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皆様より寄せらせた 栄光の 富士登山体験記
富士吉田・河口湖口から】編(1999年厳選版)
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No.1 初登頂してきました  大阪 むらの樹さん 7/31  往:河口湖口 復:御殿場口

 40歳記念と、2年前から始めたスポーツジムでの体力試しに単独初登頂を決めた。
 週末に休みを取って富士宮口から登ろうと予定していたが、急に7/29(木)東京へ出張が決まり予定を変更。夕方に商談を済ませ19:30新宿発のバスに乗った。バスの中は米国人らしい団体でいっぱい。途中のスバルラインからは暗闇の夜空にみみずのような光の帯が浮かんでいる。あれが初めて見る山小屋の灯りなんだと気付き隣席の外人さんに指さす。飛び交う英語がさっぱりわからぬまま予定より20分早く21:35に河口湖口に到着。そういえばここへは高校2年の修学旅行以来だと23年前の記憶を思い起こす。あの時は100m先も見えない霧の日で富士山どころかまわりの景色すら見えなかった。(今も夜で景色はみえないが)。河口湖口で身支度やら買い物、トイレに行ったりで準備万端。私は持ってきたおにぎりを1個食べ、ネスカフェの缶コーヒー(150円)を買い、首にヘッドランプをつけて21:55に出発した。
 最初はなだらかな道が続き、下には美しい街灯りが。空には満月が煌々としてランプを消したまま歩いた。そういえば前日は部分月食があったんだ。22:18には6合目に到着。自分でもペースがわからないので、疲れを感じるまでは登り続けようと休憩を取らずに上を目指す。
 22:50に最初の7合目小屋に到着。訓練中らしい自衛隊の団体が休憩していたので、隊員の1人に頼んで標識の前で記念撮影。お茶をひとくち飲んでいたら「11時第2班から出発!」の声。団体に巻き込まれると登りにくそうだなと判断し、10分の休憩後23:00に出発。
 7合目にはいくつかの山小屋が点在し、そこここでいろいろな団体やグループが休憩していた。木曜日のせいか、週末より人手は少ないのだろう(初めてなのでよく知らないが)。反対に週末の混雑を避けた旅行ツアーの団体が多いように思えた。登山中もたくさんのグループに追いつき、渋滞に巻き込まれペースは狂ったが、マナーを守って追い越しを我慢。そのかわり、山小屋での休憩を避けて極力団体ツアー客の前に出ようと登り続けた。途中休憩中のおばさんに「寒くないの?」と聞かれたが「暑いくらいです」と正直に答えていた。その時私は、ノースリーブのシャツにアディダスの半袖のポロシャツを着ていただけ。休まずに登っていたせいか、うっすら汗をかくほどで寒くはなかったのだ。
(ちなみに寒さのことは事前にHPで調べていたので、バッグの中には薄手のセーターとビニール製のポンチョを入れていたが)。寒くはなかったが、瓦礫を登っていくので軍手は早くからつけていた。
 0:45には本8合に到着。さすがにこの高さと、時間のせいか冷え込みがきつくセーターをまとう。ガイドブックを参考にたてた登山計画より1時間半も早くここについたので、このままではとんでもなく早い時間に上へ着いてしまうと思い、ここで一服する事にした。そういえば有名な8合目の山小屋の愛想の悪い住人をチェックするのを忘れたと思いながら・・・。休んでいるうちに汗がひいてきて急激に寒さを感じたのでポンチョも上から着込んだ。登っている時は、みんななんであんな厚着をしてるんだろう、私は最低限のウェアで荷物も軽くてちょうどいい・・・なんて思っていたのに、これが後では・・・。
 休憩中に先に追い越したグループが次々に追いついてきた。寒さも一段と身にしみてきたので、ここで休んでまた団体の渋滞に巻き込まれるならさっさと頂上まで行った方がましだと判断、おにぎりをもう1個食べるや、20分の休憩もそこそこに1:05に出発した。
 思ったよりこの時間では上を目指す人が少なく、道も登りやすかったのでマイペースでゆっくり登ることが出来た。本八合目から頂上までは山小屋もなく、上を見上げても灯りといえば満月と星灯りのみ。下のほうは、いままで登ってきた山小屋の灯りとゆらめく登山者達の数多くのランプ。その灯りに挟まれて、いまたった1人きりで3,500m位のところにいるんだなと実感。初登山が夜間登山で、まわりの景色もまったく見えないのはある意味で悔やまれたが、月あかりに映し出される富士山の山の端は、幻想的でとても感動的だった。
 今どの辺を登っていて、頂上までどれくらいあるんだろう、と考えているとそこが頂上だった。時刻は2:20、暗闇でゴールが見えなかったので、突然、久須志神社の前へ出たときはここが頂上だとは信じられなかった。予定より1時間半早く着いた訳だが、山頂は暗闇で山小屋は戸を閉め切り、灯りと言えばここでは似合わないジュースの自動販売機の2台ののみ。でも、この自動販売機がなかったら本当に真っ暗闇なんだな、あってよかった、などと矛盾したことを考える。頂上の山小屋が閉まってることなども知らず、どうしようと考えているまに、またまた寒さが身に迫ってくる。今日は7/30だが山頂はこんなにも寒いんだと思い知らされ、防寒着の少なさを反省。そこここの暗闇には何人かがうずくまっていることに気がついた。山頂で400円の自動販売機の缶コーヒーを湯たんぽ替わりに買い、それを抱きしめて風よけの場所を探す。ようやく神社の前に腰をおろすが、寒くて寒くて死にそうだ。ご来光まで2時間半もあるというのに、と思っていると2:55山小屋のひとつ「東京屋」に明かりがつき、戸が開いた。「どうぞ休憩してください」の声に立ち上がる。3分もすると30人位の人であふれた。ああ、あの暗闇と寒さの中にこれだけの人がいたんだと気づく。小屋の人が注文を取り始めた。いくら無料の休憩場所だといっても、食事やおみやげ売って成り立ってるんだと再認識し、食べたくもないのにメニューに目をやる。コーヒー、甘酒、お汁粉、うどん、ラーメン・・・。缶コーヒーを買ったばかりだったので「次、ラーメンの人」という声に思わず手を挙げた。ちなみにラーメン、うどんは800円。メニューが出てくるまで15分くらいかかっただろうか。
 その間に、続々と山頂にたどりついた人で小屋は満員。出てきたラーメンは袋めんにわかめと、素材のわからないソーセージのスライスが一切れ、スープは湯気が立たないほどのぬるさで、超まずかった。でも早く食べ終わると席を立たされるのでゆっくり時間をかけて食べた。40年の生涯の中でワースト3に入る悪食であったことが悔やまれる。3時をまわる頃には他の山小屋も戸を開け、小屋を出た時は他の山小屋も満員だった。山頂までは高山病の症状もなく、鍛えた足は痛むこともなかったが、山頂で休んでいる内に股関節(右の内股の付け根)が異常に痛くなり、歩くたびに激痛が走った。ご来光は剣が峰(3776m)で迎えるという当初の予定を諦め、4時頃久須志神社前の石段に陣取った。ちょうどここは河口湖口、須走り口から上がってきた人のゴール地点で、次々にゴールしている人を見ながら時間が経つのを待った。空も次第に明るくなり4:45ついにご来光の瞬間。まわりでは万歳を繰り返すグループや記念撮影をする人でバーゲンセール会場のような人混みだ。ご来光を眺めながらこの写真だけは撮らずにおこうと何故か思った。これは写真で見るもんじゃなく、登ってきた人だけが見れるご褒美なんだと。ご来光後も30分位そこに座り続け、景色を露わにする裾野の風景や続々登ってくる人を眺めていた。
 重い腰を上げたのは5:30。痛む足を引きずりながらお鉢巡りは無理だなと歩いている内に痛みが遠のいていった。辺に休むと痛みが出ると判断し、うろうろしてる間に持ってきたカメラのフィルムを使い果たした。山小屋の1軒でカメラを売ってると聞きその店へ行ったら、ちょうど同じカメラが大阪で924円、山頂で2,500円だった。でも記念写真を残すためと購入した。登頂記念にと1,000円でキーホルダーを購入、裏面に今日の日付を刻印してもらう。足の痛みをだましつつ剣が峰を目指して歩き始めると山頂郵便局に出た。予定通りそこでかもメール(富士山のイラスト入り6枚300円〜さすが郵政省は山頂と言えどぼったくりがしてない)を購入し、記念スタンプを押して6人に送った。予定していたのでちゃんと住所を控えて来ていたのだ。ハガキを書いていた20分間はじっとしていたので書き終えた後はまた足が痛み出した。こらえつつ歩を進めると眼前には気象レーダーが、あそこがてっぺんだ。登っているうちに痛みが消えたので一気に頂上を制覇。記念撮影を終えて、帰り方を考える。痛みの再発を危惧しながら、予定通り御殿場口から大砂走りを決行することを決意。あの富士登山駅伝で有名なコースだ。(翌々日に駅伝があることを後で知る)
 7:20銀名水を出発。体を動かす毎に足の様子はよくなる。快調にとばし続ける。昨夜は夜間登山だったので景色を楽しめなかったが、この御殿場口のスロープはなんとも雄大で天候の良さに感謝した。8合目で一服、やっとあの寒さから身を守ってくれたポンチョを脱ぐ。7合目でセーターも脱ぎ、いよいよ砂走りだ。コースは2つ、ジグザグにの砂走りと直線で一気に降りる大砂走り。もちろん大砂走りコースを選んで下り始めたとたんに反省。HPでも紹介されていた砂除けを忘れたことに気づく。足がずっぽりかかとの上までうまるので、いくらでもシューズのなかに砂礫が入ってくる。少し進んでは砂を取り出すの繰り返しでいっこうにペースが上がらない。買ったばかりのサロモンのトレッキングシューズも砂まみれ、傷だらけになり、登山歴10年のような顔をして私の足におさまっている。何度目かの砂だしの時、傍らに置いていた軍手が風に飛んで下へ落ちていった。どうせ降りる時に拾えばいいと放って置いたら、追いついてきた1人の女の子が拾おうとしてくれた。「置いといていいよ」って声をかけたとたん今度はその子の青いキャップがあっという間に100mくらい吹き飛ばされた。それが砂走りのコース上ならまだしも、コースからそれて宝永山の裾野へ。コース上と違って地面が固く、入ってみると滑りやすく危険だ。彼女も取りに行こうとしてあきらめたらしく、どんどん落ちていく。何度か砂を取りながら私もどんどん降りて行ったが、それと並行するように青いキャップも転げ落ちている。私も何度かチャレンジしたが危なくて仕方がなかった。1時間位たって風のいたずらか青いキャップがコース上へと舞い戻り無事に彼女の手元に戻った。なにか雄大な自然の中で不思議な光景を見ることができて感動した。あの青キャップも1時間だけ単独で宝永山の裾野を滑降したと自慢したかったのか。そのうち、休息していた彼女に追いつき、軍手を拾おうとしてくれたお礼と帽子が舞い戻ったことの驚きを伝えながら追い抜いていった。
 もう少々の石ころは無視して、よほど痛くなるまでは休まずどんどん下っていった。このコースは下り始めた所からゴールの5合目までほとんど見渡せるのだが、なかなかそのゴールにはたどり着けない。登山駅伝の練習の選手がちらほら登りはじめてきたと思ったら眼前にゴール手前の小屋が見えてきた。10:00ちょうどに小屋へ到着。そこで砂を払い、200円の缶コーラでやっと一服。5合目から御殿場駅のバスは平日には9時に出たら12時までないことは下調べしていたので知っていたがあと2時間どうしようかと思っていたら、タクシー会社のおじさんが寄ってきた。「人数が揃えばバスと同じ値段で行くよ」と。既に横浜から来たという2人の男性が待っていた。バスなら1人1,080円だが5人揃えば1,050円で行くという。そのうち30分前に追い越した3人組が下りてきたので6人で乗ればもっと安くいけるかな、と思っていたらその3人は車の迎えが来るとのこと。そうこうしている内に先ほどの青キャップの子が無事下山。交渉がまとまり1人1,100円で4人で行くことに決定。このまま駅まで出たら富士山のおみやげが買えないのでこの小屋で物色。小屋のおばさんが気さくな人で「どこから?」なんて聞くもんだから「大阪」って答えると「大阪はおこしが有名ね」なんて。「大阪人はおこしは食べない。あれはみやげ」って言うとなんか納得してたみたい。運よく予定より早くタクシーで出発。青キャップの彼女が風呂はないかと聞いたら、運転手が駅のそばに銭湯があるが今の時間あいてるかな?」。銭湯に着いたら看板に13時からと。でも親切な運転手は車を降りて銭湯の中に。手で大きな丸を作りながら出てきた。彼女とはそこで分かれて駅に到着したのが11:00。みどりの窓口で大阪までの予約を取り、駅前のトイレで洗顔。鏡を見ると顔も腕も砂だらけ。ガイドブックには載ってなかったが、あの銭湯、下山コースに組み込んだら儲かるだろうなと考える。いや待てよ、11時に開いてたってことは、そういう客が多いってことか、と感心してしまう。新大阪には14:47無事帰着。
 今度は、「景色を見ながら朝から登ろう」とか「早めに登って山小屋に泊まろう」とか「厚手のセーターやカイロは絶対持ってこよう」などと思いながら、新幹線車中から見える雲に半分覆われた富士山を眺めながらの楽しい旅でした。



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No.2 富士山初登山しました ともえもあ 8/1  往:富士吉田口 復:須走

こんにちは!
こちらのWebを参考にして富士山に登ったのでレポをお送りします。ちなみに富士吉田から歩いて頂上>須走に下りました。

7/27
富士吉田駅で5合目佐藤小屋の予約をする。出発。(09:00)
上宿交差点近くのコンビニでパンを4個購入。登山道は舗装された立派な道。晴れているが樹林の中を通っているのでまともに日が当たらず助かる。中の茶屋で休憩。(10:30)
ここからも道は舗装されているが、狭くなり林道の雰囲気。なかなかいい感じ。馬返着。(11:30)

いよいよ山道に入る。樹林の中の鬱蒼とした道。道標はしっかりしていて迷うところはなし。
1合目はわからず過ぎ、2合目は神社があるので確認できました。3合目は潰れた小屋があったのですぐわかりました。休憩。(12:40)ここから潰れた小屋がいくつか出てくる。道路が出来る前は賑わっていたんだろうなぁ。辺りの木が低くなってきたなと思ったら、滝沢林道にでて直に5合目・佐藤小屋着。(13:50)

佐藤小屋は立て替えられですぐみたいでとてもきれいでした。しかも平日で人が少ないせいか、何と個室に通されました。v(^^)v夕食後にパーティが若干来て、この日の宿泊者は15人ぐらい。ガスっていたため夜景が見れたのはほんの数十分でした。1泊2食で7000円。

7/28
早めに出発しようと思ったが雨が降ったり止んだりだったので、
雨の止み間を見計らって出発。(07:45)
6合目。ここで河口湖口の道と下山道と出会う。人が急に増える。この日は風雨でご来光は見れなかったみたいだ。(08:15)

登り出してすぐに弱い雨。風も強くなってきたので雨具を着る。高山病が怖かったので案内図の時間どうりに登ることあと、30−40分おきの水分の摂取を心がける。
7合目、下からもってきた水(4、5L)が切れたので水を購入。
500mlで300円。(09:20)

淡々と登る。風がますます強くなっていく。寒くなってきたので下に長袖シャツを着る。
そうこうしていると思いもかけず本8合目に着いてしまった。(10:20)速すぎるので、カップラーメン(500円)を食べてゆっくりと休憩。出発は11:00ぐらい。

強かった風がもっと強くなって、雨も加わる。ちょっと気を抜くと吹き飛ばされそう。見える先の小屋が道中最後の小屋かなと思って着いたら、そこが頂上だった。(11:50)風雨はピークで本当に台風のようだ。無理してお鉢巡りをしようとしたが、歩き出してみると風が強すぎて命の危険を感じたので、山口屋で宿泊の手続きをする。1泊1食6000円。

ここまで高山病の毛もなかったのだが、小屋で火鉢を出されてそれに2時間ぐらい当たっていたら、軽い高山病にかかってしまった。呑んで中途半端に寝て、起きたときの酔い覚めのような感じ。

外は相変わらず大荒れで、その中を少ないながらも人が登ってくる。普通の山ぢゃ考えられない光景だ。この日の宿泊者は天気のせいか15人ぐらい。寝室は風が通りまくって寒かったが、分厚いふとんと持参のシュラフシーツのおかげで暑いぐらいだった。ただ軽い高山病と強風が建物を鳴らす音であまり眠れなかった。

7/29
4時頃目が覚めたが、風が収まっていなかったので御来光はダメかと思っていたら、同宿の方が表を見に行ったら何と晴れているとのこと。急に元気になり飛び起きる。休憩室に行くと、中は登山者でごった返していた。表にでてみると、東の空が晴れていてなんとかなりそう。登山道を見下ろすとヘッ電の行列がえんえんと続いていた。これが本来の富士山頂の姿か...。

御来光のあと朝食。お鉢巡りを始める。(05:30)晴れてはいましたが、昨日ほどではないにしろ風が強いせいか道中はガラガラ。剣が峰もほとんど独り占め。日本一の景色を楽しみながらのんびり歩く。ただ白山岳は強風で行けませんでした。一周して山口屋に戻ると人は殆どいなかった。御来光前後の喧騒が嘘のようだ。充分山頂を楽しんだので、須走に向けて下山開始。(07:45)

下界を見ながら、深い砂れきの道を滑るように下る。気持ち良過ぎ。砂走りは本当に滑降のような感じ。あっという間に吉野屋。(09:20)樹林の中の気分の良い道を下り、古御岳神社でのんびりと荷物の整理をして須走登山口着。 (10:10)ここの小屋(お店?)では下山者にはお茶を振る舞っていましたが、私は知らないですぐにポカリを買ってしまったため飲めませんでした。

その後、バスで須走の浅間神社に行き道中の無事感謝した後、
天恵の湯で三日間の汗を流しました。



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No.3 できました 高橋さん 8/6  河口湖口

こんにちは。

「後悔しない富士登山」大変参考になりました。以下に私の体験を書きたいと思います。

自己紹介
高橋由紀子 (ハンドルネーム:隊長) 30歳
登山は大好きで、地元の愛媛でよく日帰り登山をしていました。結婚で千葉県松戸市へ来たので、憧れの富士山へぜひ登りたいと思いました。

1999年7月31日(土)
新宿発19:30のバスに乗り、河口湖口22:15より夫と登山開始。
月夜で薄明るく、ヘッドランプもときどき使いながら登りました。
7時間40分かかって、朝6時前に頂上へ到着しました。
晴れていたので御来光や景色にも満足できました。

相当しんどいと覚悟していたのですが、高山病にもならず結構楽に登れました。8合目からは大渋滞したので、頂上が見えていながら前に進まないのが、一番つらかったです。

<HPで参考になった点>

「やらないよりまし」という言葉に感銘を受け、4日間だけ事前にトレーニングを行いました。近所の1周約1kmのコースを走ったのですが、タイムが1日目と4日目で1分半も縮まり、自分でもびっくりしました。楽に登れたのは、このトレーニングのお陰だと思います。感謝しています。

私はスキー用の毛糸の帽子、主人にもスキー用の耳あて(ヘアバンド)を準備し、これが寒いときとても役立ちました。下山用につばの広い帽子も持参しました。

「頂上には酸素がある」という言葉も登山中思い出し、主人を励ますのに使いました。

<私からのアドバイス>
絶対晴れの日に行くべし。
頂上から自分宛てに絵葉書を出すべし。(風景印がうれしい。金剛杖は買わなかったのでかわりの記念品。)
靴に砂が入らないように、スパッツを装着すべし。
(友達がこれに悩まされたそうなので持っていった)
頂上では食事をしてはならない。(うどんとラーメンをたのんだが30年の人生の中で、これ程まずいのは初めてだった。本当にまずかった!)

下りは大変大変しんどかったです。何度も何度も尻餅をつきました。下りがしんどいなんて、まるで考えてなかった。つらかったです。下りのことも考えて、元気だと思っても、頂上ではしゃぎすぎないこと。

No.4 腰が引けたまま・・・ kaoriさん 8/9  河口湖口

こんにちは。
7/16の「励ましメール」をありがとうございました。
無事に登頂し、ご来光をみ、お鉢めぐりをし、下山してきました。
「富士山に登ったゾ」という実感がなかなか湧いてこなかったのですが、その翌週、清里に向かう道中「富士山」が現われ、「あの頂上を知っている!! 足で踏んだんだよなぁ」という喜びを感じました。
びっくりしたことや心に残ったことは・・・

<びっくりしたこと>
*あんな岩場とは思っていなかった(道とは言わない)
*雑魚寝
*頂上にご年配の方が多いこと

<心(体)に残ったこと>
*ご来光の優しい光
*富士山火口を覗けたこと
*雲海
*筋肉痛(ふくらはぎ・おしり・こし)。
・・・

よい経験になりました。一生の一度の!
下山最後のとろこで、馬番(?)のおっちゃんが言った「また登りたくなっちゃうよぉ〜」という言葉が気になりますが・・・

No.5 初登山報告 Sayakoさん 8/14  河口湖口

はじめまして。京都のsayaと申します。 「後悔しない富士登山」のH・P、大変参考にさせていただき、無事に登頂することができましたので、ご報告させて下さい!!8/11・12、京都からのバスツアーに参加しました。(こんなこと書いたら怒られるかもしれないけど..)実は、登山も初めて。OLのお気楽なハイキング気分で申し込んだツアーでしたので、8月に入ってから、インターネットで情報収集を始め、厳しい現実を認識。かなり甘い考えだったと深く反省!。急にプールに通ってみたり、3日前でしたが、ちゃんと自分の足に合うトレッキングシューズを購入。(当初は母の靴を借りようと思っていたが...、店員さんのアドバイスで、普通は23cmですが24.5cmと大きめを買って正解でした。SALEで、コールマンの¥7000位のもの。全然足痛くならなかった。)皆さんの体験記を熟読して、覚悟を決め、気を引き締めて初登山にいどみました。登・下山、河口湖です。朝7時30分に京都駅出発。バスの中ではひたすら眠りました...。<河口湖口>レストハウスで夕食後、5合目を5時30分に出発しました。
ほんと景色がきれいで感動しました。
6合目、ずーっと単調な赤土の道で、もう頭がクラクラしてきました。 普段から頭痛や肩凝り、貧血気味な私です。やはり高山病にかかったか..
あぶない。ど、どーしよー。と思いながら、お菓子を食べたり酸素を吸って、気をまぎらわしながら歩きました。 ここまでは、約30分毎の休憩の度に、ゼリー飲料やビスケット等、栄養補給していました。歩きながらもチョコレートやキャラメル、アメなど、とにかく何か食べていました。これがパワーになり、後々よかったと思います。
7合目から岩場になり、ちょっとおもしろくなってきて、しんどいのも忘れて、元気になってきました。 8合目に着いたのが10時。山小屋「蓬莱館」でしばし仮眠です。
(でも寝られる訳ない!湿った布団1枚に2人でした。しかも頭足交互に。) 山小屋でもらったお弁当は、パックの釜飯2袋でした。

12時に再び出発。ここからが本当にしんどかったです。寒いし、真っ暗だし、風が強いし、でも弱音をはいても登るしかないので(登山・下山道が別れている)、ただとりつかれた様に登っていました。夜登りは危険らしいですが、もし昼間だったら...急斜面の岩場を見てきっと足がすくんでいたと思います。夜でよかったのかな。とにかく星がきれいでした。天の川も、流れ星も見ることができました。

ガイドさんが若くて(19歳)元気なので、とてもペースが早くて、ついていくのに必死でした。(でもゆっくりだと後ろで大渋滞がおこる..)皆どんどんリタイヤしていって、結局、40人のツアー中、頂上まで行ったのは、20人程でした。 頂上に着いたのが3時30分。もう寒くて寒くて..。カイロも効きません。ご来光は4時50分。写真を撮りまくっていて、参拝するのを忘れました。それが心残りです。5時20分に下山を始めました。
やればできるものですね。
自分でも信じられないのですが、けっこう元気で、 写真をとる余裕もありました。でも下山(4時間)はしんどかった!!特に6合目から5合目が...。金剛杖が役立ちました。とにかく、天候に恵まれたのが良かったと思います。出発前、山のふもとまで雨だったので、覚悟していましたが5合目からは大丈夫でした。8合目まで半袖でも行けるくらい。こんなだったら、また他のルートでも登ってみたいな、と思えます。(甘い!?今回は、たまたま運がよかったのでしょうね。)しかしバスツアーも善し悪しですね。お鉢巡りの時間もないし。 帰りのお風呂は芋の子洗い状態で、疲れた体で「白糸の滝」を観光..。
 今度行くときは、翌日はゆっくり湖でリゾートして帰りたいです。 もちろん、常日頃から体力もつけて、準備は万全に!マラソンする友人からのアドバイスで、(どんな筋肉痛でも、お風呂より何よりプールで泳ぐと、1日早く社会復帰できるって。)私も昨日、無理してプールに行きました。
2日後の今、もうすっかり筋肉痛は回復しています。おすすめです。



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■No.6 9月の登山 いいじまさん 9/8 (河口湖口ルート)

 9月5日に初登頂を富士吉田口からしてきました。
5日の深夜にスバルラインの5合目まで登って仮眠をとろうと思っていたのですが、道路の開通が3時からということで、仕方なくふもとで仮眠。7時過ぎに5合目を出発し、沢山ある7合目、8合目の山小屋を通過(開いていたのはその中の2、3件だけでした)。「8合目をすぎてやっと半分なんだ。」と、自分に言い聞かせつつ登っていたら11時過ぎに頂上に着きました。

 休憩後、少々頭痛がしていたのですが、軽い高山病と思い、火口を一回り。夏山シーズンは終わっていたので、当然?売店等は全て閉まっていました(T_T)

 14時前に砂走りを下りはじめましたが、登りのオーバーペースがたたってか、ほぼ治っていた腿の裏の筋肉痛くなり、思ったように進めず参りました。途中からは霧になり3時間以上かかって、17時ちょうどに5合目に戻れました。

 下りてからも頭痛が治らず変だと思って熱を計ったら37度8分でした。風邪で頭痛がしていたようです(^_^;)

 今回の支度は、主に以下のようでした。
 帽子、ノースリーブのTシャツ、フィットパンツ(CWX)、スニーカー、ウエストバッグ、手袋。もちろん防寒等のために長袖シャツや、フィットパンツ(厚)、ウインドブレーカー、合羽(下のみ)、防風用紙つなぎ(軽くてコンパクト)、使い捨てカイロ等を持ち、さらにカメラ、水(1、5リットル)、食料、チョコレート、ミニライト等を入れ、ウエストバックは約4〜5kgになってました。

 慣れないところで天候が読み切れないので、日帰りの短期型にしましたが、反省点など以下に書きます。
 登りのスニーカーは快適でしたが、下りの砂走りではだめでした。次回があればトレッキングシューズ等を使ってみたい(今回も車に積んであった)。雨は無いとみたのでフル装備の合羽は持ちませんでしたが、霧は出ることが多いので
ウィンドブレーカーを持っていて役だった。晴れると日差しが強いので、長袖をもっと着ていれば良かった(今日焼けで痛い)。

 今回はフル装備にして重くなるより必要なものだけをなるべく少なく軽くしよう。と思っての装備でしたが、天気が良かったおかげで軽装は正解でした。
 良いホームページを作っていただいたおかげで、快適に登れました。ありがとうございました。

■No.7 強風に泣きました Jinnnoさん 9/8 (河口湖口ルート)

 はじめまして。私は東京在住の25歳(女)です。こちらのホームページを参考にして富士登山に行ってきました。
初登頂です(同行者26歳男性こちらも富士山は初めて)8月28日に河口湖口から登りました。

最初の予定では27日深夜2時頃から登る予定で10時に河口湖駅に集合しましたが、5合目まで行ったところすごい強風でした。スバルラインを走っている間も霧で前方が見えなかったりしていたので、今回は無理かな〜、となんとなく諦めてはいたのですが。
 
 車の中で仮眠していたのですが、突風で車がガタガタ揺れるし勢いでひっくり返されるかと思うほどで、睡眠どころではありませんでした。初めから天候が悪い時には無理して登らない、と約束をしていたので悔しいけれど4時ごろ5合目から降りてきました。

 今回の富士登山を決めたのは5月頃でした。私は普段特に運動らしい運動をしていないので、少しは体力をつけなくてはと、仕事帰りにウオーキングをしたり、週末には郊外の小さな山に出掛けたりとほんの小さな活動ですが富士山に向けての準備をしていたので、本当に残念でなりませんでした。彼のほうも思いは同じだったらしく、なんとか登頂できないのもかと考え、27日に宿泊の宿を夜中にチェックアウトすることにして、話がまとまりました。あとは天候が回復するのを祈るだけでした。

 12時半に目覚ましを掛けていたはずなのに(もしかしたらセットし忘れたのかもしれませんが)、それとも車での仮眠(ほとんど眠れなかった)の疲れがでたのか、熟睡してしまい、気がついたのは2時半過ぎでした。予定では2時頃から登り始めるつもりでした。

 慌てて準備をしてコンビニによって食料調達をしてから5合目に向かうとあいにく駐車場が満車で2キロほど下の駐車場から歩き始めることになりました。5合目の登山道に入ったのはちょうど5時ごろでした。ちらほらと軽装で日の出だけ見にきました、というような方々が日の出待ちをしていました。あまり苦労をしていないうちからあっさりご来光を見てしまったので、ああきれい、さあ登るぞ、と気を引き締めるだけでささっと流しました。

 ホームページを何度も見ていたので、皆さんの体験記を思い出しながら登って行きました。6合目7合目まではいい調子で登って行けました。いいお天気だったので、初めに着こんでいたフリースや、ウインドブレーカーを一枚一枚脱いでいって、帽子も夏用帽子に替えました。彼は「やっぱり空気が薄いね。」と言っていましたが、私にはその感覚がよく分からなくて、感じたのはお腹が空いたな〜、ということくらいだったので、歩き始めてから1時間くらいでコンビニで買ったおにぎりを食べました。こんな時間にこんな場所でおにぎりを食べているのが(普段なら夢の中)不思議だな〜と思いました。

 お腹も落ち着いて、元気になって歩き始めましたがやっぱり空気が薄いのか、胸がぜいぜいしてくるようになりました。7合目の岩場のところでは団体さんもいて少し渋滞気味でしたが、私にはちょうどいいペースだったようです。私のペースで登っているせいか、彼のほうはピンピンしていたので、「荷物持ってあげようか?」とも言われましたが、体験記を読んでいると、最初にピンピンしている人が後でバテるというパターンが多かったので、「後でバテられても困るので、自分の荷物は自分で持ちます。」と甘えたいところを我慢しました。

 8合目が長かったです。いつまでたっても8合目で、山小屋ごとに休憩をとりました。途中のジグザク道でも1本登っては小休止、頑張って2本目まで登っては座って休憩、の繰り返しでした。ゆっくり登ったせいか高山病の気は全くなかったのですが、すぐにお腹が空いてしまって、グーグー鳴いている状態で、「ホントによく腹が減る娘だ」とあきれられる始末でした。チョコレートやゼリー飲料をとって、山頂で憧れのおにぎりを食べるぞ、とそれだけを励みに登って行きました。

やっと9合目を過ぎても頭の中はおにぎりのことだけ、深呼吸をしながら少しずつ進んで行きました。完全に私のペースだったので、彼がお手洗いをもよおしました。だからといって私は急いで登れるはずがないので、「我慢するのも大変だから先に行ってすっきりしてきて」と先に行ってもらいました。


 それからは自分との戦いで、壁にもたれて休みつつやっと山頂までたどり着きました。12時半でした。7時間半掛かりました。すっきりした彼が出迎えてくれて、「さあ剣が峰を目指そう」と、感激している暇もなく歩き始めたら、すごい強風でした。慌てて初めに脱いだフリースやウインドブレーカーを着込みましたが、汗をかいているのでちっとも暖かくなりません。ガタガタ震えてしまいました。砂埃もすごくて、目が痛いし立っていると飛ばされてしまうほど。しゃがみこんでも自分がザザザと動いてしまうのす。恐いし寒いし目が痛いし、もうこの風止めて〜って思いました。他にもはって進んでいる人達がいましたが、皆さん危険を感じたのか、やめよう、と言っている人が多かったです。私はとっくに行く気力がなかったけれど、ようやく彼も諦めたようで、風よけになる石垣のところに腰をおろしました。そこまで行くのも大変で、尻餅をつきながらでした。本当にあんな強風は初めての体験で、半泣き状態でした。記念撮影をする気力もなかったし、火口にも恐くて近寄れず山頂ではひたすらしゃがみこんでました。彼は火口を覗きこんでスゲ〜と歓声を上げてるしカメラを向けると嬉しそうに笑っているので、どうしてこの状況で笑っていられるのだろう…私はシャッターを押すのさえ困難なほどフラフラなのにと思いました。(だからちゃんと撮れているのか分かりません…)

 とにかくお腹が空いていたので、念願のおにぎりを食べました。砂も一緒に食べていたと思います。何だか物足りなかったけれど、山頂では食事はしないほうがいい、と書いてあったので、持参の食料だけ食べました。

 これ以上天候が悪くなったら困るな、と思ったので、1時半には下山を始めました。風と砂埃がすごかったけれど、砂が深いところではいい調子でザクザク行けました。勢いでドンドン行ってしまうので、ちょくちょく休みをいれました。8合目の分岐点に到着した時は、しばらくそこでお昼寝をしました。単調な道に飽きてしまって、足は痛いし、何だか頭痛もするような気がするし、思うように進めませんでした。また、私のペースで歩いていたので7合目まで後2キロ地点で、彼がお手洗いをもよおしました。私はまた先に行くように言いましたが、「直前になったらダッシュさせてもらうから」としばらく私のペースで歩いてくれていましたが、どうも私がバテ気味なので、もらされても困るので先に行ってもらいました。分かれたのがちょうど3時でした。予定では30分くらい下れば7合目に着くはずでした。でも何だかそこから足場が悪くなったような、傾斜もきつくなったような気がして、少しずつしか進めませんでした。彼はあっという間に見えなくなりました。とにかく下るしかないので、休み休み行きましたが、ズルズル滑って何度も尻餅をついたり、ザクザク行く人の歩き方を見て参考にしてみてもどうもうまく下りられませんでした。別れて歩き始めてから30分過ぎても、見えていても7合目まではまだまだ何度も折り返さなければなりません。風も強いし、一人で心細いし(他にも下山者はたくさんいたけれど)またまた半泣き状態でした。でもこんなところで泣いても誰も助けてくれないし、足を痛めたわけでもないんだから、やっぱり自分の足で下りるしかないかな、と思って頑張りました。ホントに小さな子供達もお母さんやお父さんに手をひかれて何組もザクザクと通り過ぎて行ったので、あの子達に下りられて何で私が先に進めないんだろう?と思い、何度もくじけそうになりながら進みました。とうとう1時間半過ぎてもまだ7合目には遠く、自分も泣きそうだけれどまたまたお腹の虫も鳴き始めてその場に座りこんで休憩しつつチョコレートを食べて、頭も痛かったので、気休めだとは思いましたが鎮痛剤を飲みました。さあチョコも食べたし頑張ろう、と思ってまたチビチビと下って行きました。そうしたら、彼が逆流して登ってくるのが見えました。やっと再会して、当然私が1時間半経っても下りてこないので、心配したそうでちょっと恐かったです。ホントは私のほうが怒りたいところだけれど、ここでケンカしても気力と体力の無駄遣いなので事実だけを報告しました。彼は7合目から私の姿を捉えたそうですが、急に姿が見えなくなったので、怪我でもしてうずくまってるのかと思って登ってきたそうです。(その時空腹に耐えられずチョコを食べていたのですが)一緒に下り始めてからはぐいぐい引っ張られてハイペースで下って行きました。最初からこうやって下りていればよかったかな、とも思いましたが、やっぱりそれはそれで疲れるので「ちょっと休ませて〜」と休憩はいれてもらいました。ホントにもう下りにはうんざりで、経験者の友達が口をそろえてもう2度と登りたくない、と言っていた気持ちがよく分かりました。6合目からは荷物を持ってもらいました。登りの時に下った5合目の(帰りは)登りが待ち遠しくて、いよいよ登りになった時は自分で荷物を持ってイキイキと登って行きました。(普通ここで何で登るんだ〜って思うのでしょうが)やっと5合目のレストハウスに到着した時は6時近くでした。半日歩いた経験は今までになかったので、さすがにバテて下の駐車場までやっとの思いでたどり着きました。

 覚悟はしていましたが思ったより時間が掛かりました。自分なりに反省すると、食料が足りなかったというか、登り始める前にまともな食事をとっていなかったのが響いたような気がします。いつでもお腹が空いていましたから。お腹が空くとパワーが出ないです。気持ち悪くてあまり食がすすまないのかと思っていましたが、私の場合そんなことはありませんでした。(普段もよく食べる方なので)下山の時の頭痛は何だったのか、気がついたら治ってました。薬が効いたのか精神的なものだったのか、不明です。持ち物や装備についてはこのホームページを参考にしてそろえたので、とても役に立ちました。ただ、山頂で少し寒い思いをしたのでアンダーウエアもきちんとした方がよかったんだな、と思いました。あとは、体力不足を痛感しました。
 帰ってから4日間は筋肉痛でした。(彼のほうは筋肉痛にはならなかったそうです)幸い膝や、転んで手をついた時の手首は痛めてなかったようでホッとしましたが。

 一人で下山をしていた時は、もう2度と下りてやるもんか、と思いましたが、(登りは下りほど辛くなかった)家に帰ってからは、やっぱりもう一度山頂へ行きたい、と思いました。考えてみたら、山頂ではしゃがみこんでばかりで景色を見る余裕がありませんでした。本当にあの富士山に登ったのか自分でも実感がないのです。
 今度はもう少し体力をつけて、来年また挑戦したいと思います。
 このホームページに出会えて本当によかったです。どうもありがとうございました。

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■No.8 私の体験記 Seiさん 9/2 (河口湖口ルート)

 8月28(土)・29日(日)ともに、すごい快晴に恵まれ富士山初登頂で山頂でのご来光を見ることが出来ました。少し長くなりそうですが、ご報告致します。

8/14に旅行会社の登山バスツアーで富士山を目指しますが、熱帯低気圧の影響でスバルライン入口手前まで行くも大雨洪水警報で通行止め。登頂が無理の様子でそのまま名古屋へ、Uタ〜ン!(がっかりしながら妻(28)と私(35)は、ふて寝)登山とは違った疲れがでました。(バス12時間の旅によるものと思われる)

日増しに中止になった悔しさが強くなり、私達夫婦、今回の登頂のキッカケとなって2人の荷物を車に積み込み、いざ、しゅっぱ〜つ!

まずは行程を
8/27(金)23:00名古屋出発
8/28(土) 1:30〜7:00富士川SA仮眠──富士スバルライン ──10:50五合目P
8/28(土)11:45五合目発── 15:20八合目山小屋(蓬莱館)宿泊──22:30山小屋出発
8/29(日) 2:00山頂神社前着──5:10ご来光── 6:00下山開始─ 10:45五合目着
8/29(日)13:00朝霧グリーンパーク入浴── 富士川SA仮眠 ──20:30名古屋(自宅)

【5〜7合目】
駐車場まで3Kmくらいのところで「五合目駐車場満車です」との看板&渋滞で進まぬ車中この辺に止めて歩こうと思いましたが「もう少し進むまで待とう」と2人の意見が一致。
五合目Pあと1Kmくらいの所の駐車場入口前で運良く2台の車が出て無事、P確保。
売店で金剛杖を買い、たくさんの人達が休んでいるロータリーに腰をおろしトウモロコシや焼きイカの「おいしそ〜」な、においのする露店のそばで早く登りたい気持ちを抑えながら富士山を見上げ、雲も少ない晴れ晴れとした天気に「感謝!!」朝しっかり食事をしたので水を少し飲んでいよいよスタート(約50分位休憩)
なだらかな下り坂から始まる登山口とひんやり気持ちいい雲のなか、快調な出だしにひと安心だったはずが・・・登るペースがつかめず六合目あたりで少し疲れ「ゼリー飲料を補給」妻は全然平気の様子で、お茶をちびちびと飲んで景色を楽しむ余裕あり。心のなかで(こいつ俺よりタフ??と)想いながら、もくもくと前進。
13:30七合目に到着「花小屋」さんの前で冷えたスポーツ飲料を買い休憩(約10分)

【7〜8合目】
このへんからペースもつかめ、登ることを楽しめました。岩がごつごつしているところを登るのは単調ではなく、私にはあきない感じでした。(雨の日だったらきっと不安ですね)一方、妻はペースダウン。〈下山後に車中で、あの時は日差しの暑さに加え気分が
悪く、きっと高山病になり始めだったんだよ!と言ってました〉
15:20八合目宿泊先「蓬莱館」さんに到着。ここまでは、各、山小屋前で5〜10分程の休憩をして無事登ってこれました。団体さんが登り始める時間帯より少し早めだったので道中や山小屋前での混雑もなくマイペースで進めた気がします。高山病の自覚症状もあまり感じなかった為か、2人とも酸素吸入をすることもなく山小屋へチェックイン。夕食(カレー)は予約し、朝食(レトルト牛丼)はパス。リュックにおにぎりたっぷりアリ。早速寝室へ案内してもらい、枕を指定され「んっっ???」妻と2人で顔を見合わせて思わず苦笑い!!

登頂体験された方の体験記でいくつも目にしていた文面のはずだったのですが、いざひとつの布団(一畳未満)に頭と足を交互にしてお休みくださいと言われると「あ〜この事だったんだ」と思い、何故か訳も分からず笑いがこみあげ、心の準備の悪さを反省。早い時間帯だと思ったんですが、すでに隣には4人の家族連れが寝ていました。着替えもしないままとりあえず仮眠。
18:00夕食を済ませ、ひたすら仮眠。この頃から家族連れや団体さんがドヤドヤと小屋にチェックイン。足が思いっきり伸ばせずなかなか寝つけない状況に加え、室内が蒸し暑く布団のなかで体調の悪くなった方が嘔吐され、においが充満し、私もだんだん胃がムカムカして気分がスッキリしない「これが高山病か!?」と思いつつ眠りにつきたい気持ちとうらはらに頭はぼーっとしたままでした。おきて休むと少し楽になったのと団体さんの出発時間が8/29(0:00)とボードに書いてあったので、登山道での渋滞に巻き込まれないよう23:00に小屋を出発予定にし、休憩室でシャツを重ね着し夜間登山の準備を開始!!最後に頭につける懐中電灯を準備したところで、また、別の団体さんが小屋にチェックイン。休憩室でその団体さんの食事が即はじまるとのことで、やむなく30分早めの22:30に小屋を出発。

【8〜本8合目】
初登山で夜間登山体験!雲もなく、月明かりとたくさんの星を眺め山小屋前で心の準備をするがこの時間帯に登っている人が少なく2人で登っていくのが少々心細い感じでした。このあたりからは、体力面・精神面でかなりつらかったです。
次の山小屋前で休憩時に酸素吸入。「休憩すると体が冷えて寒い」このあたりでメモを書く気力が薄れ時間とかただ無意識に時計をみるばかりでした。ペンションセロのオーナーさんが書かれていた小屋前のベンチの背もたれのサビと背面の絶壁は夜間登山の休憩時にはちょつと怖かったです。あと富士山ホテル前を通り登山道と書かれている道しるべに沿って歩くとき建物の周りを歩くあの細い道は風も強く絶壁となってるうえ暗くて少しビビリました。
なんとか頑張り本八合目トモエ館前に到着!!妻は、私よりも元気な感じで常に5メートル位先を進んでいます。休憩しても、2人とも会話も少なくただただ「しんどいね。ふぅ〜っ!」の繰り返し。


【本8合目〜山頂へ】
時間は今一覚えていないが多分、8/28(23:50)頃
ここからの登山道が一段とつらく感じる。月のあかりがとても明るく雲もないせいか山中湖あたりの灯りがきれい見える。星空もきれいだ。(プラネタリウムでは味わえない感覚!)風が異常に強くなり、「ビューッ!ゴーッ!」って感じで段差のある岩場は手をついたり道しるべ用のロープにつかまって風にとばされないよう必死でした。砂埃が目にはいって、うっとうしいのと顔が痛くとにかく寒い。10歩くらい歩いては1〜2分休憩の連続。
白人系の外人さんのグループが後ろからハイピッチで登ってくる。道を譲り先に行ってもらったが、3人は短パン姿!!??パワフル外人さんを見て、心のなかで〈外人さんじゃなく、あれじゃ〜怪人さんじゃないか〜〉と会社の上司が言いそうなさむ〜い、おやじギャグを連想しながら前進!あとどれくらいで頂上なんだろうと思いながら杖をつく力も、だせいのみ。所々でライトを消して岩場でダウンして居る人が目に入らず前方1メートルくらいの所で発見。びっくりして心臓にわるい。

鳥居手前の階段でさらに強風が吹き荒れ一段あがるのに踏ん張るのが必死。鳥居が倒れないようにワイヤーロープで支え補強しているロープにつかまるが「チクッ」ワイヤーの裂けている部分をつかみ一気に眠気が醒める。妻は、前方を淡々と進んでいる。強風に「きおつけろ〜!」と後方から声をかけるが自分のほうが石につまづき転びかける。ダウン寸前で石垣に2人もたれ風をしのぐ。目前の10段そこそこの階段をヨレヨレになりながら登ると神社前へ「あれっ!ここって頂上?」そう、頂上でした。時計をチェックすると8/29(2:00)「ヤッターゾー!!」とつぶやいていました。
ここからが悲惨、当然ながら小屋は閉まってて休憩できるとこもなくウインドブレーカーの上にカッパを着て「山口屋」さんの前で風を少しでもしのぐため、膝をかかえて丸くなって座るがとにかく風がきつく、おまけに砂が吹き荒れ寒くて死にそうだった。2人とも無言・・・。強烈な眠気におそわれる。トイレに行くがなんだか満員状態?で中に入れない。当然順番待ちなんだと思いつつ引き返したが寒さのあまり、じっとできずに再びトイレへ。まだ満員状態?なななんと!順番待ちでなく、外人さん数人と何人かのグループが風よけのためトイレを占拠しているのでした。とりあえずガマン!!
3:30頃に「東京屋」さんがお店を開け人がどっと押し入る感じでした。私たち2人もつられて休憩所に入るが、すでに満員。立ったままホットミルクを注文し寒い外よりましと思い、30分位寒さをしのぐ。隣の「山口屋」さんが開いたようなので移動する。ここでは扉の内側に立ち、ガラス(プラスチック?)越しに東の空が白みはじめるのを眺める。立ちっぱなしが辛いが、外にいるよりまし。(ここでは何も注文しないまま)
4:40頃「日の出が近い!朝焼けだ!」
5:10頃、扉の窓越しに「真っ赤な太陽」が登りはじめるのを見て「感動!」あ〜頑張ってよかったっと思いながら、ご来光に手を合わせる。

休憩所のスピーカーから、日の出と同時に「君が代」が流れ不思議にまたまた感動!する。日の出後、外に出るがまだまだ寒いし人がごった返している。明るくなって少し気分がリラックスできた。神社で金剛杖に刻印(頂上だけは焼印でなく朱色の打刻)を打ってもらい、神社前で写真を1枚2枚・・・パチリ!パチリ!と撮る。やたら人に「シャッター押して下さい!」と頼まれる。

団体さんについている登山ガイドさんが「今日は風がとても強くお鉢巡りは危険なので中止します〜」との声に自分たちも止めることにした。こんなに晴れていてイイ天気なのに残念!!
しばらくして、2人ともまた元気がなくなり、人の列がず〜っと続いている登山道を見ながら「下山しよう〜」となり、6:00下山開始。

【下山→五合目】
風も強いが、日差しも強い。本八合目まではなんとなくスムーズにこれた。「江戸屋別館」さん前で朝食のおにぎりを食べ始めるが1個食べるのが精一杯。気分がいまひとつすぐれない。厚着していたカッパとウインドフ゛レーカーを脱ぐ。(20分位休憩)カッパを脱いだことを後悔する。下山道の砂埃のひどさといったら半端ではない!団体さんのなかにまぎれてしまった為だろう。単調な下りのうえ、小さな石ころがいっぱいでバランスが取りにくく何度かしりもちをつきそうになる。2人とも会話できる状況でもなく、歩き続けることに嫌気を感じる。膝がかなり痛む。
六合目でやっとこれでもかこれでもかと続く下り坂から解放された気分!行きに見た馬にお世話になりたい気分になるが、あと少しでゴールだと思うと少し早足になる。なだらかな登り坂を上るが、この時点では、下りよりも膝への負担を感じず気分的には楽になり、スタスタと五合目ロータリー前へ到着!妻と2人で日陰に座り「あー疲れたね。でも頂上まで行けてよかったね!」と達成感に浸ることが出来ました。8/29(10:45)

【感謝】
事前に、このH.Pを何度もチェックさせていただき、登頂された方々の体験記など隅々まで読み返し、思いでに残る富士山初登頂にすることができました。すばらしい情報、本当にありがとうございました。また来年、こんないい天気に今度は富士宮口からチャレンジし是非お鉢巡りをしてみたいと思います。
長々とまりとまりなく書き続けてしまい申し訳ありませんでした。
「日本一の富士山!ありがとう!」



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■No.8 登ってきました えいこさん 8/31

  初めまして。今月の28、29で友だちと富士山へ登ってきました。H.P.とても勉強させていただきました。メール送りたくて頑張って頂上まで行ってきました。
 学生時代からの友達で、一緒にテニス部でした。でも卒業して五年になるし、その間は運動なんてほとんどごぶさたで、そのうえギリギリまで仕事してて体調はいまいち、登山もうまれて初めてという、登る気が無いんかと思われても仕方ない状態でした。二人で登るには心配でご来光ツアーで参加しました。
 夕方6時過ぎに出発。初めての登山で楽しい、嬉しいの連発。はじめはとても順調でした。7合目まであまりしんどいとも思いませんでした。でもそこからが大変。岩々になるし、息も切れてくるし、強力さんの”休憩”の言葉がすごく嬉しい響きでした。でも8合目まで行けば仮眠ができる、と頑張りました。夕食食べたのにお腹がすいて、休憩する度にキャラメル食べたり、クッキー食べたり、二人で常に食べてました。それが良かったんでしょうか、無事二人とも8合目に到着。
 仮眠もつかの間、0時に出発。そこからはかなり大変ですね。息はきれるし、休憩すると寒いし、でもその日は強力さんも久しぶりと言う満月の快晴(?)星もいっぱい出てスキー場にいるみたいにきれいで、これならすばらしいご来光間違い無しと言う感じでとにかく頑張ろう、、と二人で励まし合いながら登りました。
 9合目の鳥居が見えた時は嬉しくってここまで来れたらきっと登れるに違いないと元気が出ました。一つずつ岩をこえてもう少し、もう少しと登りました。頂上についたのが4時半。神社にお参りし、友だちに手紙を書き、ご来光を待ちました。五時になると雲と空の境目がオレンジ色になって、それがどんどん広がって、太陽がちらっと見えたらみんながオーッと声をあげて、、。とてもきれいでした。あっという間に太陽は出てしまったけどその一瞬がたまらなくきれいでした。仕事をしていて、とか遊んでてそのまま夜明けを迎えてしまったことはあっても夜明けを見るために起きてたことは初めてでした。また、すべてが下に見えるというのは気持ちのいいものですね。いつも見上げてる雲や山がはるか下にある。何か日本を征服したようないい気分になれました。頂上まで登った、達成感というのでしょうか、とにかくすごくいい気分でした。
 最近はとにかく楽しく過ごすことばかり考えていて頑張ることを忘れてました。頑張ればできるんだ、という感覚をクラブ時代以来思い出した気がします。下山して京都へ帰っても二人で頑張っていこうねと確認しました。、、、と言うとすごくいい感じですがやはり、なんでもオチがつくものです。”登れば下りがある”と言うことを今回学んだといっても過言ではないです。下山が辛かっ
た、、、、。下山しなくていいのなら何度でも登りたいと思うんですが、、。登ること以上に下りることに覚悟がいりますね。
 それともう一つ。風が強くて火山灰か砂か知らないけど顔に当たって痛いし、眼に入って開けられないし、大変でした。風が強い日だったらしいけどこんな時はゴーグルがあれば良かったと思います。”あればいいなアイテム”ですよ、きっと。
 翌日の今日は筋肉痛で体がギシギシいってます。今はご来光はきれいだったんだけど下山がしんどかったということで、また登りたいかどうかは自信ないですが、もしかしたら子供と一緒に登ると言うのもいいかなと思います。(まだ結婚もしてないの
に、、)その時は”お母さんは山頂までちゃんと行ったわよ”と言いたいです。
 とにかくこの感動を伝えたくてメール送りました。本当に良かったです。このH.P.読んでは”私も頑張るぞ”と思い、メールを送るには見事登頂を果たさなくてはと思い頑張り、今は本当にいい気分です。このH.P.には本当にお世話になりました。ありがとうございました。このH.P.が永く続くことをお祈り申し上げます。

■No.9 ツアーでの初富士登山  広島・suzuさんより 8/26

はじめまして。私は広島からツアーで友人と2人で富士登山に参加しました。
行程は
富士五合目(昼食・身支度)・・・・徒歩(約4時間)・・・
八合目下山小屋(夕食・仮眠)18:30ごろから23:00まで
山小屋23:00出発・・・・富士山頂5:45頃着・・・富士五合目10:00

という感じでした。天候はとてもよく、夕暮れから東京・神奈川の夜景、信じられないほどの星空、ご来光前のオレンジ〜ブルーの空、そしてご来光と本当に美しい富士山からの景色を堪能することができました。人生最大の感度でした。(ガイド・ISIZAKIさん、東洋館さんにはお世話になりました。)

今まで登山もろくにしたことのない私で、登るにつれて「無謀だったか・・」とちょっと後悔していましたが、この景色に癒されて登頂まで登ることができました。

八合目からは友人が眠気の為に断念し、ガイドさんも「ここでかなり辛いと思った人はこの先のぼらない方がいい」と言われ、かなり不安が強くなっていました。でも、ガイドさんがいいタイミングで休憩を取って下さったり、その都度必要なアドバイスをいって下さったりしました。そしてそれを忠実に実行しました。今までの人生の中で一番自分の健康管理を真剣にしたように思います。
また、真っ暗な中もうろうとした頭で、足を前に進めることだけに集中していた私を励まし続けたものは、ガイドさんの目印の赤いライト・励ましの言葉・寒いおやじギャグでした。

そうして、不安な中到着した登頂では、人目も構わず私は泣いていました。
本当に感動でした。過去一度だけ「夢みたい・・」と思えたことがありましたが、今回の感動はそれ以上のものがありました。本当によかった!!

登頂後は「目標は登頂だけど、ゴールは五合目」という言葉を思い出し、しっかり食べてアドバイス通り下山しました。
途中、下山者の誤りで落石し緊張した場面がありました。何事もなかったのですが下山者は山側を歩いて落石に注意と言う意味を実感した場面でした。

広島に着くまでは「良かったけど、二度と登るのは無理だな・・」と思っていました。
でも、家に着いてから今日までずっと富士山のことばかり考えていました。そして「来年もまた登りたい」と思っています。そんな自分が不思議です。
今は、富士山のポストカードを部屋と職場のデスクに飾り幸せな気分になっています。

まわりの人は「ツアーはペースが早いし、時間が限られているから止めた方がいい」と言いましたが、ガイドさんは時間や全体のペースを考えて適宜予定を変更しできるだけみんなが登れるように配慮して下さいましたし、随分励まされました。
初めての人はツアーもいいんじゃないかというのが私の意見です。(ガイドさんにもよるのかもしれませんが・・・)

もちろん私は、このホームページを富士登山後に見つけたので、早く見つけていればもっと富士登山を楽しめたのに・・・と悔しがったのはいうまでもないですが・・・。

何の参考にもならないものですが、感動を伝えたくてメールを書かせていただきました。
来年は登頂からハガキを出したいです!

しかし、いま考えても一番苦しかったこと・・・雑魚寝です。

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