。長男は初挑戦です。 体力面では私は学生時代山登りをしていましたが、長いブランク期間があり、体力技術ともほとんど初心者状態となってしまいました。でもここ数年「富士山」と聞くと体がむずむずし思わず気合いが入ってしまいます。 全体の予定はゆったりとしたもので朝9時前に須走口より入り、7合目の見晴館で一泊し、小屋でご来光を迎えてからのんびりと頂上を目指すのが全体の山行計画です。 天候面では直前まで台風10号がふらふらとしていて、気がもめましたが、1日当日は台風一過で非常に天気が良く快適な登山ができました。 8時40分 5合目発 14時25分 見晴館着 時間も早い事から小屋には私達が一番乗り、見晴館はこじんまりとしていますが綺麗で好印象です。以前小屋泊まりをした祭には、食事が少なくお腹が空いた思いが頭に残っていたので、特別期待をしてはいませんでした。しかし見晴館でもお馴染みのカレーですが量も多く十分なものでした。感激したのはカレー以外にも漬け物と野菜の煮物をたっぷり出してくれました。朝ご飯も味噌汁とたっぷりの佃煮を出してくれてさらに好印象です。 夕飯時、ここで長男の具合が悪くなり始めました。頭痛と吐き気です。どうやら高山病のようです。色々と考えが頭をめぐり朝になっても治らなければ断念して下山をするしかないかな、、などと考えておりました。しかし比較的軽かったようで一晩ぐっすり寝てご来光を迎える頃にはケロリとしていました。(安堵) 6時 見晴館発 8時 頂上着 1時間ほど食事をとったりしながら休憩 9時 お鉢めぐりに出発 10時35分下山 13時25分 5合目着 全体として天候に恵まれた事が一番ですが、日月にかけての山行の為でしょう登山者も少なく快適な上、スケジュールにも余裕も持った事でのんびりする事ができました。長男にとっても良い思い出となったようです。ここ数年、土日の夜行日帰りの富士登山をしていた私にとっても今年の富士山は新鮮でした。また来年も子供を連れて登頂したいと思い、今から来シーズンが待ち遠しい気分です。 |
私、44歳 主婦。主人、45歳 内装工。
昨年、結婚20年を記念して、富士登山を計画したが、仕事が忙しく実行出来ず今年こそは・・・と仕事を調整して 8月5日。準備は、万全。しかし、天気が・・・ 午前中、雨。午後、曇りの予報(さーてどうしよう・・・)とりあえず、5合目まで行って考えよう。と、いう事にした。きょうをはずすと、決行日は、仕事の都合上、9月になってしまうので。 7:45 埼玉の自宅出発。高速の乗り口を安行にしたのが、失敗で、渋滞に巻き込まれてしまった。 11:30ようやく中央高速 石川PAに到着。売店で、酸素入りの水を購入。この水。カナダの水に10倍の酸素を充填という優れ(?)モノ。これは、買うしかないでしょ(笑)その後、順調に流れて、富士急ハイランドを横目で見送った途端。 雨が・・・雨が・・・かなり降ってきた。(やな予感)スバルラインへ進みドンドン上って(う〜耳が、痛い)なにやら下山者の格好に目を見張ってしまった。(ぎょえっ) スーパーのビニール袋を靴の上から履いてる。ドロドロ・・かなり、降ったらしい・・・駐車案内の人に止められた。ちょっと待てば空くらしい。ここに、路駐しても構わないということだが、もちろん待った。 12:30 5合目到着。あまり待たずに、駐車場に入れられた。階段の真下の好ポジション(ラッキー)にとめられた。とりあえず、高度に慣れるため昼食を・・・イカ焼き&とうもろこし焼きの匂いにフラフラ・・・でも、ビール飲んだら登山出来なくなるぞ!下山してからのお楽しみで おそばでがまん、ガマン。(う〜ん・・ビール飲みたい・・・)車に戻って身支度開始。 13:35 登山開始。団体さんは、みんなカッパを着込んでいる。ザックカバーまでしている。(どーしよう)もう、降らない・・・と期待して、半袖でのスタート。鈴付き金剛杖購入。登山初めての二人なので、ちゃっかりと団体の最後尾について行きました。杖の鈴が、結構うざい・・・むしりとって(笑)、ポケットの中へ 13:50 吉田口登山道 到着。 「ここからは、下りはありません。後は、登るだけです」ガイドさんの話し。馬で、登って行ったヒトがいた。馬、七合目まで12,000円なり。まだまだ、元気一杯。ウキウキ気分だから、もったいない・・なんて思ってしまった。 それにしても暑い(汗)酸素入りの水をガバガバ飲みながら、ザクザクと進む。最初の山小屋の花小屋で、焼印を押してもらった。標高2700m。うそっ!5合目が、2400mだから。300mしか登ってないのォ!(脱力)おそるべし、富士山!! 上を見上げると。岩場が・・クラクラしてきた。先が、おもいやられる・・(ぞっ) 15:30 日の出館 到着。下をみても、雲&雲&雲・・・何にも見えない・・・上を見上げると、果てしなくつづく急な岩場。(マイナス思考) 16:15 鳥居荘 到着。2個目の焼印を押してもらう。みずようかんが、おいしい(笑)登れるとこまで行って泊まろうと、予約をしてなかったので、白雲荘に電話してみた。 「全然空いてるから、そのまんま来て」 16:50 八合目 太子館 到着。雲の上だけど、気分は・・・ 17:10 蓬莱館 到着。白雲荘のヒトが、上から叫んでいる。「もう少しですよォ〜がんばってくださ〜い」大声で声援してくれるけど・・・足どり重く・・・(つらい)なかなか、近づけない・・・(泣) 17:25 白雲荘 到着。やっと、やっと、やっと到着しました。4時間。高山病も大丈夫。とりあえず、焼印を押してもらう。3200m。朝食は、山菜御飯ということで、2食付でお願いした。 山小屋初体験。その様子は、高1のバイトくんに案内してもらった。靴は、靴箱に。杖は、杖立てに入れて。2段ベッド(?)の下に案内された。(真っ暗) 先客が、いたので、ご挨拶を・・・1スペースを2組の夫婦で寝る事になりました。びしょびしょになったTシャツを着替えて、夕食のカレーを食べに大広間に行へ。 おやっ!みんなビール飲んでるぞ!つられて(笑)ビールを注文。 うっ・・・なんだか泡ばっかり飲んでいるみたい・・・(あんまり、おいしくないぞ)いっしょに山菜御飯もくれました。カレーだけじゃ足りないので、食べちゃえ!と、思ったのですが、お腹いっぱいたべては、NGを思いだし、持ってきた行動食(おやつ)をパクパク(笑)なんにもするコトがないので、寝ることにした。 高山病対策でダイソーのO2テープを貼って、モーラステープをそこいら中に貼って 19:30 就寝。しかし、うるさい!まわりの話し声。明日のジャンバーが、どーのこーの(怒)はみがきガムが、どーのこーの(怒)メガネケースが、どーのこーの(いいかげんにして〜)イライラしながらもウトウト・・・わぁー今度は、いびきだぁ!しかも、主人ときたもんだ。お鼻スッキリいびき防止のO2テープ貼ったのに、ダイソーでケチったから、いけなかったのかな?イライラしながらもウトウト・・・やけに、ざわついて来た。どうやら、みんな出発していくみたいだ。(がんばるなぁ〜) 0:10 トイレに外にでてみて、びっくり!ヒトが、ゴチャゴチャいる。団体さんの点呼、ガイドさんの説明、エイエイオーのかけ声(なんだ、なんだ)おまけに寒い・・・また、フトンの中でウトウト・・・ 「オハヨーございま〜す。頂上でご来光を拝まれる方は、出発の準備をして下さ〜い」バイトくんの声。もう、みんないないよ・・と思いつつ、4時に目覚ましセットして、ウトウト・・・携帯のバイブでびっくりして起きました。(わぁ爆睡してしまった) 荷物を持って大広間へ。ギョエッ!みんな、真冬の格好していて、めちゃくちゃ寒そうにしている。丸まって、寝ている親子がいる。夜どうし登ってきたんだ・・・(スゴイ)うちら夫婦は、半袖Tシャツ姿で、フトンの中でぬくぬくしていたから、うっすら汗もかいている。白い目でみられてしまった・・・(やばっ)長袖Tシャツは、いらないという、主人の判断(大当たり)で、フリース、ジャージ、カッパ(テフロン加工)のいでたち(やけに軽装)で、白雲荘さんの方にお礼をいって、 4:20 トボトボと登山開始。ひとつ上の元祖室で、朝焼けが濃くなり、ここでご来光を拝む事に。 5:40 胸突八丁 到着。「これからは、楽だよ」とおじさんに励まされた。(まじ?)おじさん、ウソでしょ〜(泣)上を見上げれば、鳥居が見える。でも・・・ジグザグ道を進んでも進んでも近くにならない・・・(泣) 下を見ると、山中湖も河口湖も見える(絶景)はるか下に、岩場&山小屋も見える。後、少し・・・と自分に言い聞かせるも、下山道の矢印にひっぱられそうになる。足元から、目をあげてみると、同じヒトに抜かれたり抜いたり・・・妙な連帯感が、わいてきて?励まされたり励ましたり・・・(部活のノリみたい) 6:30 八合五勺 到着。県境の焼印を押してもらった。ここから、山梨県じゃなくて静岡県です。主人にリュックを持ってもらった。後少し・・・・息が、苦しい。(酸素・酸素) 7:30 やっと、やっと、やっと登頂しました! 感動的な瞬間は、写真撮影の後、白雲荘から3時間(通算7時間)二人仲良く、揃って鳥居をくぐりました(やった〜)主人45歳 私44歳 結婚22年 みごと、登頂いたしました。(感激) とりあえず、山頂の神社で、焼印じゃなくて、朱印を押してもらいました。参拝して、お札をいただいて、休憩所で山菜御飯のお弁当を頂きました。お土産ののれんの「一歩 一歩 また一歩」の文字にじーんとしてしまい(涙)さて、お鉢巡りは、どうしましょう・・・とりあえず、火口をのぞいてみましょうか。 すっごい!大きい(あたりまえか)深いそれより、向こう側に見える富士測候所の遠さに・・・(ぞっ)やめよう・・・(妥協) ここまで、来れただけでも大満足(笑)しばし、絶景に酔いしれ?て、 8:30 下山開始。 自分で登ってきたのだから、自分で下りなきゃ。楽ちん!スピードがでる(ニンマリ)と、主人がいない???なにやら、ズルズルと下りて来る。どーしたの?膝が、痛いらしい(大変)サポーターをして、杖を2本使っての下山となりました。 それにしても、長い長い下山道でした。登りは大変(私)だったけど・・・下りも大変!(主人) 12:30 五合目 無事到着。 きのうより、人が多い。さすが、金曜日。疲れた・・・イカ焼きどころじゃない・・・靴を脱いで着替えてお土産買ってさっさと、退散。うわっ!スゴイ車だ!駐車場待ちに渋滞している。5合目まで相当ありそうな所に路駐して、登山の準備をしている。(絶句)どうやら、いい時に登山したらしい。 天気にも恵まれ、空いていて・・・良かった 良かった P.S 次の日の筋肉痛は、悲惨でした。階段が、降りられない・・・(笑) |
■36 制覇しました (富士宮口)
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■37 富士山登頂録
登る前にホームページを参考にさせてもらって助かったので何かのお役に立てればと思って感想を送らせていただきました。 僕らが持っていたもので非常に良かったのがipod(music player)です。まぁ別に音楽がきければipodじゃなくてもいいんでしょうが(笑) メンバーは全員23歳と若さゆえの勢いで6合目に入るまでにはギャーギャー騒ぎながら歩いていたのでよかったのですが、6合目を過ぎると誰もしゃべる余裕がなくなり個人の戦いになりました(笑)僕らもご来光を拝むために9時から登ったわけですが音楽を持ってきていた人と持ってきていない人ではかなり差があったみたいです。 僕は富士山に行く前に、山で聞きたい音楽をセレクトして持っていったので山小屋の光と星空の中、音楽のリズムに合わせて一定のスピードで登っていたら、ずっとハイテンションのまま本八合まで4時間でつくことが出来ました。なんか登れば登るほどエネルギーが出る感じで気持ちよかったです。 逆に音楽がない人は、ずっと暗闇の中、薄い酸素のため話すこともできず淡々と登らないといけないのがつらいといってましたね。 富士山は仲間でわいわいしゃべりながら登山っていう高さではないので、やはり音楽はお勧めです。精神的にも落ち着けるし、呼吸のリズムも取りやすかった気がします。 あと、酸素ボンベは持っていったほうが、アルプス登山隊みたいな気分に浸れていいですね。実際に役にたったかどうかは不明ですが・・・ ちなみに、登頂してまもなく頂上がものすごい風と霧に見舞われご来光は全く見えず。8合目まで下山するとようやく、太陽が顔を出しました。吹き降ろしの気流や、目の前に広がる雲海を見るだけでも登る価値はあると感じました。 皆さん思うことだと思いますが、下山してきてみる昼の富士山は汚いですね。もう少し山小屋も色を統一するとかしないといつにたっても世界遺産にはならないなぁとしみじみ。 下山途中、膝が痛くなりましたがそれ以外は難なく登れて若干拍子抜けの感もありますが、仕事のストレス発散には最適でしょう。寝る前に温水と冷水を交互に使ってストレッチをしたら筋肉痛もほとんどなく快適な登山でした。 |
■ 38 神様に感謝の富士登山
8月19日、20日と登ってきました。ほとんど初心者の44歳2人、42歳1人の男3人です。 新宿から往復バス、山小屋1泊、温泉付きというツアーに参加しての河口湖口からの登山を選びました。自分で車を運転しての往復はしんどいだろうという理由からですが、ツアーを選んで正解だったというのが正直な感想です。 19日11時頃に5合目に着き、昼食しながら身体をならし、11時30分頃歩き始めました。当時は快晴で、天気予報では夜は雨ということも忘れ、快適にスタートしました。 でも、7合目あたりから霧のような雨が降り始め、風も出てきて、上に登るほどに風雨は強まっていきました。 3時頃に本八合目トモエ館に一番乗りで到着し、次々と到着してくる登山者を見ていると段々と風雨も強まってきているので、段々と悲惨な状態で到着してきておりました。3時頃に到着していて良かったなと友人と話をしていて、山小屋の支配人という方に話しを聞くと、「こんなにひどいことは滅多にない。これは台風の影響だ」ということでした。 その頃、台風15号が日本海の北の方を東行していたころで、ここまで影響があるのかと、やはり高い山の気象は甘く見てはいけないと思い知らされました。 それから、風雨はどんどん強くなり、山小屋はゆれるし、窓は割れるかと思わんばかりに震えるし、翌朝のご来光、登頂は絶望的とあきらめざるを得ないかと思いながらも、弱まらないかと、ほとんど眠れずに風の音を聞いていました。 午前5時頃がご来光ということだったので、3時に起床し、回復を待って登ろうということにしていたのですが、3時には若干風は弱まったものの、依然として激しい突風が頻繁にあり、雨も降っていたので、山頂でのご来光は絶望的となりました。 ところが、4時頃になって急に雨が止み、河口湖付近の夜景と満天の星空が広がったのです。 依然として、激しい突風は続いており、初心者ツアーの案内人の方が「風が強いので登ろうと思ってはだめだよ」と誰にともなく叫び、注意を促していましたが、それでも、行けるところまで行ってご来光を見ようと、出発しました。 思えば、これは無謀なことだったのだろうと、後で友人と話をしたりもするんですが、少しでも高いところでご来光を、という気持ちで出発しました。 確かに風は強く、時折、ふきすさぶ突風に身を伏せるようにしてしのぎながら登っていき、9合目の鳥居の辺りでご来光を迎え、その荘厳な様子には圧倒されました。見ることができたのは、奇跡に近い状況だったので、喜びもひとしおでした。神様に感謝の瞬間でした。
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■39 還暦夫婦の富士山!
永年の夢であった富士登山を実現!団体のツアーに参加する。一週間前からの準備、装備、携帯品、食料品と万全と思いきや、最悪の状況を想定していなかった。セパレータの合羽にフードがついていなかつた。ザップカバーがなし、リュックが小さくて着替えが制限された。結果は、一日目の山小屋でリュックの中まで湿っていたので、着替えまで湿気を含んでいた。夜中の寒さと空腹で眠れなかった。雨対策の失敗。二日目も台風15号の影響を受けて登る。8合目の大子館に着くが風雨は激しさを増し、登頂か、断念か採決を行う。21名中、10名が登頂に向かう、残り11名は待機となり、寝袋に入り、30数メートルの暴風の音を聞きながら、悶々と時間を送る。結果、無事登頂ができたが、瞬間風速40メートルの風にあおられ、とんぼ返りで8合目まで下山。冒険もよし!断念もよし!結果がよければすべてよし!そんな感想でした。高山病に3名がなり、仲間の苦しんでいるのを見るのも辛かった。幸い、下山の時にご来光が拝めたのは、よかったのですが、また、挑戦する気にはなりません。富士山は、眺めての霊峰でしょうか。 |
■40 リベンジのご来光
今年2度目の富士登山を8月21〜22日にかけて行ってきました。前回は7月の3連休で行ったのですが、ご来光が見れず悔しかったのでリベンジしてきました。夜11時、富士吉田口より登山開始、満天の星空で流れ星や衛星も見れました。これだけでもとっても満足でした!途中8合目過ぎから途中途中で渋滞が始まり、止まっていると寒いので本八合目の富士山ホテルで休憩しました。そしてこのまま登っても渋滞でご来光の時間までに頂上に着かないと判断し、ここでご来光を待つことにしました。ちなみにここでコーヒー(400円)、カップヌードル(500円)を注文しました。ここの方たちはとっても応対が早く感じもすごく良かったです。5時すぎ、念願のご来光を拝むことができました!!!とっても感動しました。掲示板の書き込みをみると、頂上では厚い霧のためご来光は見れなかったようなのでラッキーだったと思います。確かに本八合目より上空を見たら厚い霧が覆っていました。ご来光を見た後登山再開、7時13分に頂上に着きました。頂上で気になったのがトイレです。 |