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皆様より寄せらせた 栄光の体験記。役にたつお話・・・
 2006年版(4)

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31 「富士登山」(子供の作文)

母親と子どもだけの登山を投稿したものです。
息子ギャオスが富士登山の経験を作文にしました。夏休みの宿題にしました。せっかくの経験ですから無駄にはしません(笑)つたない文章ですが、ストレートに伝わると思うので、是非ご覧ください。


「富士登山」
7/29〜31 友達のT君とそのお母さん、妹と僕のお母さんの5人で富士山へ挑戦しました。前回は7合目で下山しました。富士山には、休けい所がたくさんあります。

まず、一合目から五合目まで車で行き、そこから登ります。五合目には、ちゅう車場とちょっとした商店街のような店が少しあり、そこで昼飯にします。

そして登ると次に六合目につきます。どんどん登っていき本六合目、七合目。この七合目で息が苦しくなり、高山病にかかります。(高い山を急にどんどん登るその場の空気になれる事出来ず頭が痛くなる、気持ちがわるくなるなどのしょうじょうが出ます。)
前回ぼくはこの病気にかかり下山しましたしかし今回は、「山頂にいってやる」という気持ちでした。

準備ではしおりを見てどんどんリュックにつめていき、しおりにかいてないものがあると大さわぎで大変だった。

ついに富士山を登りついに今日泊まる七合目についたがその時空気がうすく一番苦しい時だった。七合目まで歩いている時みんなとの会話もあって楽しかった。七合目での朝みんな4時におきて「ごらいこう」を見た。すごく感動的だった。
そして七合目を出て本七合目、八合目、本八合目、九合目、本九合目そしてついに山頂についた。

一番乗りはぼく、次にT君のいもうと、ぼくのお母さん、Tくんそのおかあさんの順でした。山頂は祭りのやたいのような物がたくさんあり、その屋台のお店で昼飯にしました。
その後富士山の「火口」を見ました。(火口とは富士山がふんかして出来た穴のこと)
すごく大変だったけど山頂に行くことができてうれしかったです。

■32 河口湖口からリベンジ登山

私たちは30代後半の夫婦で、地元静岡の富士山のまん前に住んでいます。
私は昨年、生まれて初めて富士宮口から登りました。
元々嫁さんが今まで3回挑戦して1回しか登頂出来ていないということで、(嫁さんはホノルルマラソンも難なく完走するほどの体力の持ち主です)よっぽど大変なんだろうなと思っていたのですが、ご来光は見られませんでしたが、高山病にも無縁で難なく登頂出来ました。

 今年は、7月22日に須走り口から登ってご来光をと余裕で出発したのですが、本7合目で雨に降られ、なんと高山病で一歩も登れなくなり、やむなく断念。下りでは、真夜中の雨と霧の砂走りで、まったく何も見えない恐怖の中、お酒で酔っ払ったわけでもないのに嘔吐してしまう失態を演じてしまいました。

 そこで、8月15日に河口湖口からリベンジ登山となったわけです。
 8月15日マイカー規制解除をまって深夜1時に5合目に到着しました。
 高度順応の為、ごはんを食べた後、周辺散策、車内でうだうだし、3時5分に5合目を出発しました。のんびり歩いて3時50分に6合目に着きましたが、霧雨状態ですぐ出発です。
 7合目には5時に到着、辺りは霧でしたが、山頂方面は、赤く染まっていました。しばらくすると雲の中から太陽がぼんやりと見えてきました。一応ご来光と納得つつ上を目指します。
 本7合目には6時に到着しました。チョコとアミノバイタルでエネルギー補給です。
 8合目太子館に7時に到着しました。ここでトイレ休憩です。山小屋の人が「頂上まではここまでの倍の時間かかります」との事で、すでに4時間経過したので、さらに倍の8時間と考えるとずいぶんとのんびりペースです。
 ペースを上げようにも上がらず、本8合目富士山ホテルには9時に到着です。またアミノバイタルを飲むつもりが急激な睡魔に襲われ、そのままの姿勢で10分ほど熟睡してしまい、嫁さんに笑われてしまいました。
 8合5勺には9時20分に到着しましたが、歩みを止めるとなかなか次の一歩が出なくなりました。
嫁さんの励ましも有り、何とか10時55分に頂上に到着です。
確かに8合目から倍の時間がかかり、合計約8時間で頂上です。山小屋で休憩&食事しましたが、その間雨が降り出しました。「雨が強くなる前に早く下山しなさい」とのことなので、お鉢めぐりは諦め、地元のアウトドアショップの懸賞応募はがきも山小屋に投函をお願いし(有料)12時35分にそそくさと下山開始しました。
 かなりの風と雨と霧で周りが良く見えません。嫁さんは先ほどの元気はどこえやら、「来年はもう登らない」とかなりブルーになっています。でも下りの歩き方がわかってくるとどんどん追い抜いて自然に元気になって来ます。
 5合目には、15時20分に到着です。 「もう一回登れる」とか言ってます。
 とにかく、リベンジ成功です。正直うれしいです。自分と励ましてくれた嫁さんをほめてあげたいです。来年は頂上でご来光をと心に誓う今日この頃です。

  以上です。宜しくお願いします。
  また、色々な富士登山情報ありがとうございました。

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■33 初挑戦

8月14の21時 須走口駐車場に到着、が満車なので路肩に駐車。レトルトカレーで夕食。装備を確認後車内で22時就寝。4時起床。装備最終確認後出発4時20分。6合目に6時到着。天候快晴微風。◎本6合7時到着。
 7合目8時20分到着。な、なんと登山靴のソールが左側剥離。ガムテープにて補修。8合目9時40分到着。
登山靴のソール両方とも剥離。足元が不安。天候霧雨から雨。本8合目11時到着。天候横殴りの雨、斜め下から降ってくる。
 久須志神社到着13時30分。ガスと霧雨。山小屋にて休憩、暖かいトン汁にホッとする。お鉢めぐりは断念。トイレ、お土産購入後下山開始。14時40分。
 本8合目15時40分。8合目15時50分霧雨。
7合目17時20分。砂走り到着。とうとうソールがレインスパッツのゴムのみで支えられている状態になり、ソールを自ら剥がす。砂が柔らかいのでやっと普通の速さで下山可能になる。天候曇り。
 急ぎ足の韓国の若いカップルに声をかけられる。帰りのバスに間に合わないらしい。五合目の売店にてタクシーを呼ぶことを薦める。ちゃんと帰れたかな?御殿場の夜景がきれい。
 砂払い5合目到着。ソールがないためペースダウン。暗くて地面確認に時間がかかる。滑って1回転倒。
 ヘッドランプの登山者とすれ違う。「お疲れ様」「気をつけて行ってらっしゃい」声を掛け合う。五合目到着19時40分。お疲れ様。路肩駐車の登山客はほぼ撤収済みか?コンビにで買い物。精進湖にてテント箔。翌日ほったらかし温泉にて入浴。帰宅。

 今回持参した水分・食料(2人分)
4リッター(お茶、スポーツドリンク)ゼリー飲料?4。あんパン。蒸しパン。ビタミンC入り飴。水は山小屋で購入しませんでした。
 次回の必携品(自分的に)
防水のグローブ、ハイキンググローブは雨で凍えた。
マスク、砂走りのホコリがすごい。

登山靴は、超国産有名メーカー製、購入後2年、登山4回目。ソール張替えなし。あんなにあっさりメクレルノ?2万もしたのに〜

初心者(しかも4月にヘルニアの手術済み)の登山なので、時間的はかかりましたが、満足感でいっぱいでした。

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■34 須走口から家族で登ってきました

 「富士山にはいつか登ってみたい、子どもたちにも体験させたい」と思ってはいましたが、未経験の自分が家族(子ども:中1男、小5女、小3女、妻??歳、自分:40代後半)を連れて行く自信など無かったところ、昨年、仲間と行くチャンスがあり、富士吉田口から登って山頂を極めました。
 そこで、「今年は家族と登るゾ!」と決心し、準備を始めました。
昨年の経験から、土・日は大変混雑することから、日程を8/18(金)・19(土)に決定!また、5合目までマイカーでいけて、道中も変化のある「須走口」とし、山小屋は本7合目の見晴館に予約しました。(このホームページが大変役に立ちました。ありがとうございます)
 金曜日、台風の影響で不安定な天気が心配の中、千葉の自宅を朝5時半過ぎに出発、渋滞も無く8時半にあざみライン須走口駐車場に到着。駐車場内は混雑してはいましたが、どうにか止められました。
 まずは手ぶらで登山道入り口のおみやげなど眺めながら気圧になれるため1時間ほど散策後、9時半に出発。古御岳神社で登頂を祈願し、森林地帯を元気よく登りました。
 途中、下山者とすれ違うと子どもたちから元気よく「こんにちは」「こんにちは」!外人さんとすれ違ったとき、長女はアメリカ人かどうかわからないので、どうしようかと思ったけど「こんにちは」って言ったら「こんにちは」って返されたのでびっくりしたと言ってたし、次女は「ハロー」っていったら「こんにちは」って返された!って驚いてました。
 11時半、森林地帯がそろそろ終わるあたりでお弁当を食べ、新6合の長田山荘に12時過ぎに到着、1時半近くに本6合の瀬戸館に到着。このあたりからだいぶペースダウンしてきました。高山病にならないように、子どもたちには思いっきりはいて深呼吸をさせようとしましたが、一番下は深呼吸自体がもともとうまくできないみたいで、浅い呼吸の繰り返しノ。
 3時前に7合目を出発してから本7合までが長かったノ。やっと本日の宿泊場所である見晴館についたのが、4時前。休憩含んで6時間以上かかりました。
 宿はとてもきれいで、家族5人で3枚分ほどの布団スペース!2枚分もらえれば充分と思っていたので超ラッキーです。(去年は大人9人で頭と足を交互にして横向き「くの字」で布団2枚強)
 しかし長男は早くも高山病の症状がノ宿に着くなりダウンするし、普段大食漢なのに夕食のカレーをやっと食べていました。
 かくいう私も、山小屋で飲むビールを楽しみにしていたのに、いざ飲むと、炭酸をうまく飲み込めず、ビールを飲みながら何と溺れそうに??なりました。
 去年も高山病になり、つらい思いをしたため、今回は登山中はタバコをガマンしてたのですが、早くも危険信号がノ
 調子も悪いので6時には就寝。普段家族でキャンプをしたりしているせいか、狭いところでもすぐに寝付けました。ノと思いきや8時ころ長女の「気持ち悪い」から、長男の「吐きそう」と、夜中に何度も起きたり、私も高山病で頭がガンガンしてました。
 次の朝ノ朝早くから歩き出すのはまず無理だと判断し、宿の前で御来光(須走口はどこでも見られるのがいいですね!)朝食は弁当にしようか迷いましたが、どうせ食欲が無いのならゆっくり食べられてあったかい味噌汁が飲めるので宿でとることにしました。
 寒いのでフリースと雨具の上着を着て6時過ぎにいざ出発!とはいっても息子は頭痛い、長女は気持ち悪い、次女は疲れていてぐったり、もちろん?私は高山病で頭はガンガン、気持ち悪いのダブルパンチノ、なぜか妻だけは寝不足だけど元気で高山病の気配なし!後で聞いたら「出産時の呼吸法が良かったのかしらノ」改めて?尊敬?しました。
 さあ、でもここからがまた大変!長男は「頭が痛い」「頭が痛い」と文句を言いながら登ってましたが、次女は遅れ気味で不機嫌なのを長女と妻が一生懸命励ましながら登ってました。が、ノとうとう半べそ状態になってきて、このままでは登頂が危ぶまれると思い、リュックは私が持つことにノ。荷物が無くなってまた元気になりました。
 8合目を過ぎたあたりから、登山道なのに下山客と何度もすれ違います。「何で下山者がこの道を通るんだ!」と憤慨していると、どうやら下山道が落石で閉鎖されているとの事。登りづらくて大変でした!
 次女を励ましながら登っていた長女も高山病のため「気持ち悪い」とだいぶへばってきたので、長女の荷物も担ぐことにしました。こういうところはトーチャン頑張らないと!
 やっとの思いで頂上へ!私はここまで来れば下りはどうにかなる(特に子どもは!)と思っていたせいもあり、いきなり気が抜けて休憩所にヘナヘナと座り込み、さっきまで高山病もだいぶ調子がいいと思っていたのに頭はガンガン、意識が朦朧としてしまいました。
 長男は汁粉を、私はあったかい缶コーヒーをたのみましたが、一口でもう受け付けません。ヘロヘロになって寝転んでいると、妻が「落石で郵便局まで行く道が通れず、反対回りすると○○分ノ」とか「これからどうするの?」とか色々言っていたけど、頭がガンガンの私はなんかつっけんどんでロクな返事もしてない状態、娘からも「大丈夫?」の問いに、一言「ダメノ」。極めつけはトイレで吐いちゃいました!!!
 休んでも症状の回復は見込めないため、下山あるのみ!幸い?お鉢めぐりは通行止めのため、行きたくても行けない!(ラッキー!)
 11時半に下山開始、子どもは下山には強いと思い、娘二人の荷物は、それぞれにまた持たせました。
 下山は早い早い、長男はタッタッタッタッいっちゃうし、登りにぐずってた娘2人も、休まずどんどん降りてます。親のほうがついていくのにやっとといってもいいくらいです。
 8合目からのつづら折りの下山道、砂走りがどんなものかわからず、ショートカットして降りていたら、上のほうから「岩を落として降りちゃイカン!」という怒鳴り声!後で確認すると林野庁のおっチャンでした!。あわてて、下山道に落ちた岩を脇にどけました。どうやら今朝、落石で人が怪我たらしいです。皆さん気をつけましょう。
6合目あたりから、楽しみにしていた砂走り!でも、思ったほど快適ではなく、意外と疲れました。それにしてもこの下山の長かったことノ。途中ガスって、ほとんど景色を見られなかったこともあったけど、とにかく単調で飽きちゃいました。このホームページにもあったけど、下りが意外とキツかったです。
 やっと砂払い5合に到着、休憩して駐車場まで30分歩いていき、3時半に到着、下りは何とほぼ4時間でした!
 5合目でお土産を買ったりしながら、4時過ぎに駐車場を出ました。
 来たときには無かった路上駐車が2キロ以上つながっていました。さすが土曜日!スケジュールを金・土にした効果を改めて実感しました。疲れた体で、車まで2キロ以上歩いて戻るのは、しんどいでしょうね!
 帰りに「あしがらの湯」(町営温泉で、大人500円子ども250円)でのんびり疲れを癒して、帰途に着きました。

*持って行った物
・携帯酸素
  効果のほどは不明ですが、特に子どもたちにとってはいい意味で「気休め」になりました。(事前に2本セットで800円で購入)
・食べる酸素
  効果不明、気休めも??(800円で事前購入)
・靴関係
  悩んだ末、子どもたちは普段使用のスニーカー、妻はトレッキングシューズを新規購入(山小屋で間違えられてしまい、下山時苦労してました!なんらかの印をつけておく必要あり)
・スパッツ
  子どもたちはスニーカーのため、スパッツの代わりとして、昔々私が使っていたサッカー用のストッキングを2つに切って自作、一応役に立った
・雨具
  子どもは、林間学校で使った上着だけの雨具があったけど、思い切って上下で6000円ほどのものを購入。妻はゴアを新規購入。私は持っていたけどゴアじゃなかたし、みんなが新しいので思い切ってゴアを購入、今まで使っていたのはだぶだぶだけど息子に使わせることにノ(ヒデー親?)
 結局雨には降られませんでしたが、2日目の防寒用として上着だけは全員着用。
・服装
  子どもたちは1日目は半ズボンにTシャツ。防寒用としてフリース。中間として長袖のシャツを持って行けばよかった。(Tシャツとパンツ、それと雨に降られたときを考え、長ズボンの1セットのみ持参)
・ザック
  子どもたち、妻はあるものを使用、私はモンベルのチャチャバッグ(45L)新規購入。ここまで大きくなくてもいいのだけど、何かのために大きめにしてたら案の定、娘2人のザック背負うハメにノ。でも、要領に余裕があったために無理なく背負うことができました。
・杖
  私は、下山時何度もひざを痛めたことから、2本使いのストックを、妻は私が前に使っていた1本ストック、子どもたちは、焼印の楽しみがある杖を出発地点で購入。でも結局長男はストックが良いといって、妻と交換して使っていました。

・食料
  1日目の昼食、行動食としてチョコ、あめ、ガム(普段、歯医者通いのため禁止していたので、子どもたちは喜んでいた)、ポテチ(気圧の変化で膨らむ様子を見るため)、一口サイズのチョコパン、食欲が無いときのためのゼリー飲料(案の定2日目高山病のとき利用)、非常食としてカロリーメイト
・飲み物
  私と長男は500mlペット3本、妻娘たちは2本ずつ。登りの山小屋までは結構飲んだが、それ以降はあまり飲まなかったので、充分足りました。
・筋肉痛対策
  バンテリンは持参、それより下山時に膝が痛くなることがしばしばあったので、今回は家族を連れての山行なので、膝が痛くて歩けなくなるわけにはいかないため、思いきってトレッキング用のタイツを購入しました。(15,000円位)高かったけど効果抜群!登山中は(下山中)まったくといいほどトラブル無く歩けました。(翌日以降の筋肉痛は言わずもがな?)膝に自信の無い方は、膝用サポーターではなく、このトレッキングタイツをお勧めします!!!
・ガムテープ
  なぜ?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、テキトーにちぎって丸めたのを持っていきました。自分では使いませんでいたが、下山中、カジュアルシューズ!!のオッチャンが、底がはがれて困っていたので、応急処置に使いました。まさか役に立つとはノ

以上、これから初登頂を目指す方に少しでも役に立てればと思い寄稿しました。
また登るかノというと、ノ高山病にならなければノ?(タバコやめなきゃダメかな?)、当分遠慮します。

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■35 こどもと登りました 〜 ベアーママ
今年7月25日から26日にかけて夫婦と子ども(5年生と3年生)で登山しました。
昨年余りにも無計画に登って途中でリタイアしてしまったのですが、今年はこちらのHPやいろいろな情報を頼りに道具をそろえたり、近場のハイキングから始まって足腰を鍛えたり準備万端にしたつもりです。

私どもの息子(3年生)は重い障害を抱えています。
この子と一緒に登りたい、この子だって頑張れば登れるかもという夫婦の願いから計画しだした富士山。
今年は長雨続きで天候の心配がありましたが私どもの願いかなって最高の天気でした(前日までは強風と雨で引き返す人が多かったようです)

一般の方々よりかなり長い時間をかけての道のりでしたが、無事登頂する事ができました。
ここの体験記も沢山読ませていただいており、「登った人たち」共通の感動を文章から感じ取れます。

少しの文章ではこの感動はなかなか表す事も出来ず、この記録を記事にしてみました。

http://ameblo.jp/pichi0409

自分の子が登りきることができたという気持ちだけではなく、
障害のある人やさまざまな病気と戦っている方々へ少しでも希望を持ってもらえたらという思いでの記録です。

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■36 ヘタレ6人衆の初めての富士登山

 8月お盆過ぎ、突然会社の同期が「富士山に登ろう!」と言い出し、何となく参加を表明。集まったのは30代半ばの超ヘタレ6人衆。周りからは「絶対に誰も登頂できない」とか「あいつら5合目で飲んで終わる」とか、さらには「朝集合場所に来ない」とか散々言われながら9月2日登山シーズン最後の週末によくある新宿からのバスツアーに参加。9月に入ってからの登山なので、初心者には厳しいかと不安に思ったが、案内人が付くとのことで、不安を押し殺し無謀な計画を実行する。
 いよいよ当日。天気は最高に良く、期待も高まる。そして当然のようにメンバー2名は遅刻で、この辺はお約束。昼前に5合目到着。河口湖口には初めて来たが、富士宮や御殿場と比べるとあまりの「観光地」に少しビックリする。高地順応1時間休憩。昼食をとった後、いよいよ登山開始。案内人は我々よりは大分若そうなイケメンのお兄チャンで、しきりに「富士山をなめるな!」といったことを強調、自分も高山病だけが心配であったので、なめている気は毛頭ない。今回のツアーは我々6人以外はほとんど女性のグループばかりで、彼女達より先にダウンしたらそれこそ「ヘタレ」であり、変な気合が入る。
 6合目まではハイキング気分で、とにかくゆっくりとしたペースで歩く。これくらいだったら安心である。6合目からはいよいよ登山の始まりで足元が悪くなるが、新調のトレッキングシューズのおかげできわめて快調。休憩もマメに取ってくれるし、余裕で写真を撮りまくる。
 7合目の山小屋群に着いたいた頃には眼下には美しい雲海。非日常の景色に日常のストレスも何も全て吹き飛ぶ。メンバーも全員元気で相変わらずバカ話に華を咲かせており、この余裕が大切だと思う。7合目最後の山小屋では既に夕暮れの光景で、富士山の影が雲海に映りとても幻想的である。そしてついに今晩の宿泊先の「白雲荘」が遥か頭上に見える。ここからはかなりの急坂、岩登り、階段と三重苦だが、5合目出発時から常に意識していた腹式呼吸のおかげか、高山病にも全くならずに8合目到着。行程6時間のスローペースだったが、これが良かったのだと思う。
 白雲荘ではお約束のカレーでは全く足りず、朝食の弁当もその場で完食。20時には寝床へ入る・・・が、やはりあまりの狭さと、意外な暑さに寝られない。耳栓をもって行っていたので、他人のイビキなどは気にならなかったが、寝返りすら打てないのが最も辛かった。気分的には全く寝ていないのだが、それなりに眠っていたのだろう、呼び出しで起こされるともう2時であった。起き上がると!!頭が痛い!これが寝ている間に呼吸が浅くなってかかる高山病か。でも起き上がれないほどではないので、防寒着を着て外に出る。満天の星空に感動しつつも、既に山小屋前から始まっているご来光渋滞にげんなり。確かに10歩歩いて30秒止まるペースだが、これ以上高山病が悪化すると危険なので、元気な4人は先に登り、自分ともう一名は全体のペースに合わせてゆっくりと登る。
 9合目の鳥居をくぐった辺りで完全に山頂ご来光はタイムアップ。良い場所を探して撮影をする事に。20分ほどでついに待望のご来光!感動的である。いつの間にか頭痛も無くなっている。あとは登頂のみ、山頂は目の前。白雲荘を出て3時間強で山頂鳥居をくぐる。渋滞の一因は鳥居前の撮影である事が判り何だかムカついてくる。渋滞の原因は道路も山も一緒なのか?
 先発の4人は渋滞に巻き込まれながらもギリギリ山頂でご来光を見られたらしい。山頂の喧騒を抜けると雄大で荒涼とした山頂火口と各ピークが見える。流石に規模が違う、凄い光景であり、ご来光や雲海とは全く別の感動がある。写真を撮りまくるが、あの大きさと雄大さは絶対に伝わらない。お鉢めぐりをする時間は無さそうだったので目の前の大日岳に3人で登る。次はここで日の出を見たいものだ。日本の最高地点では無いが充分である。ここで簡単な朝食を食べていよいよ下山。
 下山は嘘のように速く、7合目辺りまでは砂煙を上げながら快調に飛ばす。ここでもトレッキングシューズが機能を発揮しているようで、明らかに疲労が少ない。途中何箇所かで休憩を取りつつも良いペースで6合目まで下山、体力的にはここからの平行移動が最もきつかった。下りの筋肉疲労が絶頂に達していたので、最後の登り坂が何故かホッとする。下りは丁度3時間で6人全員でゴール。とても気持ちよい達成感と疲労に包まれる。
 会社では「ヘタレ6人衆」が全員登頂した事を奇跡と茶化しつつも、その美しい写真をみて、皆密かに「来年行ってみたいかも・・・」と思っているのであった。また、「もう一度登りたいか?」とよく聞かれたので、「もう一度上りたいが、もう一度下りたくは無い」と言っている。
 最後に、持参した装備などは他と大して変わらないが、自分はとにかく高山病が怖かったので、「酸素水」や「食べる酸素」「大き目の酸素ボンベ」などを惜しみなくもって行った。そして何よりも、5合目を登り始めた時から意識して腹式呼吸と深呼吸を心がけていたのが良かったと思われる。空気を一杯吸い込んで2秒止め、「スー」と音を出して一杯吐く。これをずっと繰り返すのがポイントだった。

■37 富士登山体験記

富士登山の準備をする際に、こちらのサイトは非常に役にたちました。
私が登ってきた一例をご報告します。

参加者は私と彼女、そして彼女の友達です。
全員30代前半です。
私は普段からフットサルやバスケなど、運動をしていますが、女性2人はほとんど運動らしい運動をしていません。


持ち物は、ほぼこちらのサイトの通り装備でした。

着衣はスポーツで使うものを流用しました。
特に、ボディスパッツ(ナイキ社製とアンダーアーマー社製)は軽くかさばらず、保温性も良くお勧めです。カッパはこの機会に新調し、ミズノ社製のBERGTECH EX の物を購入しました。


我々の日程は、8月11日(金)、12日(土)の一泊二日でした。


1日目(8月11日)

08:30 静岡市内の自宅を出発

自家車で行き、途中の道のりはスムーズでした。


10:00 東名高速御殿場IC

静岡市内と比較して、御殿場市内は少し涼しくて富士山に近づいていることを実感。ラジオでは丁度富士山のことを言っていて悪天候時は無理をするなというようなことを言っていたと思います。


10:40 御殿場市内のコンビニで昼食

それぞれパンとおにぎりをひとつずつ食べ、栄養ドリンク(気休め)を一本飲みました。また「食べる酸素」も食べました。

11:20 須走口五合目着

駐車場の手前2kmくらいから路肩に停めている車があり、駐車場の空きがあるか不安でしたが、タイミングが良かったのか、10台程度の空きがありました。平日でしたが、お盆休みの方も多かったのか、割と混んでいました。

ここでは高地に体を慣らすため、着替えた後も少し時間を置きました。最初の服装は、上はボディスパッツ(長袖)、サッカーのユニフォーム(半袖)。下はロングスパッツにジャージでした。靴はトレッキングシューズです。あとはランニング用の帽子と手袋、首に紫外線カットのスカーフを巻きました。

12:30 出発

案内所(交番?)で登山地図をもらいまず、金剛杖を購入しました。登りは30分に一度、5分ほどの休憩をはさみました。登り始めてすぐに暑く感じたので、ユニフォームを脱ぎました。

13:50 六合目着、20分ほど休憩

ここの山小屋で一息入れました。ここで酸素缶から少し酸素を吸入。

14:50 本六合目着、20分ほど休憩

このあたりから少し肌寒くなってきたので、再びボディスパッツの上にユニフォームを着ました。また、日差しが強くなってきたのでサングラスも着用しました。

16:15 七合目着、10分ほど休憩

このあたりまでは快調なペースでした。七合目に着くまでに、持ってきた水(酸素水にクエン酸を溶かした)を一本(500ml)飲み干しました。 さらに山小屋で豚汁を買って飲みました。

17:15 本七合目着、20分ほど休憩

さらに寒くなってきたので、長袖のフリースを着て、かわりにユニフォームを脱ぎました。同行の二人はこのあたりから疲れの色を見せるようになりました。また、酸素缶はこのあたりで使い切りました。

18:05 八合目着、江戸屋にて宿泊

山小屋に着く前に2本目の水がなくなりました。着いてまず、荷物をおろし、夕食となりました。夕食をとった後は翌日に備えて早めに横になりました。      

2日目(8月12日)
04:00 起床
        御来光を頂上で拝むために出発する人が
        夜中に山小屋を出て行って、寝るスペースに
        余裕ができたので、私は2時間程度、よく眠れました。
        しかし、同行の2人はよく眠れなかったようです。

04:50 御来光
        天候は曇りだったため、正確な日の出の時刻は
        わからないのですが、4:30頃から空の一部が
        赤くなりはじめ、突然ぽっこりと雲の中から
        太陽が頭を出しました。

06:00 八合目発
        山小屋をあとにして頂上を目指しますが、
        寝ている間に軽い高山病になったのか、
        単に寝不足なのか、頭が少し重い感じがしました。
        服装は、上は冬用のボディスパッツ(長袖)、
        ユニフォーム、フリース、カッパ。
        下はロングタイツ、ジャージ、カッパです。

06:30 本八合目着、10分ほど休憩
        このあたりから雨がパラパラと降り始め、
        気温もだいぶ下がってきました。

06:55 八合五勺着、10分ほど休憩
        風もだいぶ強くなってきてコンディションが悪化
        してきました。
        同行の二人はかなりつらそうでした。

07:30 九合目着、15分ほど休憩
        頂上は見えているのですが、まだまだありそうです。
        最後の登りにそなえて一息いれました。

08:20 頂上着
        途中からの単調な風景のせいか、
        ようやく頂上に着いたという感じでした。
        風がだいぶ強く、また同行の二人の疲労が
        激しいため、お鉢周りは断念。
        郵便局に行くにとどまりました。
        しかし、郵便局へ行くまでが激しい風で
        かなり時間がかかりました。

09:00 山頂郵便局着
        郵便局のなかではがきを書いて投函。さらに、郵便局前の山小屋で
        コーンスープを飲みほっと一息。
        ここで、下りの砂走りに備え、靴のひもの部分をテーピングテープで
        目張りしました。

10:30 下山開始
        雨は弱くなりましたが、風は相変わらず強く
        視界もあまりよくありません。

11:15 八合目着、10分ほど休憩
        雨があがり、風も弱くなってきました。

12:10 七合目着、20分ほど休憩
        この先砂走りとなるので、少し長めの休憩。

13:30 五合目着
        砂走りでは同行の二人はかなり足にきていた
        ようです。特にふとももと膝が痛かったようです。
        五合目は上の駐車場に車を停めていたのですが、
        同行の二人は駐車場への最後の上り坂も上る気力が
        なかったらしく、下の駐車場で待っていました。

山で使ったお金
 金剛杖 1,000円
 焼印  200円×8(計1,600円)
 食費  1200円(豚汁、スープ、水)
 宿代  7,500円
 トイレ 100円×1
     200円×5(計1,100円)
 郵便代 250円
----------------------------------
 合計  12,650円

現金は何かあったときのために、小銭を入れて20,000円程度持って登りました。
 
帰りは、裾野の御殿場高原ホテルの温泉施設で汗を流し、さっぱりしました。
そのあと沼津付近まで国道246号を行き、ファミレスでの食事の後、帰路に着きました。

下山後に思ったことは、

水を入れるペットボトルは普通のキャップをはずして飲むものではなく、Jリーグなどで、選手が水分補給の時に使っているような、ボトルを握るというか、押して水を出すタイプのものを持っていきましたが、それが使いやすかったです。

また、食料はウィダーインゼリーとカロリーメイトを持っていきましたが、カロリーメイトを食べると水分を取りたくなるので結局一箱しか食べませんでした。

私は普段から運動をしていたためか、かなり余裕を持って富士登山を終えることができました。
翌日に太ももに軽く筋肉痛が出たくらいでした。
しかし、自分のペースで登っていたら高山病になっていたかもしれません。
同行者のペースに合わせてゆっくり登ったことがよかったと思います。

富士山は健康であれば、事前の準備と少しの頑張りがあれば特別に体を鍛えてなくても頂上まで行けると思います。
これから初登頂を目指す皆様、事前の準備はしっかり行ってください。

以上、これから初登頂を目指す方に少しでも役に立てればと思い寄稿しました。

■ 38 51才 女 30年間運動経験なし 富士山登頂成功 (須走口)

 自宅から富士山が見えるところに住んでいながら、一度も登ったことがなかったのですが、今登らなければ、もう一生登れないかもしれないと、一念発起して、3ヶ月前からジムに通い始め、8月3日、4日で登ってきました。(こちらも富士登山初めての52才の主人と)


3日(木) 晴れ
10:15 須走口駐車場に到着。平日なのに下の駐車場は満車。一番上の駐車場に止める。
      お約束通り、1時間 高所順応のため椎茸茶をいただきながらのんびりしました。
11:15 5合目出発
      意識的に一歩一歩ゆっくりと歩き始めました。ときどき、軽い休憩をとり、給水しながら行き、1時間半近く歩いた頃、最初の山小屋、6合目の長田山荘の旗が上の方に見えたときは、けっこう疲れていたので、ほっとしました。
12:45 6合目 長田山荘 に到着
      ここでもってきたおむすびを食べ、昼食休憩をしました。再び、元気を取り戻し、出発。
14:30 本6合目 瀬戸館 に到着
      瀬戸館の気さくなおじさんの話を聞きながら、休憩。
15:45 7合目 大陽館 に到着
      ここまでは、疲れを感じながらも、こまめな休憩と給水で気持ちにもゆとりがあり、ゆっくりペー スではありますが、いい感じできました。次の山小屋 見晴館がきょうお世話になる小屋で、上を見上げると見えるのですが、きょうの疲れがでてきて、足がなかなか前に進まず、この日一番大変なところでした。
16:30 本7合目 見晴館 に到着
      
      須走口を出発してから5時間15分でした。  
4日(金) 晴れ
 4:00 起床。身支度を整える。外はかなり寒いので、防寒着を着込み、外に出る。星や街の明かりを眺めながら、ご来光を待ちました。だんだん空がしらみはじめ、きれいなオレンジ色になってきました。
 4:50 ご来光。山小屋でご一緒だった人や、夜を徹して登ってきた人たちと、皆で感動しました。
 5:00 本7合目 見晴館を出発。
      気温はかなり低いので、防寒着を着たまま歩き始めました。
 5:40 8合目 江戸屋 に到着
 6:15 本8合目 胸突江戸屋 に到着
      陽射しも暖かくなったきたので、ここで防寒着を脱ぎました。
      きのう山小屋で体を休めたおかげで、ここまではいいペースできました。
 7:00 8合5勺 御来光館 に到着
      この上はもう、小屋はないので、トイレに寄っておきました。きれいでした。
      まわりで休憩している人たちが、頂上まであと1時間とか言ってましたが、本8合からここまでで、かなり体力を使ったので、私の足では倍時間がかかるなと思いました。
      8合5勺からは、止まりそうなスピードで、20メートルぐらい歩いては立ち止まり、深呼吸をし、呼吸を整え、亀のような歩みでした。でも、上を見上げると、少しずつでも、9合目の鳥居が近づいているようで、励みになりました。
 7:45 9合目 到着
      頂上までもう少し。どんなにゆっくりな歩みでも、前に進んでいればい
つかは頂上に着くんだと思い、ここは一番つらかったけど、こまめな休憩をとりながら進みました。
 8:50 富士山頂 到着
      
      本7合目を出発してから3時間50分でした。
      昨日の登っていた時間と合わせると、登り 合計 9時間5分でした。
      私はかなりへばっていたのでお鉢巡りはせず休んでいました。
      同行者はすぐお鉢巡りに出発し、10時頃戻ってきました。


10:30 山頂出発 下山開始。
      下りは登りのように息は上がらず、順調に進みました。
      砂走りはこつをつかんでからはザックザックと下りていきましたが、なにぶん51才、若い人にはどんどん抜かれていきました。どんどん前を進んでいく同行者からはまだ、こつをつかめないの?と聞かれましたが、私としてはじゅうぶんこつもつかみ、いい感じで進んでいるつもりでした。ただ、体力がついていかないのです。いつまで続くの砂走り?と思いながら、単調な下りに半ばため息が出た頃、砂払い5合目に着きました。1時頃だったと思います。砂払いの名の通り、体中、ザックも砂ぼこりでまっしろになっていました。軽く砂を払いしばし休憩して、もうひとがんばりと気合いを入れて、出発しました。樹林帯の中に入ると日陰で涼しく、疲れてはいるものの、もう少しで全行程を終えるという気持ちのゆとりから、しっかりした歩調で歩けました。


13:50 須走口 到着
      お帰りなさいの声と冷たい水が迎えてくれました。
     
      下り 3時間20分でした。
富士登山に行くまでは日に日に緊張し、はたして登れるだろうかと不安がつのりましたが、こちらのサイトでいろいろ教えてもらい、体験談もいっぱい読ませてもらい、山頂まで行くことができました。
初めは富士宮口から登って、山頂御来光という計画でしたが、こちらのサイトを見た瞬間、須走口からの山小屋で御来光に変更しました。それが、私の体力では無理のない計画だったと思いました。
日を前後して、22才の息子も富士山に登ったのですが、富士宮口からの夜間登頂で、かなりの寒さと風の強さに、体力を消耗されてつらかったと言ってました。息子は御来光に間に合ったのですが、私が、山頂御来光を決行したら、無理に終わったでしょう。
好天気にも恵まれ、高山病にもならず、御来光も静かな山小屋で見ることができ、パートナーの力を借りて、登頂成功し、一生の思い出ができました。
ありがとうございました。
 

 これは余談になりますが、頂上の山小屋から流れてくる夏の海辺のような音楽は、私には富士山の頂上にはふさわしくないように思い、最初はびっくりしました。音楽はいらないのではないでしょうか。静かに景色を眺めたい人、語りたい人、いろいろですから。

以上、51才にして初めて登山をした者の体験談です。
運動してない方も、自分のペースをくずさず、時間をかければ登れます。がんばってください。

  (編者注:山頂の山小屋で朝音楽をスピーカーで流したり、ご来光に合わせて君が代だったり、アントニオ猪木の歌だったり、山小屋のスタッフが、なにやら歌を強要したりすることがたびたびあるようですが、そのような事があれば、山小屋を取り締まっている関係官庁は環境省ですので、いつどこでそのようなことがあったかそちらに連絡しては如何でしょうか。大きな音を出すようなことは、国立公園特別地域では禁じられているはずです。観光協会やその他の機関では許認可権をもっていないということで、良識、常識に訴えても言うことを聞かないようです。ゴミを捨てたりゴミを燃やしたり、それも不法行為です。そのような行為の報告が複数なされれば行政も何らかの対処をせざるを得ないでしょう。日本を代表する山の頂上で、平然と恥ずかしい事が行われているのでは、とても世界遺産になどといえませんね)

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