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お鉢巡り

火口を一周するのをお鉢巡りといい、途中日本最高所 3776m 剣が峰がある。
風のある場合、通行禁止になるが、天候もよく元気があれば是非挑戦しよう。
一周、約1時間半。

剣が峰 左が剣が峰。そこまで40分ほど。2カ所ほど起伏があり平というわけではない。 北側は遠く南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳が見える。
3776m 日本最高地点

下山道 午前11時下り開始

左上が8合5勺「御来光館」、右が本8合目
横から見ると富士山の急勾配の様子が分かる。
ここをジグザグに登って40分かかった。

途中まではブルドーザー道と一緒。ブルが登ってくると山肌にへばりついて道をあける。

下山道は途中まで吉田口下山道と一緒のブル道。広いが砂利道であまり気持ちのいいものではない。何しろ日陰がないので、帽子や日焼け止めが必要。タオルを頭からかぶってその上から帽子をかぶる旧日本軍スタイルにする。

 7合目で、山小屋「大陽館」に預けて置いた荷物を受け取る。小屋の前にはグロッキー状態の若者グループがいた。どうやら徹夜登山組か。このコースの日帰りは距離があるので、慣れないときついかも。
 アルバイトの男の子が、私達が戻ったのを見て冷たい麦茶をサービスしてくれた。混雑しないシーズンの余得だ。じゃぁというわけでうどんを注文して昼食とする。



クリックすると動画が見られます 

7合目からは、砂走り下山道。動画による様子。くじかないように注意。ここを下るには、くるぶしまでの登山靴、スパッツが欠かせない。靴ひもをきちんと結び、気を入れて、直線的に降りる。かんかん照りで日射を遮るものもなく、他の下山道より楽とは言ってもやはり長い。休む場所もないが時々足の為に休憩しよう。
前方左に山中湖が見える。(1.4M動画)
下山ルート ブル道へ
「砂払5合目」からは樹林帯を下るコースが2つある。
 ここで、雑誌などでは右側の鳥居のある所から下るコースを紹介しているが、40分間だが、こちらは段差が激しく疲れた後だと降りるのが大変。夜なら遭難の恐れさえある。
 これまで来た道をまっすぐ(写真では左側)下る小さなブルドーザーのキャタピラーの後を追って行く下山道もあるが、こちらは本来ブルドーザー用なので、所々通行止めのロープがある。

 この深い森林帯で整備のされていない段差の激しい倒木などがそのままの道。下山中膝を痛めたりくじいたりした場合、この危険な道を下山することは勧められない。夜ともなればなおさらで、絶対通らない方が良いと思う。素晴らしい須走登山道の唯一の欠陥。

参考までに、このコースだと途中、正規?の下山道と交錯しながらキャタピラーの跡を追って5合目駐車場に下りてくる。道は平で両側が白樺林。緩やかな日陰、あっという間に到着。

本来の下山道ではないと言うことだが、ケガ、極端な疲労など歩くのも大変と言うような場合は、この裏コースがあることを思い出して下さい。(この件については私は責任は持ちません(^^))

2008年7月 朗報です。私が前から指摘していたこの下山の最後の部分は改善されました。評判の悪かった(時により危険ですらあった)砂払い5合目からの森林帯の段差の激しい場所は、ブル道で迂回するようになったようです。ブル道を通って、段差もなく、そのままお土産屋さんの前の通りにおりて来られるようになったとのことです。本当に良かった。これで安心して須走口を勧められます。

5合目山小屋到着

やっと5合目に戻ってきた。

ここでは無料で、水を使って顔を洗える。ありがたい 小屋の前で冷たい麦茶のサービスがある。ものすごく嬉しい。最高! 氷水があるではないか。\400 う〜〜生き返る!思わず2杯!このご主人はキノコ博士と呼ばれている。秋には富士山麓のキノコ狩りの案内をしてくれる。