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皆様より寄せらせた 栄光の体験記。役にたつお話。・・・
 
2002年版(4)

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■31 8月3・4日家族4人無事登頂!

 40代夫婦、中学2年男子、小学6年男子で昨年から来年は富士山へ行こう!と、考えてはいたものの、8月3日に行く事になったのは、1週間前! でも、このホームページのお陰でトレッキングシューズ、ヘッドランプ、等は暇を見つけては準備していたので、新幹線・山小屋・山中湖のホテルの手配を電話で何とか一週間前に予約が取れました。
 8月3 日新幹線新富士下車 登山バスで富士宮口新5合目着
 5合目までの道は駐車場に停めれなかった車が下り道に駐車していてバスがなかなか登れず!少し予定時間には遅れるが午後1時には到着。
 昼食、休憩、13時50分ごろ出発〜6合目まで
 ・・・サンダル・スニーカーなど又服もえ〜と思われるタウン着の人などがいてビックリしましたよん(~_~)  
 新7合目・・・・・・しんどいけど、杖のおかげでゆっくりゆっくり、こまめに休憩を取りながら登りました。立ったままの休憩の方が、その後の事を考えると良いと実感!曇っていたのですが、汗びっしょりになり、主人は気楽にTシャツを着替えましたが、私はどうしようと思ったのですが、岩陰に隠れて、着替えました。又汗をかくので一緒かもしれないですが着替えた直後は気持ちいい(あたりまえかな)
 7合目・・・・・・・・冷凍ビタミンキャンデー(お勧め)を食べ、しんどいのをごがら登りましたが、途中雨が降ってきて慌てて子供たちはカッパ,主人はゴルフの時使っている雨具私だけウインドブレーカーだけ で、後悔(>_<)しかし、雨は8合目につくまでには止み又小降りだったから助かりました。
 8合目・・・・・・・私はもう8合目の山小屋に泊まりたい気分でしたが、一応9合目に予約を入れてあるしまだ5時だいだったのでまた、登り始めました。子供たちは8合目までは余り休憩もせず特に兄は水泳部で毎日5,6キロ?は泳いでるらしく、スイスイ?登れるようです。
 9合目・・・・・・やった〜9合目!暫く休めると思うととてもうれしかった。山小屋のお姉さんは今日がピークと言ってましたが、1人1枚の布団があったし 高山病にもならずラッキーです
 頂上・・・・・4日2時30分出発と思いきや大渋滞!一歩一歩何とか進めるのがやっとでした。でも登頂でき感無量(^O^)  頂上で外国のカップルがカップラーメンを食べているのが羨ましい〜 なんたって寒いから暖かい食べ物が欲しい!私たちは仕方なく持参した餡ドーナッツを食べました。
 下山・・・・御殿場口を富士山駅伝を見ながら下山!凄い!!の一言ですう。大砂走りは疲れますう。杖様さま(^^ゞ

 普段、子供たちは水泳をしているので心配していなっかったのですが、主人は車通勤私は、仕事仲間に、一人山中湖でスワンに乗ってるんちゃうの〜と言われるぐらい運動には無縁!でもこのホームページのお陰で最初からもう駄目って感じで一歩一歩登ったのが良かったかな!
 も・もし又登る事があれば今度は・・・@雨具バッチリAホッカイロは多めにします。(トレッキングシューズはイタリア製のちょっと値段の高いのを買って大正解でした。)又、このホームページ見させてもらいます。ありがとうございました。

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■32 はとバスツアーに参加しました

 こちらのホームページのおかげで事前勉強することができたことと、寄せられたみなさんの体験記がとても参考になりました。おかげさまで、けがもなく、心に残る富士登山となりました。感謝の気持ちを込めて私たちも体験記を寄せさせていただきます。これから登ろうと計画されている方にぜひ参考にしていただけたらと思ってます。

私(29歳)、夫(29歳)と2人ではとバスツアーに参加

当日朝お盆の真っ只中のため、集合が新宿のみとなっていました。集合時間が6:40なので、自宅を5:10出発、途中のコンビニで夕食時に食べるおにぎりを買って電車に乗り込みました。後でも触れますが、山小屋での夕食は量が少なめなので何かお腹にたまりそうなものを用意していくのがベターです。

新宿
 新宿の集合場所には他のツアーの人たちで賑わっていました。トイレは近くにありませんので、駅で寄っていきましょう。他の行き先の人達を見てちょっとうらやましい(^_^;)と思ったりもしましたが、案内所でバスの場所を教えてもらい、バスへ乗り込みました。バス車内ツアー参加者は全部で44人?バスはほぼ満席でした。1人の参加者も以外といました。バス車内で添乗員さんから富士登山についての注意事項を聞きバスは富士山へ。

富士山五合目
 五合目に着いて登山の用意をするのですが、はとバスは登山に必要ないもの(帰りの着替えなど)をバスの中に置いておけるので、私たちも翌日連れていってもらえる予定の温泉セットをバスの中に置かせてもらうことにしました。その後 雲上閣というロッジの3階で登山の準備をし、2階で昼食をとりました。いよいよ出発五合目のロータリーで集合し、レンタル申込みをしていた雨具セットとレインスパッツ(\2000)を受け取りました。突然に雨が降り出し、早速使うことに。不安が頭をよぎる…(-_-;)レインスパッツの装着の仕方が分からず、登山ガイドの先生に聞き装着。準備を完了し、出発となりました。

登山開始
 登山ガイドの先生を先頭にゆっくり登り始めました。高山病になるのを恐れ、呼吸を深くすることを心がけました。迷惑そうでしたが夫にも呼吸を意識するように声をかけながら登りました。30分位登って休憩しながらのペース。休憩中は、持ってきたゼリー飲料を少しずつ飲むことに決めました。のどの渇きも癒されて、パワーが出る感じ(^^)でしたよ。

7合目付近
 6合目も後半に近づくと、山小屋の姿が。パンフレットと同じだー(^O^)という感じで期待が膨らんだのですが、そこまで2時間位と言われ、ガックリ。見えているけど、着かないのが、山なんです。ガイドの先生の言葉。

7合目
 必要な言葉以外は交わさず、黙々と歩き、花小屋という山小屋に到着。初めての山小屋に感動。(^o^) 目には、山小屋が7件あるらしい。トイレ休憩。使用料1回100円。公園のトイレみたいでした。その後、水分補給とゼリーを飲む。ここら辺から、リュックの荷物が重いのか、帽子が頭を締め付けているのか頭痛がしてきて、肩も凝ってきた(..;)。道も急で、杖に頼りながら登る。7合目の最後は岩場なので軍手の用意をする。 )合目には、山小屋が7件あるらしい。トイレ休憩。使用料1回100円。公園のトイレみたいでした。その後、水分補給とゼリーを飲む。ここら辺から、リュックの荷物が重いのか、帽子が頭を締め付けているのか頭痛がしてきて、肩も凝ってきた(..;)。道も急で、杖に頼りながら登る。7合目の最後は岩場なので軍手の用意をする。

8合目
 宿泊の太子館は8合目の最初にあり、入口で番頭さんの説明を聞き中に入る。入って行った順番で寝る場所が決まるとのことで、緊張。私たちは、2段ベッドの2階の端に決定。寝返りが打てないくらいのスペースでした。しばらくして夕食、予告通りカレーでした。ちょっと少なめ。福神漬けと山くらげのお漬け物、温かいお茶は、おかわり自由でした。それだけでは足りない人は、他に持ってきているものを食べるという感じです。添乗員さんが出発前に、自宅に電話で諸注意を知らせてくれた際、このことも教えてもらいました。あと5時間くらいあるので、出発の準備を済ませ、横になることに。ちなみに私たちは、耳栓をし、毛糸の帽子をかぶって寝ました。熟睡はできませんでしたが、周りは気になりませんでした。11時位になって、外で雷の音がして、外は豪雨。あわや中止になるかと思いましたが、出発を30分遅らせることになりました。

8合目出発
 雨は止み、当たり前ですが、真っ暗なのでライトを用意して集合しました。他のツアーの人たちも大勢いて岩場を登るのも大渋滞でした。でも、渋滞してなかったら、明かりもないし、登るのがほんとに恐いです。岩場は次の山小屋まで続きました。そこから先は、急な坂道で石がゴロゴロしていました。8合目は長かったです(+_+)

9合目
 ひたすら急な坂道を登っていると、鳥居が見えてきて、9合目とのこと。なんだか先が見えたようで元気がでてきました。しかし、出発時間を遅らせたので、頂上でご来光を見るのは時間的に間に合わないとのこと。登れる所まで登って、ご来光を見ることに。空を見ると太陽に染まった赤い雲が広がって幻想的。山頂の少し手前で、ご来光を拝みました。

山頂到着
 山頂の神社にお参りし、焼き印を押してもらって写真撮影。トイレは噂通り、混んでいました。200円と100円のトイレ2種あります。到着が遅れたので、山頂にいる時間も少なかったです。でも寒かったので、良かったかも知れません。上では温かいものが欲しくなりますね。

いよいよ下山
 下りはすぐに暑くなるとのことで、レインコートを脱ぎ歩き始めました。勾配が急なのに砂の層が厚く油断していると滑って転んでしまいそう(>_<) 気を取り直し、登山ガイドの先生の足の運びを真似したら、バランスが取れてきました。でも、これが下まで続くのかと思ったら気が遠くなってしまいました。

続く下山道
 下りは目的がないためか、ひたすら砂利道との戦いです。目標になるのは下山道の分岐点と7合目の公衆トイレ位でしょうか。下山道はトイレがあまりありません。6合目位から、道に変化が出てきて、落石よけのトンネルを通ったり、石の道になったりしてきました。ここまできて安心してしまったのか、疲れて足にきたのか、転ぶ人も多くいました。

感動のゴール
 行きに通った道に合流し歩き続け、5合目のロッジを見えてきた時、成し遂げたーという気持ちで胸がいっぱいになりました(;_;)。 正直なところ山頂に着いたときよりもうれしかったです。出発したのと同じ広場で、山岳ガイドさんにお別れし、レンタルグッズを返却しました。本当にこのレイングッズは役に立ちました。またしても雨が降ってきて、余韻に浸ることなく迎えのバスへ乗り込むことに。

温泉へ
 バスに乗って1時間くらいで温泉に到着。他のツアーのバスも止まっていて定番コースの様でした。バスタオルのレンタルもあり、石鹸、シャンプーもついてました。そこでくつろぎ、昼食を食べて出発しました。

東京へ向って出発
 多分、運転手さんと添乗員さん以外は爆睡していたと思います。添乗員さんも一緒に登ったのにご苦労様。高速道路も渋滞せず、帰ってこれました。降車場は新宿と東京だったので、私たちは東京で下車。おしゃれな人たちに混じって電車に乗り込みました。1日たったいま、すごい筋肉痛に襲われています。

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■33 8/17・18 須走口から

丁度、台風がくるという天気予報を聞いたにもかかわらず、メンバーの5人のスケジュールの関係もあって、とりあえず行ってみよう。
規制はしておらず、駐車場の車の台数も結構とまっており、登山者の数も少なくない。
途中で、濃い霧が発生し、霧雨になり、小雨。そして強風と横雨。霧雨の時点でカッパを装着すればよかったのだが、すぐやむだろう。と全員が思っており、やばいと思ったときには、時すでに遅しで、ずぶぬれになってしまった。
6合付近で、多くの登山者が強風と雨の為に下山しており、私たちも下山?と思ったが、仲間の数人が、大丈夫!いける!
途中、懐中電灯を落とし、接触が悪くなり使えなくなった者。雨具のズボンが破れてしまった者。
なんとか7合目の宿までたどり着いた。ザックカバーをしていたにもかかわらず、中までびっちょり。幸い、予備で持っていったフリーズは、ビニール袋に入れてあったのでセーフ。冷え切った体を温めたのは、宿のちょっとしけった毛布と持参していったカイロ。
翌日も、天候は悪い。2人は、見晴台でリタイア。3人は、頂上まで達成。

今回の反省は、
1.防水加工の服とザックでもさらに防水スプレーを振っておくと良い!
2.天候が悪くなったら、すぐに雨具を着る!
3.しょぼい、雨具はやめておく。
4.ズボンのしたには、スパッツ。(ズボンが塗れたときに、脱げる)
5.雨が降ったら、テーピングがすぐ取れてしまうので、破け目とかすこしでも発見したら、すぐに拭いて貼る。

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■34 富士登山

8月5日6日、富士山に登って来ました。娘と友達5人でしたが、出発から寝過ごしてバスに遅れる娘あり。一番登りたくて計画してた娘でしたので、ツアーのバスは待つはずはなく電車とバスを乗り継ぎ追いかけてて来ました。登山口で待っていた私と合流して出発。

私の娘以外は登山初心者ばかりでしたので、鹿児島から登山靴をかき集めて持って行ったら、友達から借りた靴が古く、壊れてしまい私が娘のブカブカの運動靴で登るはめに。20年も登山をして運動靴で登ったのは初めてでした。

しかし、登山道は良く整備され、とても登りやすいでした。山小屋の仮眠も、娘たちは皆、看護婦や、助産婦として不規則な勤務慣れで、ぐっすり。すばらしいご来光を見ることができ、最高でした。下山は若い娘達の早いこと。頂上から2時間弱で降りた娘たちです。

登山人口が増え、日本一の山にしてはチリはないのに少し汚れているような、山が泣いてているように感じました。私は簡易トイレも持って行ったのですが、身を隠して使えるような場所もなく、40年くらい前に見た、あこがれの富士山がこれだったのかと、自分もその登山者の一人なのに悲しくなりました。

でも誰も怪我もせず登れて幸せでした。もう一度機会があるものなら、お鉢一周をしたいものです。しかし、富士山は美しい姿を眺めているのがいいものでしょう。

堀口様の初登山記を参考に登った、初心者の登山体験でした。ありがとうございました。

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35 万歳・富士登山!(須走口)

行ってきました、富士山頂!!ほんの好奇心で登ることを決めたから、さぁ大変。2日も前になると、大丈夫か?やばいぞ!の繰り返し。藁にもすがる気持ちでこのホームページに飛び込みました。お陰様で誰一人高山病にならず、楽しく下山まで辿り着くことが出来、メンバー一同、心より御礼申し上げます。

2002年8月2−3日須走口5合目からメンバー構成: 40歳2名(男)、35歳2名(男)、35歳2名(女)、13歳(男)

1. 高山病対策。5合目で数時間体を慣らす。ゆっくり登り始める。ブリーズライト使用、腹式呼吸(2回吐いて1回吸う)、食べる酸素(効きました)。但し、頂上に着いて30分程横になったら、頭が軽く痛み始めました。登山中も(出来れば)あまり長く休まず、絶えず深く呼吸をしているといいのでは、という話がでました。

2. 寒さ対策。私達は、2:15amから登り始めたので、ご来光は6合目でした。日の出の頃が一番寒いといわれますが、その頃動いていたので、寒さはさほど感じなかった様に思います。先週、吉田口から登った友人は、7:00pmに登り始めたので、1:00am頃頂上に着いてしまい、ご来光まで待つ間、そりゃー寒かったと言っていました。頂上でご来光を見たい方は、ぎりぎりの時間に着くのも一手かと思います。手袋必携。シャツ、フリース、レインコート上下、ホカロン1つ。

3. 持ち物(余裕があれば)。下山の砂走りではスパッツがあると大分違います。食料は疲れてくると、いろいろ食べられないし、夏は傷むのも気になるところ。ウイダーインゼリーは良かったですよー。あと、伸び縮みの出来るステッキ。これがあるとないとでは大違いでした。金剛杖は女性には重いようです。懐中電灯は、ミニマグライトで十分でした。

もう、登っている最中は「何でこんなところに来ちゃったんだ」とか、「2度と登るもんかーっ」と思うのですが、筋肉痛もとれ、1週間も過ぎれば、あーまた登りたい、あー良かったと思うから不思議です。最後に、1時間でもいいですから、夜中から登る方は、睡眠をとってくださいね!!では、よい登山を!追記: 砂払いの売店のおじさんはおもしろい

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■36 須走口より

お勧めコース須走り口から8/15〜8/16見晴らし館1泊登山をしてきました。8/15は、御殿場のユースで泊まり、8/16本7合目で1泊。ゆっくりしたつもりでしたが8/16の山腹霧と雨で途中休めず砂走り下山本当にきつかったです。見晴館を4時15分頃出発し途中で日出を拝み7時に山頂へ着きました。山頂近くでのさんその薄さには思考が半分になりましたが、とてもいい思い出になりました。しかし天候が初日とても良かったので下界の景色は最高でした。

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■37  体験記No3のリベンジ編 富士山2(富士吉田口 ツアー)

2002年8月16日(金)山行人員  1名前回7月13日の富士登山は台風後の強風の為、8合目で中止になり泣く泣く引き返しました。天候悪化は私のせいでは有りません・・・・くやしくて何とかもう一度と、次は前と違うツアーに申し込みました。

富士山ツアーはさすがに人気が高く、沢山の旅行社が色んなプランを売り出しています。気の効いたプランのところは直ぐに満杯になります。希望の2泊3日の「お鉢巡りツアー」は満杯でしたので前と同じ旅行社のツアーも考えましたが違う山小屋に泊まるのも良いと、このプランにしました。8月16日(金)天候は晴れ、またも台風13号が接近しているがまだ影響は無さそう。0850名神高速にて京都出発(観光バス1台、45人乗りのところ参加者29名、ゆったりでルンルン、今回も若い娘さんが多い、13名がギャルで華やか、さすが人気の富士山・・・おじさんとしては嬉しくなる!)お盆でやはりかなりの停滞があり、16時頃5合目へ到着する予定が1830到着となりました。途中富士スバルラインでは大雨で少し不安。5合目到着、指定の「雲上閣」で着替えと夕食。小雨だがカッパを着る。今回のガイドさんの紹介と注意事項があり1925歩き開始、相変わらず馬糞の匂いが気になった。2030・6合目休憩→2125・7合目「花小屋」休憩、雨も止んだのでここでカッパを脱ぐ→ガイドさんはかなりlゆっくり歩く、団体のペースと高山病対策を考えての事らしい。

2145トモエ館→2155鎌岩館

2210富士一館→2224鳥居荘→空が晴れてきて星が綺麗、流れ星に一喜一憂、前回は物凄い強風だったのに今回は風はさわやか、風が無かったらこんなに登り安いのか!!→2234東洋館→2327・8合目太子館着、本日の宿泊場所であったが盆の停滞で時間を取られ寝る時間が無い。29名全員部屋に入り(ゆったりしていてGOOD!)朝食弁当(釜飯パック2個)を支給される、熱い!(ここで食べたら旨いだろな〜〜、事実食べた人が何人も居た、これが正解。私は御来光後にと食べず(・・・・・おかげで冷たく不味いものとなった)。しばしその場で寝ころんでまどろむが0030起床の声が・・・うむ〜眠たい・・0040太子館出発、ここで2名リタイヤ→0100蓬莱館→0132白雲荘、3200m地点

少し寒い、フリースのベストを着る

0150元祖室→0235富士山ホテル・3400m地点→0238富士山ホテル別館→0241トモエ館(休憩)

0312御来光館、霧雨があるがすぐに晴れる→0410・9合目鳥居だんだん明るくなってくる、ヘッドランプを消しても見える様になってくる。ここで登山道が混んできて中々進まない。何とかご来光は頂上で迎えたいと思っていたので焦る。ガイドさんが交通整理にでた、「元気のある人は右側を追い越して歩いてください」・・・つまり頂上直下では左側を息も絶え絶えに(!?)に歩く人と、右側は走って登る人と言うルートが自然に出来る。私は当然走って登る組・・・しかし何だろう〜〜1ヶ月前の富士登山では8合目付近で酸素不足で「うえーー」とエズイていたのに・・・・体は高所を一度体験すると、次はすぐに順応するのか・??・・・勿論呼吸は「息を最後まで吐き出して空気を吸う」と言う事を繰りえしてはいましたが! 頂上直下の鳥居を超え

0450頂上、沢山の人がご来光に備えている。

0456ご来光

0500空は青く、最高の「ご来光」でっせ!!

とにかくバンバンザイ、念願の頂上に立てた。ツアーなので時間が無く、お鉢巡りはできませんでしたが頂上の釜の中は覗けました。土産に富士山の石を採取する。少しの待ち時間で「釜飯パック」の朝食を食べるが、さめて硬くなりかけている、余り旨くない、しかしエネルギー補給と我慢して1パックやっと食べた、もう1パックと食べかけたが半分は残してしまった。ここで注意事項、ご来光を頂上で迎えようと焦って走って登らない事! 私は1度8合目まで登っているからか、幸い高山病はでなかったけど、走って登ったせいで頭痛がひどく、うずくまっている人を何人か見た。

0530ツアーの点呼後下山開始→0630・8合目休憩

  

皆連なってエンエンと下る。この下りが大変で下っても下ってもまだ下るのかと言う感じ、下の方のジグザグ道を見るといやになる。特に足の負担、特にひざのお皿の負担は体重と共に大きくなるからそれなりの対策が必要です。本当に膝がガクガクになり歩けなくなった人が2名いた。私は事前にこの大変な様子を「後悔しない富士登山」のホームページで知識を得ていたから、膝(ひざ)用のサポーターを持参、装着したおかげで事なきを得ました。ガイドさんもそれを心得ていてサポーターを何人分か用意されていて、歩けなくなった娘さん2人に装着し杖を貸し与え(ガイドさんは登頂時に登山ステッキを2本持っていたので、少しいぶかしく思っていたが後で聞くと下山時に貸し与える為との事・・・う〜〜ん、さすが、納得!!)ガイドさんに聞くと、「悪くなってからでは遅い、最初から膝のお皿の上と下を縛っておくと良い」との事、つまり高価なサポーター・プロテクターはいらない、三角巾か古ネクタイの様なベルト状の物で膝のお皿を固定すれば良いのです。「なるほど」と、感服しました。

ついでと言っては何ですが、「くるぶし」にも相当な負担がかかります。足の裏も然りです。つまり、登頂はスニーカーでも何とかなりますが下山は相当厳しい、長丁場を薄い靴底では足が耐えられません。(石がゴロゴロしている)事実地下足袋を履いた年配の方は耐え切れず馬の世話になっていました。(注・日本では登山靴が発達するまでは地下足袋<じかたび>がその役を担っていました。) 靴底が厚く、くるぶしを包める靴を推奨します。エンエンと歩き、もうマイッタ〜、と言う頃、10時07分・5合目に到着、途中「馬方さん」に「馬の誘い」を受けて困ったが断った。勧誘がキツイと思ったが、ガイドさんによると随分ましになったとの事・・・・馬方さんも生活がかかっているから、我々年配者を見ると勧誘がキツイ!

5合目到着、やれやれと胸をなでおろす。ここでしばし休憩、ガイドさんに別れを告げ1045現地発→地元の緑の休暇村で入浴、昼食。1315出発→東名高速を大阪へ→1540浜名湖SA→1920京都竹田着、バスツアーの皆さんとお別れ・・・しばしの間とは言え、同じ富士登山をした仲間・・何か感慨が・・・!! 皆さん有難う!

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■38 8月22〜23日の夜間登頂しました(富士宮口)

 自分は名古屋在住の18歳です。8月22日から23日に友達ふたりで富士山に行ってきました。

 名古屋を22日のAM11:00頃に出発しました。富士スカイラインでものすごい濃霧(雲の中のようでした)に襲われて、前を走る車のテールランプを頼りに走り、PM8:00に富士宮口5合目のPに到着しました。
 5合目の駐車場で1時間ほど仮眠をとって準備をして、PM10:00頃に出発しました。このとき外の気温は13℃でしたが風はなく少し肌寒い感じでした。肺がつまるような息苦しさを覚えて空気の薄さを実感しました。新6合目に到着したときには深呼吸しながら歩いていたのですが高度順応できず、Pで仮眠ではなく準備運動やウォーミングアップをしとけばよかったと後悔しました。
 6合目から雲の中に入ったようで霧が出てきましたが雨は降らず、問題なく登れました。新7合目あたりから雨が降ったり止んだり、強くなったり弱くなったりしました。このころから深呼吸しながら登っていたのが功をそうしたらしく多少呼吸が楽になりました。
 7合目から雨が強くなり、レインコート(これだけは、お金をかけて5000円のを買いました)を着ました。ただ、このとき軍手を濡らしてしまったのがあとあと影響してきました。8合目、山小屋の前のベンチで休んでいると雲がどんどんと下がっていくのが目に見えて分かり、15分ほどすると完全に雲はひき、月が出てきて月明かりだけで登れるようになりました。
 8合目〜9合目、一番気持ちよく登れました。月はとても明るく美しく、雲海はとても幻想的で神秘的で、すばらしかったです。
 9合目〜9合目5勺、とても寒いし坂も急で一番シンドかったです。友達は替えの軍手を忘れてしまったらしく、「手の寒さがシャレになんねぇ」とぼやいてました。
 9合目5勺〜、坂というより岩場といった感じで、もし、「太ももの筋肉を使わないように、より小さな歩幅で歩く」という原則を知らなかったら上りきれなかったかもしれません。友達は手の寒さが耐えられなくなったようで、それが影響して高山病にもかかったようでかなり苦しそうでしたが、意地だけで登っているといった感じで話しかけても頷くので精一杯でした。
 頂上に着いて、友達をおみやげ屋の前で座らせてから自分は朝日ヶ岳に移動して御来光(とても美しかったのですが自分は雲海の幻想的な色や形に意識を奪われてしまい息をすることさえもを忘れてしまうようでした)を眺めていると自分は高度に順応できたようで平地と同じように歩けるようになったのですが、友達は寒さに耐え切れなくなって、顔色も悪くなってきたのでお鉢巡りは断念して御殿場口から降りました。このとき気温3℃で風も強かったので雨具とフリースだけでは寒かったです。7合目から大砂走りが始まりましたがそれと同時に雲の中に入ってしまい、スピードが出せずにジレったかったです。宝永山の火口はとても大きくて圧倒されてしまいました。でもとても素晴らしかったです。Pに着いて靴を脱ぐとかかとの外側に水ぶくれができていました。

今回の登頂で大切だと思ったことは、
歩き方の基本の大切さ雨対策、そして寒さ対策です。替えのTシャツや軍手は持っていかないと駄目ですね。

感想としては、一度も登らぬバカに2度登る阿呆。と言ったとこですね。まぁ自分は阿呆になりそうですけどね。とても疲れましたが決して後悔はしません。友達も2度と登りたくないが後悔はしていないと言っていましたし。まぁ今度は一人で登ろうかなぁ。

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■39 富士登山から帰って来ました

 3日間の富士登山ツアー異常なく帰ってきました。女性7名男性5名、上は70歳から下は中学1年生までの幅広い年齢層のツアーでした。工程は、千歳から飛行機・バスと乗り継ぎ、4時頃富士5合目に到着『この間寝不足はだめ』との教えを守り十分に睡眠を取る。

 5合目で夕食を取り5時頃一泊目の7合目に向け出発。年なかたと女性が多い為2時間掛けて登るとの事。小生余裕の為ごみを拾いながら登る《これが後から体に変調をきたす事となりました。》
 7合目前でヘッドライト使用、ここらで高山病らしき人が出る。『指摘の通りでした』7合目に着き山小屋に入る。 疲れて腹が減るだろうとおにぎりを2人で3個持って行ったけどこれも指摘の通り食べられずでした。 ビールをと思っていたけどこれもだめでした。
 明くる朝4時30分起床、御来光を仰ぎ朝食後山頂へ向け出発、ここからもゴミ拾いをしながら話をしながらゆっくりと登りました。8合目付近で又一人高山病、本8合目で3人目が出ました。そして9合目を過ぎた頃、この付近からやっていたゴミ拾いに変調をきたしてきました。なんと私も高山病もどきになり、これからはゴミ拾いを止めひたすら山頂へ向け一目散でした。そして無事10合目に到着しました。
 ここで約30分位休憩して600円の味噌汁をすすり今度はお鉢めぐりに出発、この時は元気な3名に添乗さんとガイドさんの5名でした。30年前に天候で征服できなかったこの山頂とお鉢めぐりができ、「やった」と言う気持ちで感無量でした。この後2泊目の8合目まであっという間に下山した。 ここでビール1杯(350m l)を飲みのどを潤した。(この富士山で飲むビールの美味さを噛締めました。)
 あくる日の下山はあっという間に5合目に到着してしまいました。この間高山病の3名も逐次良くなり5合目では元気いっぱいでした。
 最後に1つだけ忘れ物をしてきました。それは最後に書いておられた山頂でしか売っていないステッカーを買ってくるのを忘れてきたからです。次回行ったときに買ってこようと思っています。ただ行けるかどうかが「?」ですが。
 このたびは《実録・富士登山「生まれて初めての富士登山」》を書いていただきありがとうございました。これは私達夫婦の不安だらけの初めての富士登山を後押ししてくれました、また勇気づけてくれました。ここに厚くお礼申し上げます。何時しか又どこかのページでお会いできる事を楽しみにしています。

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■40 健脚者の登山

 足に自信のある方向けの投稿です。8月26日、夏山最後の日に初めて富士山に登ってきました。『後悔しない富士山』を参考に、前日は、富士吉田市で1泊し、朝起きてから、登山ルートを決めました。天候が曇りだったので、河口湖口を選び、6:05 スバルライン駐車場発10:04 山頂10:45 お鉢めぐり発11:15 剣が峰11:28 剣が峰発12:05 山頂(一周完了)12:20 下山開始15:07 駐車場総時間 9時間の楽しい時間でした。初めて登ってわかったのですが、非常に整備されていて、山小屋が多く、財布さえ持っていれば、ザックもいらないということです。食料、水、雨具(防寒具)、その他たくさん持って行った私は、大変後悔してしまいました。健脚者は汗をかくので、気温5度でも、寒くないのです。

おそるべきは、保育園児下りはゆっくり降りる私なのですが、『さ、出発しますよー』の保母さんの声。50人ぐらいの団体(園児約20人)さんなので、追い抜くのが大変そうだと思い、急いでザックを担ぐ私。200Mぐらい先行した私なのですが、後ろから、ざくざくとしのびよる足音。振り返ると20Mぐらい後ろに、ものすごい速度で可愛い子達がせまってくるではありませんか。50人追い抜き、100人追い抜きなんと、7合目のトイレ付近まで、その足音に悩まされながら、下山するはめになりました。トイレの15分分ぐらい上で、園児達は、休憩をとってくれたと思うのですが、その間、約1時間半も、ろくな休憩もとらずに歩いてきました。8月26日。園児に抜かれた数多くの若者たちよ。恥ずかしがることはありません。あの子達が異常なのです。

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